ブログ記事の文字数の目安は?長さはSEOに関係ない理由を解説

「ブログ記事って何文字書いたらいいのかな?」
「ブログ記事って長く書いたほうがSEOで上位表示するんでしょ?」

こんな風に思っている方も多いと思います。

たしかに検索上位には長文記事が多いですが、だからと言って文字数を多く書けばSEOで上位表示できるわけではありません。

そこで今回は『ブログ記事の文字数の目安』について解説していきます。

『記事の長さがSEOに関係ない理由』もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ブログの文字数の目安

ブログの文字数は、狙うキーワードで1位の記事を目安にしてみてください。

1位の記事は現時点でGoogleが『そのキーワードに対しての最適な答え』と評価しているからこそ1位になっているからです。

つまり、読者の検索意図を満たすには、その位の文字数は必要という判断です。

その文字数よりも少なければ、必要な情報が抜けているかもしれません。

文字数が多ければ上位表示できるわけではありませんが、読者の検索意図を満たすためには、1位の記事の文字数が一つの目安になります。

 

ただし、あまり文字数を増やすことにこだわらないでください。

文字数を増やそうと長い記事を書いてしまうと、余計な情報(ノイズ)が入ってしまう可能性があります。

ノイズが入ると検索意図に合っていないと判断され、逆に順位が上がらないことがあります。

また、自分のブログ内の他の記事と検索意図が被ってカニバリになってしまうこともあります。

ですから、記事を書くときには、文字数を意識しすぎて余計な情報まで書かないように気を付けましょう。

文字数の目安は狙うキーワードで変わる

文字数の目安は狙うキーワードで変わります。

実際にいくつかのキーワードで検索して1位の記事の文字数をカウントしてみると、このようになりました。

  • キーワード①:2470文字
  • キーワード②:5775文字
  • キーワード③:11368文字

これはあくまでも一例ですが、文字数が少ない記事と多い記事では4倍以上の差があります。

だからこそ、ブログ記事は一律で『〇〇文字書けば良い』とは言えないのです。

このように文字数の目安は狙うキーワードで変わるということを理解しておきましょう。

文字数のカウント方法

ちなみに、ブログ記事の文字数をカウントするには、ネット上のツールを使うと便利です。

僕がよく使っているのは、ラッコツールズの文字数カウントです。
⇒ ラッコツールズの文字数カウント

記事を全文コピーして貼り付けると、このように一瞬で文字数をカウントしてくれます。

ラッコツールズの文字数カウント

無料で使える文字数カウントツールは他にもたくさんありますが、ラッコツールが一番見やすいと思いますので、ぜひ試してみてください。

記事の長さはSEOに関係ない理由

1位の記事が一番長いとは限らないから

記事が長ければSEOで上位表示できるわけではありません。

なぜなら1位の記事が一番長いとは限らないからです。

とあるキーワードの検索順位1~5位までの文字数をカウントしてみた結果がこちらです。

  • 1位:3481文字
  • 2位:1989文字
  • 3位:1894文字
  • 4位:3863文字
  • 5位:6952文字

1位の記事は2・3位の記事よりは文字数が多いですが、4・5位の記事よりは文字数が少なくなっています。

2・3位の記事に至っては、5位の記事の1/3以下の長さにも関わらず、順位が上です。

ですから、記事が長ければ上位表示できるわけではないということになります。

検索順位は日々変わるから

先ほどの事例の1位は当ブログ内の記事なのですが、実は10日前までは4位でした。

検索順位

このように検索順位は日々変わっています。

これも記事が長ければSEOで上位表示できるわけではない理由の一つとして押さえておきましょう。

まとめ

今回は『ブログ記事の文字数の目安』について解説してきました。

  • 記事の文字数は、狙うキーワードで1位の記事を目安にする
  • キーワードによって1位の記事の文字数が異なるため、一律の目安はない
  • 文字数のカウントにはラッコツールズが便利
  • 記事の長さはSEOに関係ない理由
    1. 1位の記事が一番長いとは限らないから
    2. 検索順位は日々変わるから

色んなキーワードで検索すると、長い記事が上位表示しているように見えますが、その感覚は正しいです。

ただ、今回の記事でもお伝えしたように、文字数が多いから上位表示しているわけではありません。

読者の検索意図を満たすために、結果的に文字数が多くなっているだけです。

ですから、大事なのは文字数ではなく、読者の検索意図を満たすことです。

上位記事の文字数を目安にするのは良いですが、狙ったキーワードの検索意図を意識することも忘れないでくださいね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする