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allintitle検索の使い方!ライバルチェックの方法と注意点を解説

今回は『allintitle検索の効果的な使い方』について解説していきます。

この記事でお伝えするやり方で取り組めば、効率的にお宝キーワードを見つけて検索上位を目指せるようになります。

当ブログでもallintitle検索を活用することで短期間で上位表示に成功した記事がたくさんありますが、最近書いた記事もこのように公開翌日に5位になりました。

短期間で上位表示に成功した例

上位表示しやすいキーワードを選ぶためのライバルチェックの方法と注意点を具体的にお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

allintitle検索の使い方

allintitle検索は、キーワードの前に『allintitle:』をつけて検索する方法です。

忘れてはいけないのが『:』(半角コロン)をつけること。

『;』(セミコロン)や『:』(全角コロン)と間違えやすいので、気を付けましょう。

  • 『:』(半角コロン) OK
  • 『;』(セミコロン) NG
  • 『:』(全角コロン) NG

 

そして、キーワードの前に『allintitle:』と入れて検索することで、そのキーワードをタイトルに入れている記事一覧と件数が確認できます。

例えば今回の冒頭で紹介した事例の場合、このキーワードをタイトルに含んだ記事は2件しかないという判断になります。

allintitle検索の事例
※ 2022年3月28日現在

2件中1件は当ブログの記事なので、僕が書く前は1件しかありませんでした。

allintitle検索を使うべき理由

タイトルにキーワードを入れる理由は、ただ一つ。

そのキーワードで上位表示させたいからです。

ブログ記事で狙うキーワードは、記事タイトルに入れるのが基本です。

ですから、allintitle検索を行うことで『そのキーワードで狙って書かれた記事の数 = ライバルの数』を知ることができます。

 

そして、『ライバルが多いキーワード』と『少ないキーワード』、どちらが上位表示させやすいか?

それはもちろん『ライバルの少ないキーワード』ですよね。

だからこそ、allintitle検索を使ってライバルの少ないキーワードを探して記事を書いていけば、効率的に上位表示が目指せるようになります。

これがallintitle検索を使うべき理由です。

個人的な感覚としては、allintitle数が2桁のキーワードは順位獲得しやすく、1桁のキーワードは上位表示させやすいです。

もちろん、必ずしも『ライバルが多い = ライバルが強い』『ライバルが少ない = ライバルが弱い』とは限りません。

しかし、サイト作成初期でドメインがまだ弱い時期や、どのキーワードで書こうか悩んだ時などには、ぜひ一つの目安として参考にしてみてください。

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点

allintitle検索でライバルの数が分かるからと言って、片っ端からライバルの少ないキーワードで記事を書けば良いというわけではありません。

allintitle検索を使えば、無限にライバルの少ないキーワードが見つかるので、これだけに頼ってキーワードを選ぶのは逆に危険です。

そこでここからはallintitle検索でライバルチェックする時の注意点をお伝えしていきます。

需要がないキーワードを選ばない

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点の一つ目は『需要がないキーワードを選ばない』ことです。

需要がないキーワードとは、つまり誰も検索していないキーワードのことです。

誰も検索していないキーワードを、わざわざ狙って書こうとするブロガーはあまりいません。

誰も検索していないキーワードで記事を書いても、アクセスは集まらないからです。

需要がないキーワードは、必然的にallintitle検索数も少なくなりやすいため気を付けましょう。

※ 需要があってライバルが少ないキーワードの選び方は『allintitle検索を活用したキーワード選定3ステップ』でお伝えします

ライバルが少ないと思ってはいけないキーワード

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点の二つ目は『ライバルが少ないと思ってはいけないキーワードがある』ことです。

例えば、こちらはallintitle数が57件なので、狙いやすいキーワードに思えるかもしれません。

allintitle数が57件のキーワード

 

しかし、検索意図が全く同じと考えられるこちらのキーワードでチェックしてみたところ、397件という結果になりました。

検索意図が同じキーワードではallintitleが397件

文章系キーワードはそのままタイトルに入っている記事が少ないため、allintitle数が少なくなりがちです。

allintile数が少ないと思って記事を書くと、意外に順位が上がらないと感じることが多くなります。

だからと言って「文章系キーワードを狙ってはダメ」というわけではありませんが、実際はもっとライバルが多いということを理解しておきましょう。

ライバルが少ないからと言って簡単に順位獲得できるわけではない

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点の三つ目は『ライバルが少ないからと言って簡単に順位獲得できるわけではない』ということです。

allintitle検索の結果と通常の検索結果を比べてみると、必ずしもタイトルにキーワードを含んだ記事が上位表示しているわけではないことが分かります。

これはつまり、タイトルにキーワードを含んだ記事がユーザーの検索意図を満たすことができていないために、検索意図が近い他の記事をGoogleが上位表示させているためと考えられます。

ですから、ユーザーの検索意図を満たす記事を書かないと、どんなにライバルが少ないキーワードを狙っても上位表示はできません。

ライバルが少ないキーワードでも、手を抜かずしっかり質の高い記事を書くよう心がけましょう。

allintitle検索を活用したキーワード選定3ステップ

ここからは僕が普段行っているallintitle検索を活用したキーワード選定のやり方をご紹介していきます。

ステップ1:関連キーワードを取得

まずは需要のあるキーワードを見つけるために、実際に検索されているGoogleサジェストキーワードを取得します。

Googleサジェストキーワードはラッコキーワードというツールを使うと簡単に抽出できます。

ラッコキーワードでサジェストキーワードを抽出

右上の『全キーワードコピー(重複除去)』をクリックし、抽出したキーワードをコピーして次の手順に進みます。

※ ラッコキーワードの詳しい使い方はこちらで解説しています

ステップ2:検索ボリュームの確認

次に、ラッコキーワードで抽出したサジェストキーワードの検索ボリュームをチェックします。

サジェストキーワードの中にも需要がほとんどないキーワードがあるため、検索ボリュームを調べることで需要があるかどうか確認します。

検索ボリュームのチェックで使うのは、Googleキーワードプランナーです。

先ほどラッコキーワードで抽出したキーワードを調べた結果がこちらです。

キーワードプランナーで検索ボリュームをチェック

『ダウンロード』(下向きの矢印)ボタンをクリックすれば、データの保存ができます。

ステップ3:allintitle検索でライバルチェック

最後に、allintitle検索数をチェックしていきます。

キーワードプランナーで抽出したデータファイルに、allintitleの項目を入れて、チェックした結果がこちらです。

allintitleの項目を入れてチェックしたキーワードリスト

※ 要らない項目を削除して、見やすいように加工しています。

 

このように検索ボリュームがあってallintitle検索数が少ないキーワードが狙い目です。

検索ボリュームがあってallintitle検索数が少ないキーワードが狙い目

allintile検索を活用すれば、上位表示しやすいキーワードがゴロゴロ見つかりますので、ぜひ今お伝えしてきた手順でキーワードリストを作ってみてください。

allintitle検索のデメリット

allintitle検索には、一つ大きなデメリットがあります。

それは非常に手間がかかることです。

先ほどの『秋田県』を軸にしたサジェストキーワードの結果は889個ありましたが、これを一つ一つ手動で検索していくのは、正直面倒なはずです。

いくら「お宝キーワードが見つかるかも」と思っても、時間がかかり過ぎて、途中で心が折れてしまうかもしれません。

 

そこでオススメなのが、allintitle検索もツールを使ってしまうこと。

僕も愛用しているコンテンツスカウターZなら、それが可能です。

検索ボリュームが500なのにallintitleが一桁のキーワード

ちなみに先ほど掲載したallintitle検索数のデータも、実はこのツールでチェックした結果を貼り付けただけです。

パソコンの動作環境によっても変わりますが、今回889個のキーワードをチェックするのにかかったのは1時間ほどでした。

もちろんツールが自動でやってくれるので、その間は何をしようと自由です。

詳しくはこちらでレビューしてますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回は『allintitle検索の効果的な使い方』について解説してきました。

  • 『allintitle』検索を使えば、そのキーワードを狙っているライバル記事の数がチェックできる
  • allintitle検索でライバルチェックする時の注意点
    1. 需要がないキーワードを選ばない
    2. ライバルが少ないと思ってはいけないキーワードがある
    3. ライバルが少ないからと言って簡単に順位獲得できるわけではない
  • allintitle検索を活用したキーワード選定3ステップ
    1. 関連キーワードを取得
    2. 検索ボリュームの確認
    3. allintitle検索でライバルチェック
  • allintitle検索のデメリット:手間がかかること

今回お伝えした内容を実践すれば「検索ニーズがあって、ライバルの少ないキーワード」を見つけられるようになります。

ぜひ今後のSEO対策に活かしてもらえると幸いです。


allintitle検索の使い方!ライバルチェックの方法と注意点を解説

今回は『allintitle検索の効果的な使い方』について解説していきます。

この記事でお伝えするやり方で取り組めば、効率的にお宝キーワードを見つけて検索上位を目指せるようになります。

当ブログでもallintitle検索を活用することで短期間で上位表示に成功した記事がたくさんありますが、最近書いた記事もこのように公開翌日に5位になりました。

短期間で上位表示に成功した例

上位表示しやすいキーワードを選ぶためのライバルチェックの方法と注意点を具体的にお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

動画でも解説しています。

allintitle検索の使い方

allintitle検索は、キーワードの前に『allintitle:』をつけて検索する方法です。

忘れてはいけないのが『:』(半角コロン)をつけること。

『;』(セミコロン)や『:』(全角コロン)と間違えやすいので、気を付けましょう。

  • 『:』(半角コロン) OK
  • 『;』(セミコロン) NG
  • 『:』(全角コロン) NG

 

そして、キーワードの前に『allintitle:』と入れて検索することで、そのキーワードをタイトルに入れている記事一覧と件数が確認できます。

例えば今回の冒頭で紹介した事例の場合、このキーワードをタイトルに含んだ記事は2件しかないという判断になります。

allintitle検索の事例
※ 2022年3月28日現在

2件中1件は当ブログの記事なので、僕が書く前は1件しかありませんでした。

allintitle検索を使うべき理由

タイトルにキーワードを入れる理由は、ただ一つ。

そのキーワードで上位表示させたいからです。

ブログ記事で狙うキーワードは、記事タイトルに入れるのが基本です。

ですから、allintitle検索を行うことで『そのキーワードで狙って書かれた記事の数 = ライバルの数』を知ることができます。

 

そして、『ライバルが多いキーワード』と『少ないキーワード』、どちらが上位表示させやすいか?

それはもちろん『ライバルの少ないキーワード』ですよね。

だからこそ、allintitle検索を使ってライバルの少ないキーワードを探して記事を書いていけば、効率的に上位表示が目指せるようになります。

これがallintitle検索を使うべき理由です。

個人的な感覚としては、allintitle数が2桁のキーワードは順位獲得しやすく、1桁のキーワードは上位表示させやすいです。

もちろん、必ずしも『ライバルが多い = ライバルが強い』『ライバルが少ない = ライバルが弱い』とは限りません。

しかし、サイト作成初期でドメインがまだ弱い時期や、どのキーワードで書こうか悩んだ時などには、ぜひ一つの目安として参考にしてみてください。

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点

allintitle検索でライバルの数が分かるからと言って、片っ端からライバルの少ないキーワードで記事を書けば良いというわけではありません。

allintitle検索を使えば、無限にライバルの少ないキーワードが見つかるので、これだけに頼ってキーワードを選ぶのは逆に危険です。

そこでここからはallintitle検索でライバルチェックする時の注意点をお伝えしていきます。

需要がないキーワードを選ばない

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点の一つ目は『需要がないキーワードを選ばない』ことです。

需要がないキーワードとは、つまり誰も検索していないキーワードのことです。

誰も検索していないキーワードを、わざわざ狙って書こうとするブロガーはあまりいません。

誰も検索していないキーワードで記事を書いても、アクセスは集まらないからです。

需要がないキーワードは、必然的にallintitle検索数も少なくなりやすいため気を付けましょう。

※ 需要があってライバルが少ないキーワードの選び方は『allintitle検索を活用したキーワード選定3ステップ』でお伝えします

ライバルが少ないと思ってはいけないキーワード

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点の二つ目は『ライバルが少ないと思ってはいけないキーワードがある』ことです。

例えば、こちらはallintitle数が57件なので、狙いやすいキーワードに思えるかもしれません。

allintitle数が57件のキーワード

 

しかし、検索意図が全く同じと考えられるこちらのキーワードでチェックしてみたところ、397件という結果になりました。

検索意図が同じキーワードではallintitleが397件

文章系キーワードはそのままタイトルに入っている記事が少ないため、allintitle数が少なくなりがちです。

allintile数が少ないと思って記事を書くと、意外に順位が上がらないと感じることが多くなります。

だからと言って「文章系キーワードを狙ってはダメ」というわけではありませんが、実際はもっとライバルが多いということを理解しておきましょう。

ライバルが少ないからと言って簡単に順位獲得できるわけではない

allintitle検索でライバルチェックする時の注意点の三つ目は『ライバルが少ないからと言って簡単に順位獲得できるわけではない』ということです。

allintitle検索の結果と通常の検索結果を比べてみると、必ずしもタイトルにキーワードを含んだ記事が上位表示しているわけではないことが分かります。

これはつまり、タイトルにキーワードを含んだ記事がユーザーの検索意図を満たすことができていないために、検索意図が近い他の記事をGoogleが上位表示させているためと考えられます。

ですから、ユーザーの検索意図を満たす記事を書かないと、どんなにライバルが少ないキーワードを狙っても上位表示はできません。

ライバルが少ないキーワードでも、手を抜かずしっかり質の高い記事を書くよう心がけましょう。

allintitle検索を活用したキーワード選定3ステップ

ここからは僕が普段行っているallintitle検索を活用したキーワード選定のやり方をご紹介していきます。

ステップ1:関連キーワードを取得

まずは需要のあるキーワードを見つけるために、実際に検索されているGoogleサジェストキーワードを取得します。

Googleサジェストキーワードはラッコキーワードというツールを使うと簡単に抽出できます。

ラッコキーワードでサジェストキーワードを抽出

右上の『全キーワードコピー(重複除去)』をクリックし、抽出したキーワードをコピーして次の手順に進みます。

※ ラッコキーワードの詳しい使い方はこちらで解説しています

ステップ2:検索ボリュームの確認

次に、ラッコキーワードで抽出したサジェストキーワードの検索ボリュームをチェックします。

サジェストキーワードの中にも需要がほとんどないキーワードがあるため、検索ボリュームを調べることで需要があるかどうか確認します。

検索ボリュームのチェックで使うのは、Googleキーワードプランナーです。

先ほどラッコキーワードで抽出したキーワードを調べた結果がこちらです。

キーワードプランナーで検索ボリュームをチェック

『ダウンロード』(下向きの矢印)ボタンをクリックすれば、データの保存ができます。

ステップ3:allintitle検索でライバルチェック

最後に、allintitle検索数をチェックしていきます。

キーワードプランナーで抽出したデータファイルに、allintitleの項目を入れて、チェックした結果がこちらです。

allintitleの項目を入れてチェックしたキーワードリスト

※ 要らない項目を削除して、見やすいように加工しています。

 

このように検索ボリュームがあってallintitle検索数が少ないキーワードが狙い目です。

検索ボリュームがあってallintitle検索数が少ないキーワードが狙い目

allintile検索を活用すれば、上位表示しやすいキーワードがゴロゴロ見つかりますので、ぜひ今お伝えしてきた手順でキーワードリストを作ってみてください。

allintitle検索のデメリット

allintitle検索には、一つ大きなデメリットがあります。

それは非常に手間がかかることです。

先ほどの『秋田県』を軸にしたサジェストキーワードの結果は889個ありましたが、これを一つ一つ手動で検索していくのは、正直面倒なはずです。

いくら「お宝キーワードが見つかるかも」と思っても、時間がかかり過ぎて、途中で心が折れてしまうかもしれません。

 

そこでオススメなのが、allintitle検索もツールを使ってしまうこと。

僕も愛用しているキーワードスカウターSTなら、それが可能です。

キーワードスカウターST

ちなみに先ほど掲載したallintitle検索数のデータも、実はこのツールでチェックした結果を貼り付けただけです。

パソコンの動作環境によっても変わりますが、今回889個のキーワードをチェックするのにかかったのは1時間ほどでした。

寝る前や外出前に設定しておけば、効率良くライバルの少ないキーワードを見つけられるようになるでしょう。

まとめ

今回は『allintitle検索の効果的な使い方』について解説してきました。

  • 『allintitle』検索を使えば、そのキーワードを狙っているライバル記事の数がチェックできる
  • allintitle検索でライバルチェックする時の注意点
    1. 需要がないキーワードを選ばない
    2. ライバルが少ないと思ってはいけないキーワードがある
    3. ライバルが少ないからと言って簡単に順位獲得できるわけではない
  • allintitle検索を活用したキーワード選定3ステップ
    1. 関連キーワードを取得
    2. 検索ボリュームの確認
    3. allintitle検索でライバルチェック
  • allintitle検索のデメリット:手間がかかること

今回お伝えした内容を実践すれば「検索ニーズがあって、ライバルの少ないキーワード」を見つけられるようになります。

ぜひ今後のSEO対策に活かしてもらえると幸いです。


Google検索で順位が圏外なのはなぜ?その理由と対策6選

せっかく記事を書いても、Google検索で圏外だとガッカリしますよね。

順位が付かずアクセスも集まらなくて悩んでいる方も多いと思います。

確かにGoogle検索で順位を獲得するのは簡単ではありませんが、圏外になってしまう理由を理解して取り組めば、順位獲得の可能性を上げることができます。

 

そこで今回は『Google検索で順位が圏外になる理由と対策』を6つ解説していきます。

僕もこの6つの対策を実践することで、このブログではほぼ全ての記事が狙ったキーワードで順位を獲得できています。

アクセス数もこの1年で2倍に伸ばすことに成功したやり方なので、ぜひ参考にしてください。

Google検索で順位が圏外になる理由と対策6選

動画でも解説しています。

順位チェックツールの設定

理由①順位チェックツールの設定

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の一つ目は『順位チェックツールの設定』です。

検索順位の圏外というのは通常101位以下のことを言いますが、使っている順位チェックツールが100位までチェックしていない可能性も考えられます。

例えば、記事の順位が本当は51位だったとしても、順位チェックツールが50位までしかチェックしていなければ、その記事は圏外という判断になってしまいます。

ですから、利用している順位チェックツールの設定を確認してみましょう。

 

GRCを利用している方は、上のメニューから『検索設定 ⇒ 順位チェック範囲』で何位までチェックしているか確認できます。

GRCの『検索設定 ⇒ 順位チェック範囲』※ Googleが『100位』までになっていればOKです

そもそも順位チェックツールを使っていなかった方は、こちらの記事でGRCの使い方を解説していますので、導入を検討してみてください。

YMYLジャンルで記事を書いている

理由②YMYLジャンルで記事を書いている

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の二つ目は『YMYLジャンルで記事を書いている』ことです。

YMYLというのは『Your Money or Your Life』の略です。

日本語に訳すと『お金や健康など人生に大きな影響を与えるジャンル』のことで、具体的には医療・健康・金融・法律などが該当します。

このYMYLジャンルに該当するキーワードについてGoogleは特に厳しい基準で評価しており、医者・製薬会社・金融機関・法律家・公的機関など、信頼性の高いサイトしか上位表示できないようになっています。

僕たち一般人ブロガーがどんなに良い記事を書いても、順位獲得はほぼ不可能というわけです。

ですから、YMYLジャンルに該当するキーワードに関しては、『避けること』が対策になります。

 

では、YMYLに該当するキーワードかどうか、どうやって判断したら良いのか?

それは、実際に検索して上位記事を確認してみることです。

検索上位に個人ブロガーの記事がなく、先ほどお伝えしたような信頼性の高いサイトしかなければ、そもそも上位表示は無理なので避けるという判断になります。

 

また、中には「これってYMYLジャンルじゃないの?」と思うキーワードでも、検索したら個人ブロガーの記事が上位表示している場合もあります。

個人ブロガーの記事が上位表示しているなら順位獲得できる可能性がありますので、YMYLと思われるキーワードでも記事を書いても構いません。

ただし、今はGoogleがYMYLと判断していないだけで、いずれYMYLに該当する可能性はありますので、その点は理解しておきましょう。

ライバルが強すぎる

理由③ライバルが強すぎる

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の三つ目は『ライバルが強すぎる』ことです。

ライバルが強すぎるというのは、考え方としてはYMYLと一緒で実際に検索して判断します。

記事を書こうとしているキーワードで検索してみたら、上位は企業が運営するサイトばかりで、個人ブロガーの記事がない。

このようなキーワードはライバルが強すぎると判断します。

ちなみに企業が運営しているかどうかは、サイト内の『運営元情報』などを見て確認してください。

ライバルが強すぎるキーワードは、YMYLに比べるとまだ上位表示の可能性はありますが、かなり難しいと思っておいてください。

過去に書いた記事を振り返ってみて、ライバルが強すぎるキーワードを選んでいた方は、今後は個人ブロガーの記事が上位表示していて、勝てそうなキーワードを選んでいきましょう。

 

また、上位表示できるキーワードかどうかは、ライバルの多さで判断してみるのもオススメです。

キーワードの前に『allintitle:』を付けて検索するallintitle検索を行うと、そのキーワードを狙って書いているライバルの数が分かります。

例えば、『WordPress ○○』というキーワードでallintile検索をしてみた結果がこちらです。

ライバルが多いキーワードの例

この場合、ライバルが13200記事ありますので、順位獲得はかなり難しいと判断できます。

 

しかし、『Cocoon ○○』というキーワードでallintile検索をしてみたところ、

ライバルが少ないキーワードの例

ライバルは4記事しかいないため、このようなキーワードなら検索意図を外さなければ、わりと簡単に順位を獲得することができます。

 

実際、このキーワードは当ブログで記事を書いていますが、このように記事を公開してからすぐに順位が付き、約1ヶ月で1位を獲得することができました。

約1ヶ月で1位を獲得することができた例

allintitle検索は手間がかかりますが、ライバルが少ないキーワードを探したい方は、ぜひ試してみてください。

ライバルに負けている

理由④ライバルに負けている

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の四つ目は『ライバルに負けている』ことです。

検索順位は相対評価、つまりライバル記事との比較で決まっています。

Googleは200項目以上の評価基準をもとにスコアリングして順位を決めていると言われています。

ですから、順位獲得するためには、ライバルに勝てる中身にする必要があります。

 

また、順位が圏外ということは、自分の記事より上に最低でも100記事以上あるということです。

しかし、ライバル記事に勝って順位獲得するためには、30位や50位などの中途半端な順位の記事は意識する必要はありません。

もちろん圏外より30位のほうが良いですが、30位の記事に勝って29位になっても、ほとんどアクセスは集まらないからです。

順位獲得してブログにアクセスを集めたいなら、検索上位1~10位の記事に勝てるよう意識していきましょう。

 

では、具体的にどのようにしてライバルに勝てる記事を書いたらいいのか?

そのポイントはこの3つです。

  1. 網羅性:ライバルが書いている情報やユーザーの検索意図を網羅する
  2. 独自性:ライバルが書いていない役立つ情報を加える
    (自分の経験・体験・感想などの1次情報を入れる)
  3. 関連性:同じテーマで記事を書いてブログ全体で関連性を高める

ライバルに記事の質で負けていると感じている場合は、上記のポイントを意識して取り組んでみてください。

記事を公開してから間もない

理由⑤記事を公開してから間もない

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の五つ目は『記事を公開してから間もない』ことです。

基本的に新しく書いた記事が順位を獲得するまでには時間がかかります。

狙っているキーワードにもよりますが、できれば3ヶ月~半年程度は待ってみてください。

僕のブログで今は1位を獲得している記事でも、このように公開から数ヵ月はほとんど順位を獲得できなかった記事はたくさんあります。

公開から数ヵ月間ほとんど順位を獲得できなかった記事の例

 

もちろんライバルが少ないキーワードを狙ったり、運営歴が長くドメインパワーが強いブログなら、順位獲得はもっと早い場合もあります。

しかし、記事を公開して間もないうちは圏外が普通です。

記事を公開してから間もないうちは、待つしかないと思っておきましょう。

公開して数ヵ月間は待っていれば順位獲得・上位表示の可能性がありますから、まだ焦る必要はありません。

3ヶ月~半年程度待っても順位獲得できないようなら、リライトを検討してみてください。

Googleのアップデート

理由⑥Googleのアップデート

Google検索で順位が圏外になってしまう理由の六つ目は『Googleのアップデート』です。

Googleのアップデートは『Googleの評価基準が変わること』と考えると分かりやすいと思います。

評価項目の中で重視する項目や配点が変わったり、新たな評価項目が加わったり。

このように評価基準が変わることによって順位に変化が起こるということです。

特にそれまで順位が安定していた記事が圏外に落ちてしまったときは、Googleのアップデートが原因の可能性が高いと考えられます。

 

ただし、Googleのアップデートが原因で圏外に落ちたとしても、焦ってリライトしたりするのは禁物です。

なぜならGoogleのアップデートは数日かかるからです。

特に年に数回あるコアアップデートは2週間ほど続き、終わったあとも反動で順位が安定しないことがあります。

検索上位から圏外に落ちても、また次の日には上位に戻ってくることもよくあります。

Googleのアップデートに関しては、Twitterでリアルタイムで参考になる情報をつぶやいてくれる方がたくさんいますので、日頃からウォッチしてみてください。

何度も経験すると「またか」という感じで、冷静に対応できるようになります。

 

アップデートが終わって数日待っても順位が戻らないなら、今のGoogleの基準ではその記事は順位獲得できないという判断になります。

そして、今上位表示している記事が『現在の基準で評価されている記事=上位表示するための正解』と考えることができます。

ですから、上位記事と自分の記事との差を埋めることを意識してリライトを行い、もう一度順位獲得・上位表示を目指していきましょう。

まとめ

今回は『Google検索で順位が圏外になる理由と対策』について解説してきました。

内容をまとめると、順位獲得するために行うことはこの6つになります。

  1. 検索順位チェックツールの設定を確認
  2. YMYLジャンルは避ける
  3. ライバルに勝てるキーワードを選ぶ
  4. ライバルに勝てる中身にする
  5. 記事作成後は3ヶ月~半年は様子見
  6. 圏外に落ちたら、落ち着いてからリライト

記事を書いても順位獲得できない方は、ぜひ今回の内容を参考に取り組んでみてください。