腕時計のクロノグラフは配置やデザインで雰囲気は変わります。縦並びや横並び2カウンター3カウンターなどありブランドやモデルでも好みは違うと思いますがそれぞれ人気モデルの配列など探ってみたいと思います。
クロノグラフのカウンター
腕時計のクロノグラフでのカウンターとは時間を計測する機能であり計測出来る種類の数で2カウンターや3カウンターなどと呼ばれてます。文字盤のインダイヤルの数ではなくカウンターの機能がいくつあるかという事です。(時針、分針、秒針、24時間針など常に動いている針でないです)
縦のダイヤルの配列と横では見た目も大きく違う印象でデザイン的な面もありますが内部ムーヴメントの構造により決まります。
横目の2カウンター、3カウンター
アンティークな雰囲気といいますかノスタルジーを感じる2カウンターのクロノグラフを最近は多くのブランドが力を入れているように思えます。スッキリした印象のクロノグラフですね。
配列は3時側のインダイアルは秒針です。クロノグラフの機能はセンターにあるクロノグラフ秒針(1周で60秒を計測)と9時側インダイアルの30分積算計ですのでクロノグラフ機能で2つをカウントする2カウンターという事になります。
引用元:the-ticken.com
横目の3カウンターは王道といえる配置でロレックスのデイトナなど多くのブランドのモデルが採用しています。バランスがよく安定感がありカッコいいですので人気があるクロノグラフの配列ですね。
配列は下のインダイアルが普通の秒針で、センターのクロノグラフ秒針と3時側インダイアルが30分積算計で9時側が12時間積算計ですので3カウンターのクロノグラフですね。
縦目の3カウンタークロノグラフ
クロノグラフのインダイアルの配列を縦にするとよりスポーティーに感じます。9時位置に秒針のインダイアルなどがあるので日付などある場合は3針の腕時計のように3時位置に配置できて日付を確認しやすく縦目がよい場合もあります。
配列を写真で確認するとクロノグラフを動かしていなければクロノグラフ針は全て真上で止まった状態であり通常の秒針はタイミングよく撮ってないと真上でなくズレてますのでクロノグラフ針との違いを確認する事が出来ますね。
引用元:the-ticken
ブライトリングのナビタイマーはこの縦目のオールドナビタイマーの方が私の年代はしっくりと来ます。時計に興味を持ち始めた頃の印象はいつまでも残っているものですね(笑)
クロノグラフの2カウンター、3カウンターの配列など見てるとムーヴメントが同じETA製なら同じ配列となりますのでよく似たクロノグラフの腕時計となります。中には機能を減らして違う感じに見えるモデルやSINN(ジン)に昔あったモデルでは内部ムーヴメントが逆向きだったのでリューズやクロノグラフのプッシュボタンも逆側になりプッシュボタンの上下が逆でした(笑)
プッシュボタンの誤動作によるトラブルもあるのでこういったモデルは気を付けないといけませんね。他にも1つのインダイアルの中にクロノグラフ針を重ねていたりするモデルもありブランドによりそれぞれの違いもあります。
まとめ
横並びの2カウンターのクロノグラフはスッキリした印象でアンティークさを感じさせ横目3カウンターは見た目のバランスと安定感がいいです。
縦並びはスポーティーさを演出し日付表示を確認しやすい3時位置に配置できる良さなどを感じます。
ブランドにより様々な配置のクロノグラフがありますが最近では自社製のムーヴメントを載せているブランドも増えクロノグラフの配列も横目のクロノグラフが人気なのか多いようです。
普段はクロノグラフ機能を使う事も少ないと思いますのでデザインや視認性、配列のカッコ良さで好みのクロノグラフ腕時計を選んで欲しいと思います。