今回は『WordPressで箇条書きにする方法』について解説していきます。
『・』(中黒)を使えば見た目上は箇条書きにできますが、HTML文法的にはリストタグを使うのが正しい書き方です。
リストタグを使えば、Googleのクローラーにも「ここは箇条書きです」というのが正しく伝えられます。
ですから、WordPressブログで箇条書きにする際は、リストタグを使っていきましょう。
この記事では、箇条書きを使ったほうが良い場面についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
動画でも解説しています。
WordPressで箇条書きにする方法
WordPressで箇条書きにする方法(リストタグ)は、利用するエディターやブロック・モードで変わります。
今回はこの4つのパターンで解説しますので、普段利用しているエディターでのやり方を参考にしてみてください。
- Gutenbergのリストブロック
- Gutenbergのクラシックブロック
- クラシックエディターのビジュアルモード
- クラシックエディターのテキストモード
Gutenbergのリストブロック
WordPressではGutenbergのリストブロックを使うのが、最も簡単な箇条書きのやり方です。
リストブロックを使うと、一項目ずつ入力して『Enter』を押していくだけで、簡単に箇条書きが完成します。
Gutenbergのクラシックブロック
Gutenbergのクラシックブロックで箇条書きにするには、まず箇条書きにしたいリストを先に入力します。
このとき改行は必ず『Enter』キーだけで行ってください。
『Shift + Enter』で改行すると、上手くリスト形式にできないため気を付けましょう。
続いて、入力したリストを選択して、上部メニューからリスト形式をクリックします。
これで箇条書きの完成です。
クラシックエディターのビジュアルモード
クラシックエディターのビジュアルモードで箇条書きにする方法は、Gutenbergのクラシックブロックのやり方とほぼ一緒です。
まず箇条書きにしたいリストを先に入力します。
このとき改行は必ず『Enter』キーだけで行ってください。
『Shift + Enter』で改行すると、上手くリスト形式にできないため気を付けましょう。
続いて、入力したリストを選択して、上部メニューからリスト形式をクリックします。
これで箇条書きの完成です。
クラシックエディターのテキストモード
クラシックエディターのテキストモードで箇条書きにするには、HTMLタグを入力する必要があります。
利用するタグは『ul(中黒のリスト)』または『ol(数字のリスト)』と、『li(リストの項目)』です。
手順は以下の通りです。
- 『ul』または『ol』を選択
- 『li』を選択
- リスト内に入れる項目を一つ入力
- 『/li』を選択
- 2~4の手順を項目の数だけ繰り返す
- 『/ul』または『/ol』を選択
テキストモードで箇条書きにするにはHTMLの知識も必要ですし、ビジュアルモードのほうが簡単にできます。
ですから、慣れていない方は無理にテキストモードで箇条書きにする必要はありません。
どうしても使ってみたい方は、しっかり表示されるかどうか練習してから、本番記事で試してみてください。
箇条書きを使ったほうが良い場面
並列する文言が3つ以上になる場合
並列する文言が3つ以上になる場合は箇条書きを使ったほうが良いです。
例えば、こちらの文章。
箇条書きにすると、このように変わります。
例)私がWordPressのセキュリティ対策で使っているプラグインは、この3つです。
- Edit Author Slug
- Invisible reCaptcha
- SiteGuard WP Plugin
並列する文言が3つ以上の場合は、箇条書きを使ったほうが読みやすくなりますので、積極的に使っていきましょう。
長い文言を並列する場合
長い文言を並列する場合は、2つでも箇条書きを使ったほうが読みやすくなります。
例えば、こちらの文章。
箇条書きにすると、このように変わります。
例)私がWordPressのセキュリティ対策で使っているプラグインは、この2つです。
- Invisible reCaptcha:スパム対策
- SiteGuard WP Plugin:ログインURLの変更
説明箇所も『:』で区切ることで見やすくなったと思います。
どのくらい長くなったら箇条書きにしたらいいのか特に基準はありませんが、迷ったら実際に両方書いてみて、自分でも読みやすいと感じるほうを選んでみてください。
まとめ
今回は『WordPressで箇条書きにする方法』について解説してきました。
箇条書きにする方法は、WordPressのエディターやブロック・モードで変わりますが、使い方さえ覚えれば難しくありません。
わざわざリストタグを手打ちしなくても、マウス操作だけで正しいHTML文法の箇条書きにできますので、ぜひ積極的に使っていきましょう。