Google検索で順位が圏外なのはなぜ?その理由と対策6選

せっかく記事を書いても、Google検索で圏外だとガッカリしますよね。

順位が付かずアクセスも集まらなくて悩んでいる方も多いと思います。

確かにGoogle検索で順位を獲得するのは簡単ではありませんが、圏外になってしまう理由を理解して取り組めば、順位獲得の可能性を上げることができます。

 

そこで今回は『Google検索で順位が圏外になる理由と対策』を6つ解説していきます。

僕もこの6つの対策を実践することで、このブログではほぼ全ての記事が狙ったキーワードで順位を獲得できています。

アクセス数もこの1年で2倍に伸ばすことに成功したやり方なので、ぜひ参考にしてください。

Google検索で順位が圏外になる理由と対策6選

動画でも解説しています。

順位チェックツールの設定

理由①順位チェックツールの設定

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の一つ目は『順位チェックツールの設定』です。

検索順位の圏外というのは通常101位以下のことを言いますが、使っている順位チェックツールが100位までチェックしていない可能性も考えられます。

例えば、記事の順位が本当は51位だったとしても、順位チェックツールが50位までしかチェックしていなければ、その記事は圏外という判断になってしまいます。

ですから、利用している順位チェックツールの設定を確認してみましょう。

 

GRCを利用している方は、上のメニューから『検索設定 ⇒ 順位チェック範囲』で何位までチェックしているか確認できます。

GRCの『検索設定 ⇒ 順位チェック範囲』※ Googleが『100位』までになっていればOKです

そもそも順位チェックツールを使っていなかった方は、こちらの記事でGRCの使い方を解説していますので、導入を検討してみてください。

YMYLジャンルで記事を書いている

理由②YMYLジャンルで記事を書いている

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の二つ目は『YMYLジャンルで記事を書いている』ことです。

YMYLというのは『Your Money or Your Life』の略です。

日本語に訳すと『お金や健康など人生に大きな影響を与えるジャンル』のことで、具体的には医療・健康・金融・法律などが該当します。

このYMYLジャンルに該当するキーワードについてGoogleは特に厳しい基準で評価しており、医者・製薬会社・金融機関・法律家・公的機関など、信頼性の高いサイトしか上位表示できないようになっています。

僕たち一般人ブロガーがどんなに良い記事を書いても、順位獲得はほぼ不可能というわけです。

ですから、YMYLジャンルに該当するキーワードに関しては、『避けること』が対策になります。

 

では、YMYLに該当するキーワードかどうか、どうやって判断したら良いのか?

それは、実際に検索して上位記事を確認してみることです。

検索上位に個人ブロガーの記事がなく、先ほどお伝えしたような信頼性の高いサイトしかなければ、そもそも上位表示は無理なので避けるという判断になります。

 

また、中には「これってYMYLジャンルじゃないの?」と思うキーワードでも、検索したら個人ブロガーの記事が上位表示している場合もあります。

個人ブロガーの記事が上位表示しているなら順位獲得できる可能性がありますので、YMYLと思われるキーワードでも記事を書いても構いません。

ただし、今はGoogleがYMYLと判断していないだけで、いずれYMYLに該当する可能性はありますので、その点は理解しておきましょう。

ライバルが強すぎる

理由③ライバルが強すぎる

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の三つ目は『ライバルが強すぎる』ことです。

ライバルが強すぎるというのは、考え方としてはYMYLと一緒で実際に検索して判断します。

記事を書こうとしているキーワードで検索してみたら、上位は企業が運営するサイトばかりで、個人ブロガーの記事がない。

このようなキーワードはライバルが強すぎると判断します。

ちなみに企業が運営しているかどうかは、サイト内の『運営元情報』などを見て確認してください。

ライバルが強すぎるキーワードは、YMYLに比べるとまだ上位表示の可能性はありますが、かなり難しいと思っておいてください。

過去に書いた記事を振り返ってみて、ライバルが強すぎるキーワードを選んでいた方は、今後は個人ブロガーの記事が上位表示していて、勝てそうなキーワードを選んでいきましょう。

 

また、上位表示できるキーワードかどうかは、ライバルの多さで判断してみるのもオススメです。

キーワードの前に『allintitle:』を付けて検索するallintitle検索を行うと、そのキーワードを狙って書いているライバルの数が分かります。

例えば、『WordPress ○○』というキーワードでallintile検索をしてみた結果がこちらです。

ライバルが多いキーワードの例

この場合、ライバルが13200記事ありますので、順位獲得はかなり難しいと判断できます。

 

しかし、『Cocoon ○○』というキーワードでallintile検索をしてみたところ、

ライバルが少ないキーワードの例

ライバルは4記事しかいないため、このようなキーワードなら検索意図を外さなければ、わりと簡単に順位を獲得することができます。

 

実際、このキーワードは当ブログで記事を書いていますが、このように記事を公開してからすぐに順位が付き、約1ヶ月で1位を獲得することができました。

約1ヶ月で1位を獲得することができた例

allintitle検索は手間がかかりますが、ライバルが少ないキーワードを探したい方は、ぜひ試してみてください。

ライバルに負けている

理由④ライバルに負けている

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の四つ目は『ライバルに負けている』ことです。

検索順位は相対評価、つまりライバル記事との比較で決まっています。

Googleは200項目以上の評価基準をもとにスコアリングして順位を決めていると言われています。

ですから、順位獲得するためには、ライバルに勝てる中身にする必要があります。

 

また、順位が圏外ということは、自分の記事より上に最低でも100記事以上あるということです。

しかし、ライバル記事に勝って順位獲得するためには、30位や50位などの中途半端な順位の記事は意識する必要はありません。

もちろん圏外より30位のほうが良いですが、30位の記事に勝って29位になっても、ほとんどアクセスは集まらないからです。

順位獲得してブログにアクセスを集めたいなら、検索上位1~10位の記事に勝てるよう意識していきましょう。

 

では、具体的にどのようにしてライバルに勝てる記事を書いたらいいのか?

そのポイントはこの3つです。

  1. 網羅性:ライバルが書いている情報やユーザーの検索意図を網羅する
  2. 独自性:ライバルが書いていない役立つ情報を加える
    (自分の経験・体験・感想などの1次情報を入れる)
  3. 関連性:同じテーマで記事を書いてブログ全体で関連性を高める

ライバルに記事の質で負けていると感じている場合は、上記のポイントを意識して取り組んでみてください。

記事を公開してから間もない

理由⑤記事を公開してから間もない

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の五つ目は『記事を公開してから間もない』ことです。

基本的に新しく書いた記事が順位を獲得するまでには時間がかかります。

狙っているキーワードにもよりますが、できれば3ヶ月~半年程度は待ってみてください。

僕のブログで今は1位を獲得している記事でも、このように公開から数ヵ月はほとんど順位を獲得できなかった記事はたくさんあります。

公開から数ヵ月間ほとんど順位を獲得できなかった記事の例

 

もちろんライバルが少ないキーワードを狙ったり、運営歴が長くドメインパワーが強いブログなら、順位獲得はもっと早い場合もあります。

しかし、記事を公開して間もないうちは圏外が普通です。

記事を公開してから間もないうちは、待つしかないと思っておきましょう。

公開して数ヵ月間は待っていれば順位獲得・上位表示の可能性がありますから、まだ焦る必要はありません。

3ヶ月~半年程度待っても順位獲得できないようなら、リライトを検討してみてください。

Googleのアップデート

理由⑥Googleのアップデート

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の六つ目は『Googleのアップデート』です。

Googleのアップデートは『Googleの評価基準が変わること』と考えると分かりやすいと思います。

評価項目の中で重視する項目や配点が変わったり、新たな評価項目が加わったり。

このように評価基準が変わることによって順位に変化が起こるということです。

特にそれまで順位が安定していた記事が圏外に落ちてしまったときは、Googleのアップデートが原因の可能性が高いと考えられます。

 

ただし、Googleのアップデートが原因で圏外に落ちたとしても、焦ってリライトしたりするのは禁物です。

なぜならGoogleのアップデートは数日かかるからです。

特に年に数回あるコアアップデートは2週間ほど続き、終わったあとも反動で順位が安定しないことがあります。

検索上位から圏外に落ちても、また次の日には上位に戻ってくることもよくあります。

Googleのアップデートに関しては、Twitterでリアルタイムで参考になる情報をつぶやいてくれる方がたくさんいますので、日頃からウォッチしてみてください。

何度も経験すると「またか」という感じで、冷静に対応できるようになります。

 

アップデートが終わって数日待っても順位が戻らないなら、今のGoogleの基準ではその記事は順位獲得できないという判断になります。

そして、今上位表示している記事が『現在の基準で評価されている記事=上位表示するための正解』と考えることができます。

ですから、上位記事と自分の記事との差を埋めることを意識してリライトを行い、もう一度順位獲得・上位表示を目指していきましょう。

まとめ

今回は『Google検索で順位が圏外になる理由と対策』について解説してきました。

内容をまとめると、順位獲得するために行うことはこの6つになります。

  1. 検索順位チェックツールの設定を確認
  2. YMYLジャンルは避ける
  3. ライバルに勝てるキーワードを選ぶ
  4. ライバルに勝てる中身にする
  5. 記事作成後は3ヶ月~半年は様子見
  6. 圏外に落ちたら、落ち着いてからリライト

記事を書いても順位獲得できない方は、ぜひ今回の内容を参考に取り組んでみてください。

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