【エックスサーバー】WordPressを複数インストールする方法

エックスサーバーでは最初にクイックスタートで申し込むと、申し込みと同時に自動でWordPressをインストールできます。

しかし、2個目のWordPressを使いたいときは、自分で設定してインストールする必要があるため、手順がやや難しいです。

そこで今回は『エックスサーバーでWordPressを複数インストールする方法』を解説していきます。

3個目、4個目とWordPressを増やすときも手順は同じなので、ぜひ参考にしてみてください。

【エックスサーバー】WordPressを複数インストールする方法

ドメインを取得する

エックスサーバーでWordPressをインストールする前に、まずはドメインを取得してください。

ドメインの管理会社はどこでも良いですが、メジャーなドメイン会社の価格を比較するとこんな感じになります。

ドメイン会社 .com .net ,jp
Xserverドメイン 1円(1個目) 1円(1個目) 350円(1個目)
950円(2個目) 1180円(2個目) 1980円(2個目)
1298円(更新) 1518円(更新) 3102円(更新)
お名前.com 1円(1個目) 1円(1個目) 330円(1個目)
930円(2個目) 1480円(2個目) 2980円(2個目)
1408円(更新) 1628円(更新) 3124円(更新)
ムームードメイン 500円 500円 2035円
1728円(更新) 1628円(更新) 3344円(更新)

※ 2022年3月8日現在

特にこだりがなければ、個人的にはXserverドメインをオススメします。

今回はエックスサーバーでWordPressを利用しますので、管理会社も同じXserverドメインにしておくと、設定の手間が少し簡単になるからです。

Xserverドメインでドメインを取得手順はこちらで解説していますので、合わせて参考にしてみてください。

ネームサーバーの設定

ドメインを取得したら、ネームサーバーの設定を行います。

ネームサーバーとは「どこのレンタルサーバーで利用するか?」を設定することです。

エックスサーバーのネームサーバーは以下になりますので、取得したドメイン会社の管理画面で設定を行ってください。

  • ns1.xserver.jp
  • ns2.xserver.jp
  • ns3.xserver.jp
  • ns4.xserver.jp
  • ns5.xserver.jp

Xserverドメインの場合

Xserverドメインでドメインを取得した場合、ネームサーバーは最初からエックスサーバーになっているはずです。

エックスサーバーの管理画面にログインしたら、取得したドメインの『設定(︙)⇒ネームサーバー設定』を選択します。

取得したドメインの『設定 ⇒ ネームサーバー設定』を選択

 

こちらで『Xserverレンタルサーバー』が選択されていることを一応確認しておきましょう。

『Xserverレンタルサーバー』が選択されていることを確認

お名前.comの場合

お名前.comでドメインを取得した場合は、上のメニューの『ネームサーバーの設定 ⇒ ネームサーバーの設定』に進みます。

『ネームサーバーの設定 ⇒ ネームサーバーの設定』に進む

 

次の画面で①ドメインを選択し、②その他のサービスを選択し、③エックスサーバーのネームサーバーを入力して確認をクリックします。

お名前.comでエックスサーバーのネームサーバーを設定

 

『OK』をクリックすると、ネームサーバーの設定は完了となります。

『OK』をクリックすると、ネームサーバーの設定が完了する

ムームードメインの場合

ムームードメインでドメインを取得した場合は、『ドメイン操作 ⇒ ネームサーバー設定変更』に進みます。

『ドメイン操作 ⇒ ネームサーバー設定変更』に進む

 

『ネームサーバー設定変更』をクリックします。

『ネームサーバー設定変更』をクリック

 

①『GMOペパポ以外のネームサーバーを利用する』を選択し、②エックスサーバーのネームサーバーを入力して、③『ネームサーバー設定変更』をクリックします。

ムームードメインでネームサーバーの設定

 

『OK』をクリックすると、ネームサーバーの設定は完了となります。

『OK』をクリックすると、ネームサーバーの設定が完了する②

ドメインの追加&SSL化

続いて、エックスサーバーにドメインを追加してSSL化の設定を行います。

エックスサーバーの管理画面にログインしたら『サーバー管理』に進みます。

エックスサーバーの『サーバー管理』に進む

 

『ドメイン設定』をクリックします。

『ドメイン設定』をクリック

 

①『ドメイン追加設定』を選択し、②取得したドメインを入力し、③『確認画面へ進む』をクリックします。

ドメインの追加設定

なお、『無料独自SSL』と『Xアクセラレータ』にはチェックを入れたままにしておいてください。

 

確認の画面が出たら『追加する』をクリックします。

『追加する』をクリック

 

これでドメインの追加は完了となりましたが、まだSSL設定は完了していません。

ドメインの追加が完了

 

サーバーパネルのトップに戻り、『SSL設定』をクリックします。

『SSL設定』をクリック

 

SSL設定がまだ終わっていない場合、このように『反映待ち』と表示されています。

SSL設定の反映待ち

 

SSL設定が終わると『反映待ち』が消えますので、必ずこの状態になってから次の手順に進んでください。

SSL設定が完了

SSL設定が終わらないうちにWordPressをインストールすると、思わぬエラーが起こる可能性がありますので、気を付けましょう。

WordPressのインストール

続いて、WordPressのインストールを行っていきます。

サーバーパネルのトップに戻り、『WordPress簡単インストール』をクリックします。

『WordPress簡単インストール』をクリック

 

『WordPressインストール』をクリックしたら、以下の項目を入力していきます。

『WordPress簡単インストール』の入力画面

  • サイトURL:これからWordPressをインストールするURL
  • ブログ名:WordPressブログのタイトル
  • ユーザー名:WordPressのログインユーザーID
  • パスワード:WordPressのログインパスワード
  • メールアドレス:WordPressの管理者メールアドレス
  • キャッシュ自動削除:『ONにする』推奨
  • データベース:『自動で作成する』推奨

以上、入力が完了したら『確認画面へ進む』をクリックします。

 

確認画面に移ったら、間違いがないか確認して『インストールする』をクリックします。

間違いがないか確認して『インストールする』をクリック

 

これでWordPressのインストールは完了となります。

WordPressのインストールが完了

常時SSL化の設定

WordPressのインストールは完了しましたが、まだ『http』のURLと『https』のURLの両方でアクセスできる状態になっています。

これはあまり好ましくないため、『http』のURLでアクセスしたときに、自動で『https』のURLに移行するリダイレクトという処理を行い、常時SSL化設定を行っておきましょう。

常に『https』のURLで表示されるため、常時SSL化と言います。

行う手順は2つです。

WordPressの管理画面でSSL化

WordPressの管理画面にログインしたら『設定 ⇒ 一般』に進みます。

この中の『WordPress アドレス』と『サイトアドレス』のURLを『https』に変更して保存してください。

まだhttpの状態

↓↓↓

httpsに変更した状態

 

変更を保存すると、WordPressのログイン画面に移りますので、ログインできることを確認しておきましょう。

WordPressのログイン画面に移る

htaccessに追記

もう一つの設定は、エックスサーバーのサーバーパネルで行います。

サーバーパネルを開いたら『.htaccess編集』に進んでください。

『.htaccess編集』に進む

 

もう一度『.htaccess編集』をクリックして編集画面を開き、

もう一度『.htaccess編集』をクリック

 

エックスサーバーのヘルプページに記載されている追記情報をコピーし、
参照:https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php

エックスサーバーのヘルプページに記載されている追記情報をコピー

 

『.htaccess編集』の画面内に貼り付けて『確認画面へ進む』をクリックします。

『.htaccess編集』の画面内に貼り付けて『確認画面へ進む』をクリック

 

間違いがないことを確認して『実行する』をクリックします。

『実行する』をクリック

 

これで常時SSL化の設定は完了となります。

常時SSL化の設定は完了

 

試しにSSL化していないURL、つまりhttpのほうのURLでアクセスしてみてください。

SSL化していないURLにアクセス

 

自動で鍵マーク(SSL化のマーク)の付いたURLに移行したら、常時SSL化の設定は成功です。

SSL化しているURLに移行

 

お疲れさまでした!

まとめ

今回は『エックスサーバーでWordPressを複数インストールする方法』を解説してきました。

  1. ドメインを取得する
  2. ネームサーバーの設定
  3. ドメインの登録とSSL化
  4. WordPressのインストール
  5. 常時SSL化の設定

エックスサーバーでWordPressブログを増やしたい方は、ぜひ今回の手順を参考に取り組んでいただければと思います。

 

ちなみにWordPressの初期設定についてはこちらの記事で解説しています。

常時SSL化はすでに完了していますが、それ以外にも最初にやっておいたほうが良い設定を解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。


WordPressのログイン履歴を確認できるプラグイン3選

WordPressでブログを運営していると、ログイン履歴が気になりますよね?

「知らぬ間に不正ログインされていないか?」不安な方も多いと思います。

そこで今回は『WordPressのログイン履歴を確認できるプラグイン』を3つ紹介していきます。

ログイン履歴が確認できれば、安心してブログを運営できるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

WordPressのログイン履歴を確認できるプラグイン3選

SiteGuard WP Plugin

WordPressのログイン履歴を確認できるプラグインの一つ目は『SiteGuard WP Plugin』です。

SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Pluginはログイン履歴を確認するだけでなく、WordPressのログインURLを変更できるなど、セキュリティ全般を強化できるプラグインとなっています。

今回はログイン履歴の確認用としてSiteGuard WP Pluginを紹介していますが、どちらかと言えばログインURLを変更してセキュリティを高める目的で導入している方が多い人気のプラグインです。

 

SiteGuard WP Pluginでログイン履歴を確認するには、左のメニューから『SiteGuard ⇒ ログイン履歴』に進みます。

『SiteGuard ⇒ ログイン履歴』に進む

 

こちらがSiteGuard WP Pluginのログイン履歴の確認画面です。

SiteGuard WP Pluginのログイン履歴の確認画面

ログイン日時やIPアドレスを見れば、不正ログインかどうか判断しやすいと思います。

 

また、SiteGuard WP Pluginには、ログインした際に登録したメールアドレスに通知を届ける機能(ログインアラート)もあります。

SiteGuard WP Pluginのログインアラート

 

ログインアラートをONにしておくと、WordPressにログインするたびにこのように通知が届きます。

ログインアラートで届いた通知

不正ログインを検知する目的としては、ログイン履歴を確認するよりもログインアラートを設定しておいたほうが早く気付けるでしょう。

 

ちなみに、当ブログでもこのSiteGuard WP Pluginを使っています。

設定方法と使い方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。

XO Security

WordPressのログイン履歴を確認できるプラグインの二つ目は『XO Security』です。

XO Security

XO SecurityもSiteGuard WP Pluginと同様に、WordPressのログイン履歴を確認するだけでなくログインURLを変更できるなど、セキュリティ全般を強化できるプラグインとなっています。

WordPressを利用している方の中には、XO SecurityかSiteGuard WP Pluginのどちらかを導入している方が多いです。

 

XO Securityの設定は、左メニューの『設定』内から進んで行います。

XO Securityの設定メニュー

 

ログイン履歴は『ユーザー ⇒ ログインログ』から確認します。

ログイン履歴は『ユーザー ⇒ ログインログ』から確認

設定とログイン履歴の確認の場所が変わるので、利用する際は気を付けてください。

 

こちらがXO Securityのログイン履歴確認画面です。

XO Securityのログイン履歴確認画面

SiteGuard WP Pluginよりも表示されている項目が多いですが、XO Securityを使う場合でもログイン日時やIPアドレスを中心に確認すると良いと思います。

 

また、XO Securityにもログインアラートの機能があります。

XO Securityのログインアラート

↓↓↓

XO Securityのログインアラートから届いた通知

不正ログインが不安な方は、このログインアラートも設定しておくことをオススメします。

 

ちなみに、XO Securityは開発者が日本人の方なので、特に日本人のWordPressユーザーに人気があります。

XO Securityは『.htaccess』に書き込みを行わずにログインURLを変更できるので、SiteGuard WP Pluginで何かエラーが起こった時に入れ替える方も多いようです。

現在、SiteGuard WP Pluginを使っていて特に問題がない方も、何かあった時のためにXO Securityというプラグインがあることを覚えておくと良いでしょう。

User Login History

WordPressのログイン履歴を確認できるプラグインの三つ目は『User Login History』です。

User Login History

User Login Historyは、SiteGuard WP PluginやXO Securityとは違い、ログイン履歴の管理に特化したプラグインです。

なので、あまり強固なセキュリティ対策は必要なく「単にログイン履歴が確認できれば良い」という方にはオススメです。

 

User Login Historyの設定は、管理画面の左メニューの『設定 ⇒ User Login History』から行います。

左メニューの『設定 ⇒ User Login History』

 

ログイン履歴は、左メニューの『User Login History ⇒ Login List』から確認します。

ログイン履歴は『User Login History ⇒ Login List』から確認

 

こちらがUser Login Historyのログイン履歴確認画面です。

User Login Historyのログイン履歴確認画面

かなりたくさんの項目がチェックできるようになっており、他の項目は右にスクロールすると確認できます。

ただ、チェックする項目はやはりIPアドレスやログイン時間などが分かりやすいと思います。

Crazy Boneは使えないの?

WordPressのログイン履歴確認用プラグインの『Crazy Bone』を探している方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、現在『Crazy Bone』はWordPressの公式プラグインからダウンロードできない状態になっています(2022年3月5日現在)
⇒ WordPress公式サイト内『Crazy Bone』の解説ページ

WordPress公式の案内によると2022年1月26日から公開を停止したようです。

Crazy Boneも日本人の方が作った人気のプラグインでしたが、残念ながら公開されていない以上は使うことはできません。

今回紹介した他の3つのいずれかを使って、ログイン履歴を確認してみてください。

また、今後エラーなどが起こっても修正されない可能性もありますので、現在Crazy Boneを使っている方も、他のプラグインに変更したほうが無難だと思います。

まとめ

今回は『WordPressのログイン履歴を確認できるプラグイン』を3つ紹介してきました。

  • SiteGuard WP Plugin:ログイン履歴含めセキュリティ全般を強化できる
  • XO Security:ログイン履歴含めセキュリティ全般を強化できる
  • User Login History:ログイン履歴の管理に特化
  • 補足:Crazy Boneは現在公開停止中

WordPressのログイン履歴を確認したい方は、ぜひ今回の内容を参考にプラグインを選んでいただければと思います。


WordPressにTwitterのタイムラインを埋め込む方法【プラグイン不要】

今回は『WordPressにTwitterのタイムラインを埋め込む方法』を解説していきます。

Twitterのタイムラインはプラグインを使わなくても、たった2ステップで簡単にWordPressに埋め込むことができます。

サイドバーやフッターなど、ブログの外観を華やかにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

動画でも解説しています。

WordPressにTwitterのタイムラインを埋め込む方法

ステップ1.Twitter Publishでコードを取得する

WordPressにTwitterのタイムラインを埋め込むために、まずはTwitter Publishで埋め込み用のコードを取得します。
⇒ Twitter Publishはこちら

こちらがTwitter Publishの画面です。

Twitter Publishの画面

英語のページで怪しく感じるかもしれませんが、Twitterの公式ツールなので安心してください。

 

Twitter Publishでコードを取得するために、自分のTwitterアカウントのURLをコピーします。

自分のTwitterアカウントのURLをコピー

TwitterアカウントのURLはプロフィールをクリックすると表示されます。

 

①コピーしたTwitterアカウントのURLをTwitter Publishに貼り付けて、②右矢印(→)をクリックします。

TwitterアカウントのURLをTwitter Publishに貼り付けて右矢印をクリック

 

自動で画面が下にスクロールされますので、左側の『Embedded TimeLine』を選択します。

左側の『Embedded TimeLine』を選択

 

Twitterの埋め込み用のコードが発行されます。

Twitterの埋め込み用のコードが発行される

しかし、このまま使ってしまうと非常に長いタイムラインになってしまうため、縦の長さを調整するために『set customization options』をクリックします。

 

こちらがカスタマイズの画面です。

Twitter Publishのカスタマイズ画面

  • Height:縦幅(300~1000くらいが良い)
  • Width:横幅(基本設定不要)
  • How would you like this to look?:背景色・Light(白)かDark(黒)
  • What language would you like to display this in?:言語(Automaticのままで良い)

縦幅を調整し、それ以外はお好みで設定してみてください。

入力したら『Update』をクリックします。

 

もう一度コードの取得画面が表示されますので、『Copy Code』をクリックしてコードをコピーします。

『Copy Code』をクリックしてコードをコピーする

なお、次にWordPressに貼り付ける方法を解説しますが、サイズがイマイチな時は、またカスタマイズ画面に戻って調整してください。

ステップ2.WordPressにコードを貼り付ける

続いて、Twitter Publishで取得したコードをWordPressに貼り付けます。

今回はCocoonのサイドバーに貼り付ける場合で解説します。

WordPressの管理画面にログインしたら『外観 ⇒ ウィジェット』に進み、カスタムHTMLをサイドバーに追加します。

『外観 ⇒ ウィジェット』に進み、カスタムHTMLをサイドバーに追加※ カスタムHTMLで貼り付けても保存できない場合は『テキスト』ウィジェットで試してみてください

 

いま追加したカスタムHTMLの『内容』にTwitter Publishで取得したコードを貼り付けて『保存』をクリックします。

カスタムHTMLの『内容』にTwitter Publishで取得したコードを貼り付けて『保存』をクリック

ちなみにタイトル欄は自由に入力して構いませんが、特にこだわりがなければ『Twitter』を入れておくと分かりやすいと思います。

 

このような感じでサイドバーにTwitterのタイムラインが表示されれば設置完了となります。

サイドバーにTwitterのタイムラインが表示

もしタイムラインが長すぎたり短すぎたりする場合は、もう一度Twitter Publishに戻って縦幅を調整してみてください。

まとめ

今回は『WordPressにTwitterのタイムラインを埋め込む方法』を解説してきました。

Twitter Publishを使う際に気を付けていただきたい点は、この2つです。

  1. 縦幅を調整してから貼り付ける
  2. 貼り付けて試しながら縦幅を微調整する

なお、TwitterのタイムラインをWordPressに貼り付けてから表示が明らかに遅くなった場合は、縦幅をもう少し短めにすることをオススメします。

Twitterのタイムラインはどうしても表示に時間がかかりますので、WordPressに貼り付けたあとも表示速度には気を付けてください。


【ロリポップ】WordPress簡単インストールの手順を3ステップで解説

今回はロリポップのWordPress簡単インストールの手順を3ステップで解説していきます。

WordPress簡単インストールはロリポップの契約後に行う作業です。

この記事の手順通りに設定すれば、すぐにWordPressが使えるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ちなみに、今回の解説はロリポップ契約時に『ドメインずっと無料』サービスを申し込んだ方向けの手順です。

まだ契約していない方は、先に申し込みを済ませてから今回の設定を行ってください。

【ロリポップ】WordPress簡単インストールの手順

STEP1.独自ドメイン設定

STEP1は『独自ドメイン設定』です。

ロリポップのWordPress簡単インストールを利用する前に行っていきます。

ロリポップの管理画面にログインしたら『サーバーの管理・設定 ⇒ 独自ドメイン設定』に進みます。

『サーバーの管理・設定 ⇒ 独自ドメイン設定』に進む

 

設定内の『確認・変更』をクリックします。

『確認・変更』をクリック

 

①入力欄に任意の名前を入力し、②『更新』をクリックします。

入力欄に任意の名前を入力し、『更新』をクリック

ちなみにこれはデータファイルを入れておくためのフォルダ名です。

複数のWordPressを利用する予定がある方は、WordPress利用するドメイン名(例:sattoga.com)を入力しておくと、あとで管理しやすくなります。

 

独自ドメイン設定はこれで完了となります。

独自ドメイン設定が完了

STEP2.WordPress簡単インストール

STEP2では『WordPress簡単インストール』を行っていきます。

ロリポップの管理画面で『サイト作成ツール ⇒ WordPress簡単インストール』に進みます。

『サイト作成ツール ⇒ WordPress簡単インストール』に進む

 

①サイトURLでWordPressをインストールする独自ドメインを設定し、②利用データベースは『新規自動作成』を選択します。

独自ドメインを設定し、利用データベースは『新規自動作成』を選択

 

下にスクロールして、『WordPressの設定』の項目を入力していきます。

WordPressの設定を入力

  1. サイトのタイトル:これから作るWordPressサイト・ブログのタイトル
  2. ユーザー名:WordPressのログインユーザーID
  3. パスワード:WordPressのログインパスワード
  4. パスワード(確認):③と同じパスワードを入力
  5. メールアドレス:WordPressの管理者ユーザーのメールアドレス
  6. プライバシー:基本的にチェックを入れておく
    (検索エンジンから集客したくない場合はチェックを外す)
  7. 設定項目を入力したら『入力内容の確認』をクリック

 

確認画面が表示されるので、間違いがなければ①『承諾する』にチェックを入れ、②『インストール』をクリックします。

『承諾する』にチェックを入れて『インストール』をクリック

 

インストールが完了したら『管理者ページURL』をクリックしてWordPressにログインしてみましょう。

『管理者ページURL』をクリック

 

こちらがWordPressのログイン画面です。先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力して『ログイン』をクリックします。

WordPressのログイン画面

 

こちらがWordPressの管理画面です。

WordPressの管理画面

WordPressの使い方はこちらでまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。

STEP3.常時SSL化の設定

STEP3は『常時SSL化の設定』です。

SSL化とは通信データを暗号化する設定で、WordPressブログのURLを『https://~』でアクセスできるようにします。

『http://~』よりも『https://~』のほうが、ユーザーのセキュリティが強化され、表示速度も上がって、SEO面でも有利です。

また、『http://~』にアクセスした際に自動で『https://~』に移行させるので、常時SSL化と言います。

設定するのがやや面倒ですが、一度設定するだけでOKなので、ぜひやっておきましょう。

ロリポップの管理画面で2ヶ所、WordPressの管理画面で1ヶ所、合計3ヵ所で設定を行っていきます。

STEP3-①:ロリポップの管理画面でSSL化設定

まずロリポップの管理画面でSSL化の設定を行っていきます。

『セキュリティ ⇒ 独自SSL証明書導入』に進みます。

『セキュリティ ⇒ 独自SSL証明書導入』に進む

 

次の画面で下にスクロールして、独自SSL(無料)の所で、①2ヶ所チェックを入れ、②『独自SSL(無料)を設定する』をクリックします。

独自SSL(無料)の設定※ この画面の下に『独自SSL(PRO)』がありますが、無料版で十分です。

 

SSL化の設定中は、ドメインの横に『SSL設定作業中』と表示されています。

SSL化設定中の画面

 

10分ほど待ってからページを更新してみてください。

このようにドメインの横に『SSL保護有効』と表示されていれば、ロリポップでのSSL化設定は完了となります。

ドメインの横に『SSL保護有効』

STEP3-②:WordPressの管理画面でhttpsに変更

ロリポップの管理画面でSSL化設定が完了したら、今度はWordPressの管理画面でSSL化を行います。

管理画面左のメニューから『設定 ⇒ 一般』に進みます。

WordPressの『設定 ⇒ 一般』に進む

 

『WordPress アドレス』と『サイトアドレス』の2ヶ所のURLに『s』を追加し、『http://~』から『https://~』に変更します。

『WordPress アドレス』と『サイトアドレス』

↓↓↓

URLをhttpsに変更

 

『https://~』に変更したら一番下までスクロールして『変更を更新』をクリックします。

『変更を更新』をクリック

 

自動的にログアウトするので、もう一度WordPressの管理画面にログインしてください。

WordPressの管理画面にもう一度ログイン

 

先ほどの一般設定の画面が表示されます。

WordPressの管理画面にもう一度ログイン完了

 

URLから『保護されていない通信』という文字がなくなり、鍵マークが表示されていれば無事設定完了となります。

【SSL化する前のURL】
SSL化する前

【SSL化した後のURL】
SSL化した後のURL

STEP3-③:.htaccessに追記して常時SSL化

WordPressの管理画面でSSL化をしたことで『https://~』のURLにアクセスできるようになりました。

しかし、まだ『http://~』のURLのほうにもアクセスできる状態となっています。

そこで最後に『http://~』にアクセスした際に、自動で『https://~』に移行する設定を行います。

もう一度ロリポップの管理画面にログインしたら、『サーバーの管理・設定 ⇒ ロリポップ!FTP』に進みます。

『サーバーの管理・設定 ⇒ ロリポップ!FTP』に進む

 

今回の解説で最初に作成した独自ドメイン設定のフォルダ名をクリックします。

独自ドメイン設定のフォルダ名をクリック

 

下にスクロールして『.htaccess』をクリックします。

『.htaccess』をクリック

↓↓↓

『.htaccess』の中

 

ロリポップのこちらのヘルプページ内の『httpをhttpsに統一』から追記内容をコピーします。
⇒ ロリポップのヘルプページ

ロリポップのヘルプページから追記内容をコピー

 

コピーした内容を『.htaccess』内に貼り付けて『保存する』をクリックします。

『.htaccess』内に貼り付けて『保存する』をクリック

 

『.htaccess』に追記が完了したら、試しにSSL化していないURL(http://~)でアクセスしてみてください。

SSL化していないURLでアクセス

 

自動でSSL化したURLに移行したら、常時SSL化の設定は完了となります。

SSL化したURLに移行

 

お疲れさまでした!

まとめ

今回はロリポップのWordPress簡単インストールの手順を解説してきました。

  • STEP1.独自ドメイン設定
  • STEP2.WordPress簡単インストール
  • STEP3.常時SSL化の設定

WordPressのインストールよりも常時SSL化の設定が難しく感じたかもしれません。

しかし、ブログに集客するにはSSL化は今や必須なので、面倒でもぜひ今回の内容を参考に設定しておきましょう。

 

ちなみに、その他WordPressに必要な初期設定はこちらで詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。


Googleアドセンスとアナリティクスを連携してページごとの収益を確認する方法

今回は『Googleアドセンスとアナリティクスを連携する方法』を解説していきます。

Googleアドセンスとアナリティクスを連携させる目的は、ページごとのアドセンス報酬を確認することです。

収益性が高い記事をリライトしていくことで、効率的に報酬アップが狙えるようになります。

報酬アップを狙うために、優先的にリライトするべき記事についてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

 

なお、今回はアドセンスとアナリティクスのアカウント解説手順は省略します。

また、アドセンスとアナリティクスは同じGoogleアカウントである必要がありますので、ご注意ください。

 

動画でも解説しています。

Googleアドセンスとアナリティクスを連携する方法

Googleアドセンスとアナリティクスを連携するには、まずアナリティクス画面左下にある『管理』に進みます。

Googleアナリティクスの『管理』をクリック

 

①アカウントとプロパティで連携させたいブログを指定したら、②プロパティ内の『AdSenseのリンク設定』をクリックします。

プロパティの『AdSenseのリンク設定』をクリック

 

『新しいADSENSEリンク』をクリックします。

『新しいADSENSEリンク』をクリック

 

①『コンテンツ向けAdSense』にチェックを入れ、②『続行』をクリックします。

『コンテンツ向けAdSense』にチェックを入れて、『続行』をクリック

 

『0個のビューが選択済み』をクリックします。

『0個のビューが選択済み』をクリック

 

アドセンスと連携させるビューにチェックを入れます。

アドセンスと連携させるビューにチェックを入れる※ ビューの名前を変更していない場合『すべてのウェブサイトのデータ』という名前になっています

 

『リンクを有効化』をクリックします。

『リンクを有効化』をクリック

 

『完了』をクリックします。

『完了』をクリック

 

これでGoogleアドセンスとアナリティクスの連携は完了となります。

Googleアドセンスとアナリティクスの連携が完了

Googleアナリティクスでページごとのアドセンス報酬を確認する方法

続いて、Googleアナリティクスでページごとのアドセンス報酬を確認する方法を解説します。

なお、アナリティクスとアドセンスの連携が完了してから初めてデータが蓄積されていきます。

アナリティクスでページごとのアドセンス報酬を確認する際は、最低でも24時間以上経ってから行ってください。

 

Googleアナリティクスの『行動 ⇒ パブリッシャー ⇒ パブリッシャーのページ』に進みます。

『行動 ⇒ パブリッシャー ⇒ パブリッシャーのページ』に進む

 

この表の中の『パブリッシャーの収益』がページごとのアドセンス報酬で、単位はドルになっています。

『パブリッシャーの収益』がページごとのアドセンス報酬

デフォルトでは表示数が10行になっていますので、他のページも確認したいときは表示させる行数を増やしてください。

 

また、上部メニューのエクスポートから形式を選んでファイルに保存することもできます。

アナリティクスのエクスポート機能

エクスポートするときもデフォルトでは10行となっているため、全てのデータを確認したいときは行数を増やしてから行ってください。

優先的にリライトするべき記事の考え方

続いて、優先的にリライトするべき記事の考え方をお伝えしていきます。

もちろん全ての記事の順位をアップさせてPVを伸ばし、アドセンス報酬も伸ばしていくのが理想ですが、時間が限られているため現実的ではありません。

効率良くアドセンスの報酬を伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてください。

なお、リライトについてはこちらでも詳しく解説しています。

データがたまってからリライトを検討する

アナリティクスのデータを参考にリライトするときは、データがたまってから分析してみてください。

データが反映されるまでに24時間かかりますが、そこからさらに1週間、できれば1ヶ月くらいは待ちたいところです。

アドセンスの報酬単価は『1クリック=○円』と決まっているわけではありません。

データの母数が少ないと、たまたま報酬が高かったり低かったりする記事も出てきてしまいます。

そういった偏りに惑わされないようにするためにも、連携完了後1週間~1ヶ月程度は待ってみることをオススメします。

 

また、まだブログを開始して間もない内は、リライトするのは半年以上経ってからでも良いです。

記事を書いてから順位が落ち着くまで数ヵ月はかかりますから、それまでは新規記事の投稿に集中しましょう。

すでにブログ開始から半年以上経っている方でも、新規で投稿した記事のリライトは3ヶ月以上経ってから行ってください。

これも理由は一緒で、記事の順位が落ち着くのを待つためです。

順位が落ち着く前にリライトしてしまうと、する必要がない記事をリライトしてしまう可能性があります。

そのまま放っておけば1位になれたかもしれないのに、それはもったいないですよね?

ですから、記事のリライトは最低でも投稿後3ヶ月程度は待ってから行いましょう。

最優先:検索順位2~10位で他の記事よりも収益性が高い記事

アドセンスの報酬を伸ばすために最優先でリライトするべきは、狙ったキーワードで2~10位に入っていて他の記事よりも収益が高い記事です。

検索結果10位と1位の記事では、アクセス数に10倍以上の差があります。

1ページ目に入っていない記事を10位以内に上げるよりも、10位以内の記事をより上位に上げたほうが効率よくアクセスが増やせます。

ですから、まずはサーチコンソールGRCで、狙っているキーワードで検索順位を確認してください。

そして、アナリティクスのデータと照らし合わせて、さらにアドセンスの収益性が高い記事を選んでリライトを行っていきましょう。

優先:順位が付いていて収益がある記事

検索順位が10位以内の記事を一通りリライトしたら、次は順位が付いていてアドセンスの収益が上がっている記事をリライトしていきます。

順位が付いていてもアクセスが全く集まっていない記事は後回しで良いので、なるべくアクセスが集まっていて収益が上がっている記事を優先してください。

報酬アップを目指すためには、そのほうが効率が良いです。

まずは10位以内を目指してリライトを行っていきましょう。

 

リライトの優先順位をまとめると、このようになります。

  1. 最優先:10位以内の記事
  2. 優先:順位が付いている記事
  3. 最後:圏外の記事

なかなか手が回らないと思いますが、可能であれば圏外の記事も順位獲得できるようにリライトしてみてください。

最後に

今回は『Googleアドセンスとアナリティクスを連携してページごとの収益を確認する方法』を解説してきました。

アナリティクスはブログ開設後すぐに導入できますが、アドセンスは審査を通過しないと利用できません。

ページごとの収益はデータがたまらないと確認できないので、まだ審査を通っていない方は、審査を通過したらなるべく早く連携を済ませておきましょう。

 

また、ページごとの収益のチェックは1ヶ月に1回ほど行えば十分です。

たまたま良かったり悪かったりすることもあるので、頻繁にチェックしてもあまり意味がありません。

新規記事の投稿作業もあるので、毎月月初に前月分のデータをチェックして数記事分リライトの予定を立てるくらいがちょうど良いと思います。

効率よくアドセンスの収益を伸ばすために、ぜひ今回お伝えした内容を参考にしてみてください。


ロリポップの申し込み・登録方法!プランの選び方も徹底解説

今回は『ロリポップの申し込み・登録方法』を画像を使って解説していきます。

レンタルサーバーを申し込む際に迷うのがプランだと思います。

この記事ではロリポップのプランの選び方や、申し込み後の確認するべきことについても詳しくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

ロリポップの申し込み・登録方法

ロリポップの公式サイトにアクセス

ロリポップに申し込むには、まずは公式サイトにアクセスします。
⇒ ロリポップの公式サイトはこちら

ロリポップの公式サイトにアクセスしたら、右上の『お申込み』、もしくは左下の『まずは無料で体験する』をクリックします。

右上の『お申込み』、もしくは左下の『まずは無料で体験する』をクリック

なお、どちらをクリックしても同じページに移動します。

プランの選び方

次にプラン選択の画面に移ります。

ロリポップのプラン選択画面

エコノミー ライト スタンダード ハイスピード エンタープライズ
容量 30GB 160GB 250GB 350GB 1TB
WordPress 利用不可 高速表示 高速表示 最高速表示 最高速表示
Webサーバー Apache Apache Apache Lite Speed Lite Speed
ストレージ SSD SSD SSD SSD SSD
転送量 8TB/月 15TB/月 24TB/月 30TB/月 36TB/月
電話サポート なし なし なし あり あり
初期費用 1650円 1650円 1650円 0円 3300円

 

気になる料金と合わせて、各プランの特徴を解説していきます。

ちなみに、ライトプラン以上で12ヶ月以上を契約すると、契約期間中ドメインが無料で使える『ドメインずっと無料』サービスが付きます。

契約期間は『お申込内容の入力』で選択しますが、ドメイン代が無料なのはかなりお得なので、できれば12ヶ月以上での契約を検討してみてください。

エコノミープランについて

エコノミープランの料金表がこちらです。

1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
初期費用 1650円 1650円 1650円 1650円 1650円 1650円
1ヶ月あたりの料金 132円 132円 132円 132円 132円 132円
支払い合計額 1782円 2046円 2442円 3234円 4818円 5214円

エコノミープランはHTMLサイトは利用できますが、WordPressが使えません。

WordPressを使うなら、ライトプラン以上を選びましょう。

ライトプランについて

ライトプランの料金表がこちらです。

1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
初期費用 1650円 1650円 1650円 1650円 1650円 1650円
1ヶ月あたりの料金 440円 418円 385円 330円 275円 220円
支払い合計額 2090円 2904円 3960円 5610円 8250円 9570円
更新費 440円 1254円 2310円 3960円 6600円 7920円

ライトプランはMySQL(データベース)が1つだけなので、WordPressも1つしかインストールできません。

とりあえずライトプランで使ってみて、WordPressを複数使いたくなったときや表示速度を上げたいときにプラン変更することもできます。

スタンダードプランについて

スタンダードプランの料金表がこちらです。

1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
初期費用 1650円 1650円 1650円 1650円 1650円 1650円
1ヶ月あたりの料金 880円 770円 715円 660円 550円 440円
支払い合計額 2530円 3960円 5940円 9570円 14850円 17490円
更新費 880円 2310円 4290円 7920円 13200円 15840円

スタンダードプラン以上を選ぶと、WordPressが複数使えるようになります。

ただ、スタンダードプランのWebサーバーはApacheで、一つ上のハイスピードプランならLiteSpeedが使えます。

スタンダードプランとハイスピードプランにはあまり料金の差がないので、どうせならスピードにもこだわってハイスピードプランを選んだほうが良いと思います。

ハイスピードプランについて

ハイスピードプランの料金表がこちらです。

1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
初期費用 0円 0円 0円 0円 0円 0円
1ヶ月あたりの料金 1320円 1210円 990円 825円 770円 550円
支払い合計額 1320円 3630円 5940円 9900円 18480円 19800円
更新費 1320円 3630円 5940円 9900円 18480円 19800円

ロリポップではハイスピードプランだけ初期費用が無料となっています。

また、先ほどもお伝えしたように、ハイスピードプランにするとWebサーバーがLiteSpeedになります。

最近のSEOでは表示スピードが重要視されているため、個人的にはイチオシのプランです。

エンタープライズプランについて

エンタープライズプランの料金表がこちらです。

1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
初期費用 3300円 3300円 3300円 3300円 3300円 3300円
1ヶ月あたりの料金 2530円 2530円 2200円 2200円 2200円 2200円
支払い合計額 5830円 10890円 16500円 29700円 56100円 82500円
更新費 2530円 7590円 13200円 26400円 52800円 79200円

エンタープライズプランはハイスピードプランと比べて容量が約2.8倍、転送量が1.2倍となります。

大規模サイト向けのプランなので、僕たち個人ブロガーは最初から契約する必要はないと思います。

オススメのプランは?

機能と料金を総合的に考えて、個人的なオススメは以下のパターンです。

  • 初心者の方:まずはライトプランで試してみる
    ⇒ ブログを増やしたり、表示速度を上げたいときはハイスピードプランに変更
  • やる気のある方、経験者の方:表示速度にこだわってハイスピードプラン
  • 利用期間:ドメインが無料になる12ヶ月以上(あとで選択する)

ロリポップのオススメのプラン

なお、今回の解説ではハイスピードプランを選択しました。

どのプランを選んでも手続きは同じなので安心してください。

アカウント情報の入力

プランを選択すると『アカウント情報の入力画面』に移ります。

ロリポップのアカウント情報の入力画面

  1. ロリポップ!のドメイン:ロリポップのアカウント名(ログインID)になる
    ⇒ WordPressのURLではないため、適当でも良い
    ⇒ こだわりたい方は、お好みの文字列に変更
  2. パスワード:ロリポップの管理画面に入るためのパスワード
  3. 連絡先メールアドレス:契約情報などの通知が届く
  4. 無料で「独自ドメイン」を取得する:『ドメインずっと無料』サービス
    ⇒ 12ヶ月以上で契約するなら『利用する』にチェックを入れたほうがお得

 

なお、『ドメインずっと無料』サービスを利用する場合、お試し期間がなくなり、申し込みと同時に料金の支払いが発生します。

ただし、無料期間の10日分が契約期間に追加されます。

つまり、2022/2/18に『ドメインずっと無料』サービスを利用して契約した場合、契約期間は2023/2/27までになるということです。

 

『無料で「独自ドメイン」を取得する』の『利用する』にチェックを入れると、このようにドメイン情報の入力画面が開きます。

ドメイン情報の入力画面※ 無料ドメインの管理会社はロリポップと同じGMOペパポ(株)のムームードメインとなります。

  1. 取得する独自ドメイン:取得したいドメイン名(例:sattoga.com)を入力
    ⇒ ドメイン名入力後は取得可能なドメインか確認必須
  2. ムームードメインのアカウントを持っていない方は『初めてご利用の方』を選択
    ムームードメインのアカウントを持っている方は『ムームーIDをお持ちの方』を選択
  3. ムームーID:メールアドレスを入力(ムームードメインのログインIDになる)
  4. ムームードメインパスワード:ムームードメインの管理画面にログインする際のパスワード
  5. 『同意する』にチェックを入れる
  6. 『規約に同意して本人確認へ』をクリック

ムームードメインの管理画面は、ロリポップとは別になりますので、入力したメールアドレスとパスワードは忘れずに控えておいてください。

SMS認証

アカウント情報の入力が完了すると『SMS認証』の画面に移ります。

①スマホの電話番号を入力し、②『認証コードを送信する』をクリックします。

『SMS認証』の画面※ 直接電話で認証コードを聞きたい場合は『SMSではなく音声通話による認証を利用する』にチェックを入れて音声認証を行ってください

 

SMS認証で手続する場合は、スマホのショートメールにこのような認証コードが届きます。

スマホのショートメールに届いた認証コード

 

ロリポップの申し込み手続き画面が入力画面に切り替わっていますので、①こちらに認証コードを入力して、②『認証する』をクリックします。

認証コードを入力して『認証する』をクリック

お申込み内容の入力

SMS認証が完了すると『お申込み内容の入力』画面に移ります。

まずは契約者の名前や住所、電話番号などを入力していきます。

契約者の情報を入力

 

下にスクロールして、さらに契約期間やクレジットカード情報などを入力していきます。

契約期間やクレジットカード情報などを入力

なお、『ドメインずっと無料』サービスを利用する場合は、12ヶ月以上しか選択できないようになっています。

全て入力が完了したら、一番下の『お申込み内容確認』をクリックします。

お申込内容の確認

申込内容の入力が完了すると、内容の確認画面に移ります。

お申込内容の確認

 

これでロリポップの申し込みが完了となります。

ロリポップの申し込み完了

 

『ユーザー専用ページにログインする』をクリックして、ロリポップの管理画面にログインしてみましょう。

ロリポップの管理画面

ロリポップに申し込んだ後にやっておきたいこと

ロリポップの管理画面にログイン

ロリポップの管理画面を開いたら、一旦『ログアウト』してログイン画面からログインできるか確認しておきましょう。

ロリポップの管理画面からログアウト

 

こちらがロリポップのログイン画面になりますので、申し込み時に入力したドメインとパスワードでログインを試してみてください。

ロリポップのログイン画面

ロリポップのログインページは、今後のためにブックマークしておくことをオススメします。

 

ロリポップのドメインは、申し込み完了後に届いた『【ロリポップ!】アカウントセットアップ完了のお知らせ』という件名のメール内に記載されています。

ロリポップの申し込み完了後に届いたメール

↓↓↓

ロリポップのアカウント名を確認(『lomo.jp』の部分は申込者によって異なる場合があります)

 

また、ログインパスワードを忘れてしまった場合は、ログイン画面の『パスワードを忘れた方はこちら』から手続きを行ってください。

ロリポップのパスワードを忘れた場合の手続き

ムームードメインの管理画面にログイン

『ドメインずっと無料』サービスを付けた方は、ムームードメインの管理画面へのログインも確認しておきましょう。
⇒ ムームードメインのログインページはこちら

ムームードメインのログインページ

ムームードメインのログインページもブックマークしておいてください。

ムームーIDは無料ドメイン申し込み時に入力したメールアドレスです。

また、ID・パスワードを忘れてしまった方は、『ムームーID・パスワードを忘れてしまった方はこちら』から手続きを行いましょう。

 

無事ログインできると、このような画面になります。

ムームードメインの管理画面

ムームードメインでドメイン認証の確認

ムームードメインの管理画面にログインしたら、ロリポップの『ドメインずっと無料』サービスで申し込んだドメインの認証確認を行いましょう。

『ドメイン操作 ⇒ 未認証ドメイン一覧』に進みます。

『ドメイン操作 ⇒ 未認証ドメイン一覧』に進む

 

『現在未認証ドメインはありません』と記載されている場合は、特に手続き不要です。

未認証ドメインの確認(できれば、申し込みから24時間待ってから確認したほうが良いです)

こちらにドメインが表示されている場合は、画面の案内に沿って認証の手続きを行ってください。

まとめ

今回は『ロリポップの申し込み・登録方法』などについて解説してきました。

  1. ロリポップの申し込み・登録方法
  2. 申し込み後にやっておきたいこと
    • ロリポップの管理画面にログイン
    • ムームードメインの管理画面にログイン
    • ムームードメインでドメイン認証の確認

ロリポップを申し込む際には、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。


ブログ記事を早く書く7つのコツ!スピードを上げて時間を短縮するには?

ブログ記事を書くのは時間がかかりますよね?

限られた時間の中でブログを運営しているため、「もっと記事作成のスピードを上げたい」と思っている方も多いと思います。

そこで今回は『ブログ記事を早く書くコツ』を7つご紹介します。

今回お伝えするコツを知って実践すれば、ブログ運営が精神的にも楽になりますので、ぜひ最後まで参考にしてみてください。

 

動画でも解説しています。

ブログ記事を早く書く7つのコツ

自分が詳しいテーマ(ジャンル)で運営する

自分が詳しいテーマ(ジャンル)で運営する

ブログ記事を早く書く一つ目のコツは『自分が詳しいテーマ(ジャンル)で運営する』ことです。

自分が詳しいテーマであれば、予備知識があるため記事が書きやすくなります。

例えば、誰かに何か質問されたときのことを想像してみてください。

自分が知っていることなら、自然に言葉が出てきますよね?

それと同じで、ブログも自分が詳しいテーマなら記事が書きやすいため、スピードも上がるはずです。

 

逆に考えると、自分が詳しくないテーマでは、記事を書くのが遅いのは当然です。

知識がないため、調べて自分が学びながら書く必要があるからです。

例えば、当ブログでは以前『七五三』に関する記事を書いたことがあります(今はもう削除しましたが…)

しかし、僕は親から七五三を祝ってもらったことはありませんし、今も自分に子供はいないので、七五三の経験は全くありません。

そんな状態で記事を書いたため、当時はとても苦労しながら書いた記憶があります。

ですから、自分が詳しくないテーマで記事を早く書くのは、そもそも無理と思っておきましょう。

 

もし今、自分が詳しくないテーマでブログを運営しているなら、対処法は2つです。

1つ目が、自分が詳しいテーマに変更すること。

僕も何度も経験がありますが、ブログはテーマを変えるだけで本当に記事の書きやすさが変わります。

ブログのテーマの選び方はこちらで解説していますので、参考にしてみてください。

 

2つ目が、そのテーマに詳しくなってから記事を書くこと。

一旦ブログの更新を休んで、最低でもそのテーマに関する本を3冊読んでから再開してください。

『本を読んでから』と言うと遠回りに感じるかもしれませんが、長い目で見ればそのほうが効率的です。

稼いでいるブロガーの中には、新しくブログを立ち上げる時に、数ヵ月間かけて徹底的に経験し、知識をインプットしている方もいます。

ですから、本を3冊読んだら十分というわけではありませんので、ブログ運営中もそのテーマに関する情報収集は継続していきましょう。

記事のキーワードをストックしておく

記事のキーワードをストックしておく

ブログ記事を早く書く二つ目のコツは『記事のキーワードをストックしておく』ことです。

記事を書く前に毎回キーワードを探している方も多いと思います。

気が付くと「今日はもう記事を書く時間がない」なんてこともありますよね?

僕も以前は記事を書く前にキーワードを探していたので、その苦労は痛いほど分かります。

しかし、今は常に記事のキーワードをストックしているので、記事作成前にキーワード選定で時間を使うことはなくなりました。

 

やはり記事を書く前に毎回キーワードを探そうとすると時間がかかってしまいます。

キーワードが見つからないと、焦って余計見つからなくなってしまいます。

ですから、キーワードは時間があるときにまとめて探してみてください。

そのほうが圧倒的に効率が上がります。

 

オススメの方法としては、休日に最低1週間分のキーワードを探しておいて、いつどのキーワードで記事を書くか予定を立てておくことです。

このように予定を立てておくと、平日はその予定通り記事を書くだけなので、記事作成に集中できるようになります。

次の休みまでまだ日にちがある方は、今日・明日は記事作成を休んででも、数日分のキーワードをまとめて探しておきましょう。

キーワード選定についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

記事を書く前にそのキーワードで検索する

記事を書く前にそのキーワードで検索する

ブログ記事を早く書く三つ目のコツは『記事を書く前にそのキーワードで検索する』ことです。

先ほど『調べて書くと遅くなる』とお伝えしましたが、ここでの検索は『検索意図』の確認のために行います。

つまり「検索ユーザーがどんな内容を知りたくて検索しているのか?」上位記事を見て確認するということです。

Googleは読者に役立つ記事を上位に表示させていますから『検索上位の記事=読者が知りたがっている現時点での正解』と言えます。

キーワードを見て「どんな内容を書くべきか?」悩んでも時間がもったいないので、まずは検索して答えを知ってから記事作成に取り掛かりましょう。

 

ちなみに事前に検索せずに記事を書いてしまうと、内容に迷って時間がかかるだけでなく、検索意図を外して上位表示できなくなる可能性もあります。

実際に僕も以前、恋愛系ブログを運営していたときに、女性向けに書くべきキーワードを男性向けに書いてしまい、全く順位が上がらなかったという苦い経験があります。

また、検索意図は合っていても、ライバルに比べて内容が不足したり余計な内容を入れたりして順位が上がらない可能性もあります。

ですから、記事を早く書くだけではなく、検索意図とライバル記事の強さを確認するためにも、記事作成前にはしっかりそのキーワードで検索して上位記事を確認しておきましょう。

先に仮タイトル・見出しを作る

先に仮タイトル・見出しを作る

ブログ記事を早く書く四つ目のコツは『先に仮タイトル・見出しを作る』ことです。

記事タイトルは全体の方向性を決めて、見出しは記事の構成を決めるために、先に決めておきます。

登山に例えると、記事タイトルが頂上で、見出しは頂上に向かう道順のようなものです。

頂上も道順も分からなければ、山に登ることなどできませんよね?

それと同じで、ブログ記事もタイトルや見出しが決まっていないと、記事を書くのが非常に難しくなってしまいます。

 

ちなみに、最初に決めるタイトルと見出しは、あくまでも(仮)です。

記事を書く中でもっと良いアイディアが浮かんだら、途中で修正しても構いません。

もちろん全く修正せずにそのまま記事を書き上げても良いですが、最低でも記事を公開する前には、もう一度しっかり見直しておきましょう。

記事タイトルと見出し作成に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

ブログの管理画面内で書かない

ブログの管理画面内で書かない

ブログ記事を早く書く五つ目のコツは『ブログの管理画面内で書かない』ことです。

WordPressの管理画面で直接記事を書こうとすると、誘惑に負けてしまったり、思わぬトラブルに合ったりすることがあるからです。

  • 記事作成の途中で装飾したくなる
  • 読み直しがしづらい
  • 誤って記事作成の途中で公開してしまう
  • 保存せずに管理画面を閉じて記事が消えてしまう

こういったリスクを避けるために、ブロガーの中にはWordPressの管理画面以外で記事を書いている方が多いです。

僕はいつもWindowsのメモ帳で記事の下書きを作成していますが、他にはWordやEvernoteなどを使っている方もいます。

記事の下書きには何を使っても構いませんが、とりあえず管理画面以外で書いたほうが効率は上がると思いますので、ぜひ試してみてください。

自分なりに記事の型(テンプレート)を作る

自分なりに記事の型(テンプレート)を作る

ブログ記事を早く書く六つ目のコツは『自分なりに記事の型(テンプレート)を作る』ことです。

記事の型を作っておけば当てはめるだけでスラスラ書けるようになります。

例えば、僕はいつも記事を3つのパートに分けて、このようなテンプレートで記事を書いています。

  1. 導入文:共感、宣言、ベネフィット(記事を読むメリット)
  2. 本文:見出しと中の文章に分けて考える
    • 見出し:記事の方向性を決める
    • 見出し内の文章:PREP法(主張・理由・具体例・再主張)
  3. まとめ:要点をまとめて最後に背中を押す一言

詳しくはこちらの記事で解説していますので参考にしてみてください。

書き続けて慣れればスピードは上がる

書き続けて慣れればスピードは上がる

ブログ記事を早く書く七つ目のコツは『書き続けて慣れる』ことです。

そもそもブログを始めた当初は、書くのが遅いのは当たり前です。

記事を書くのに慣れていないですし、パソコンの操作やWordPressの操作に慣れていない方も多いことでしょう。

慣れていないことは遅くても仕方がありません。

 

そしてこれは、ブログの記事作成に限った話ではありません。

何でも始めたばかりのころは、時間がかかるのは当然です。

例えば、接客業でレジを操作した経験がある方も多いと思います。

僕も経験ありますが、レジの操作って覚えるだけでも大変なので、最初はお客様を待たせてしまうくらい打つのが遅かったですよね?

しかし、気が付くと自然に操作できるようになって、自分が新人さんに教えられるくらいスピードアップしていたはずです。

これと同じで、ブログ記事も書き続けて慣れていけば自然にスピードが上がって時間がかからなくなっていきます。

ですから「自分は記事を書くのが遅いな」なんて悩む必要はありませんので、まずは続けて慣れていきましょう。

ブログ記事を早く書く7つのコツ【まとめ】

今回は『ブログ記事を早く書くコツ』を7つ紹介してきました。

  1. 自分が詳しいテーマで運営する:詳しくないテーマなら遅いのは当然
  2. キーワードをストックしておく:休日にまとめてキーワードを集めておく
  3. 書く前にそのキーワードで検索する:検索意図とライバル記事の中身を確認
  4. 先に仮タイトル・見出しを作る:タイトルがゴールで、見出しが道順
  5. ブログの管理画面内で書かない:メモ帳などに先に下書きする
  6. 自分なりの記事の型を作る:当てはめるだけでスラスラ書けるようになる
  7. 書き続けて慣れていく:慣れれば徐々に早くなっていく

少しでも記事作成のスピードを上げたい方は、できる所から取り組んでみてください。

最後に:ブログは記事を早く書くのが目的ではない

最後に『ブログは記事を早く書くのが目的ではない』ということを理解しておいてください。

そもそもブログを運営しているのは『稼ぐのが目的』という方が多いと思います。

例えば、この2つの記事があったとき、どちらが良いですか?

  1. 1時間で書いたけど検索圏外の記事
  2. 3時間かかったけど検索上位の記事

もちろん2番の『3時間かかったけど検索上位の記事』ですよね。

ですから、記事を効率よく書くのは大事ですが、あまり早く書くことばかりに固執しないでください。

他の方が「1時間で書いた」「今日は3記事書いた」なんて言っていても気にする必要はありません。

そもそも書いているブログのジャンルやキーワードが異なりますので、内容が違えばかかる時間も変わるからです。

 

ちなみに、今回のこの記事を書くのにかかった時間も3時間ですが、実は僕にしては早いほうです。

画像の枚数が多い記事だと10時間ほどかかることもあります。

同じ人間が運営しているブログでも、内容によってはこんなに作成スピードに差があるわけです。

ですから、記事作成のスピードを他人と競っても意味がないですよね。

 

僕たちブロガーが記事作成時に意識するべき戦う相手は、そのキーワードの検索上位の記事です。

早く書くことを意識するがあまり、手を抜いて上位表示できなければ本末転倒です。

記事作成のスピードは、無理せずできる範囲で上げていきましょう。


WordPressのウィジェットとは?使い方や種類を徹底解説

WordPressのウィジェットはどんな設定にしたらいいのか悩みますよね?

よく分からなくて初期設定のままにしている方も多いと思います。

しかし、WordPressのウィジェットは、初期設定のままでは見栄えもセキュリティ面からも好ましくないため、できれば変更しておきたいところです。

そこで今回は『WordPressのウィジェットの使い方』について解説していきます。

ウィジェットの種類や注意点についてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

WordPressのウィジェットとは?

WordPressのウィジェットは、ブログのサイドバーやフッターなどに、最新記事一覧やカテゴリーなどのパーツを設置できる機能です。

ウィジェットは管理画面の左メニューから『外観 ⇒ ウィジェット』で設定します。

管理画面の左メニューから『外観 ⇒ ウィジェット』と進む

 

設置するパーツ(検索・最近の投稿・カテゴリーなど)がウィジェットで、設置する場所(サイドバー・フッターなど)はウィジェットエリアと言いますので覚えておいてください。

ウィジェットとウィジェットエリア

なお、利用しているテーマやプラグインによって、ウィジェットもウィジェットエリアも中身が変わりますので、あらかじめご了承ください。

今回の解説で利用しているテーマはCocoonです。

ブロックウィジェットとクラシックウィジェットについて

実は現在のWordPressにはウィジェットのデザインが2種類あります。

まず一つ目がブロックウィジェット(ウィジェットブロックエディター)。

ブロックウィジェット

こちらはWordPress5.8から搭載された新しいウィジェットです。

 

そして、もう一つがWordPress5.8以前に利用されていたクラシックウィジェットです。

クラシックウィジェット

ただし、利用しているテーマによっては、まだブロックウィジェットに対応していなかったりなどの理由で、WordPress5.8以降のバージョンでもクラシックウィジェットになっていることもあります。

もしWordPress5.8でもクラシックウィジェットになっている方でブロックウィジェットを使いたい場合は、利用しているテーマの製作者さんにお問い合わせください。

 

また、ブロックウィジェットをクラシックウィジェットに戻したい方は、プラグインの『Classic Widgets』を導入してください。

プラグインの『Classic Widgets』

今回はブロックウィジェットとクラシックウィジェット、両方の使い方をお伝えしていきますが、クラシックウィジェットのほうが操作は簡単です。

ブロックウィジェットは入れたいウィジェットが見つからないこともあるため、個人的にはクラシックウィジェットを使うことをオススメします。

WordPressのブロックウィジェットの使い方

ここからはWordPressのブロックウィジェットの使い方を解説していきます。

ブロックウィジェット

ウィジェットの追加方法

ブロックウィジェットでは最初、ウィジェットエリアだけが表示されている状態です。

ブロックウィジェットのウィジェットエリア

 

ブロックを追加するには、まず追加したいウィジェットエリアを選択します。

例えば、サイドバーに追加したい場合は、サイドバーをクリックします。

ウィジェットエリアのサイドバーをクリック

ウィジェットエリアを選択すると、左下に選択したウィジェットエリア名が表示されますので、確認してください。

 

次に、青い『+』をクリックすると追加できるウィジェット一覧が表示されます。

青い『+』をクリック

↓↓↓

追加できるウィジェット一覧

 

追加したいウィジェットをクリックすると、このようにウィジェットエリア内に追加されます。

ウィジェットが追加される

 

なお、このままではウィジェットのタイトルが表示されていません。

ウィジェットのタイトルを入力するには、左端の『ブロックタイプまたはスタイルを変更』をクリックし、

『ブロックタイプまたはスタイルを変更』をクリック

 

『ウィジェットグループ』を選択します。

『ウィジェットグループ』を選択

 

すると、このようにウィジェットのタイトルが入力できますので、お好みで設定しておきましょう。

ウィジェットのタイトルの入力欄

↓↓↓

ウィジェットのタイトル入力完了

 

ウィジェットの追加が完了したら『×』をクリックして、ウィジェット一覧を閉じても構いません。

ウィジェット一覧を閉じる

 

また、右上の設定(歯車マーク)をクリックすると、ウィジェットの設定メニューが開きます。

ウィジェットの設定メニュー

設定メニューは利用するウィジェットによって変わりますが、このような細かな設定ができるのが、ブロックウィジェットを利用するメリットです。

 

ただし、ウィジェットをクリックして設定するものもありますので、お気を付けください。

クリックして設定するウィジェット

 

ウィジェットの追加・設定ができたら、最後に『更新』をクリックして完了となります。

『更新』をクリックしてウィジェットの追加完了

ウィジェットの削除方法

ブロックウィジェットのウィジェットを削除するには、まず削除したいウィジェットをクリックして選択します。

削除したいウィジェットをクリックして選択

 

ウィジェットの上にメニューが表示されるので、オプション(︙)をクリックします。

メニューのオプションをクリック

 

『ウィジェット(グループ)を削除』をクリックすると、

『ウィジェット(グループ)を削除』をクリック

 

このようにウィジェットの削除が完了となります。

ウィジェットの削除完了

 

また、削除したいウィジェットを思うように選択できない場合は、上部メニューの『リスト表示』を開いてみましょう。

上部メニューの『リスト表示』を開く

 

リスト表示内のオプションからもウィジェットは削除できますので、こちらも活用してみてください。

リスト表示内のオプションからウィジェットを削除

ウィジェットの移動方法

ブロックウィジェットのウィジェットの移動方法は3つあります。

まず一つ目が1つずつ上下に移動する方法です。

移動したいウィジェットを選択してメニューを開き、『∧』をクリックすると上に、『V』をクリックすると下に一つずつ移動させることができます。

『∧』をクリックすると上に、『V』をクリックすると下に一つずつ移動

↓↓↓

ブロックウィジェットが上に一つ移動

 

二つ目が他のウィジェットエリアに移動する方法です。

移動したいウィジェットを選択してメニューを開き、『ウィジェットエリアへ移動(クネクネした矢印)』をクリックします。

『ウィジェットエリアへ移動(クネクネした矢印)』をクリック

 

移動したいウィジェットエリアをクリックすると、

移動したいウィジェットエリアをクリック

 

このようにウィジェットが他のウィジェットエリアに移動します。

他のウィジェットエリアに移動

 

三つ目がドラッグで自由にウィジェットを移動させる方法です。

移動したいウィジェットを選択してメニューを開き、『ドラッグ(⋮⋮)』をクリックしながらマウス操作で移動させます。

『ドラッグ(⋮⋮)』をクリック

 

このように一度で一番上まで移動させることもできます。

ウィジェットが一度で一番上に移動できた

また、ドラッグ操作では、他のウィジェットエリアに移動することもできます。

ブロックウィジェットの使い方の解説は以上となります。

WordPressのクラシックウィジェットの使い方

ここからはWordPressのクラシックウィジェットの使い方を解説していきます。

クラシックウィジェット

ウィジェットの追加・移動方法

クラシックウィジェットでウィジェットを追加する方法は2つあります。

まず一つ目がドラッグで追加させる方法です。

追加したいウィジェットをクリックして選択し、そのままドラッグして設置したいウィジェットエリアに移動させます。

追加したいウィジェットをクリックして選択

↓↓↓

ドラッグして設置したいウィジェットエリアに移動完了

 

ちなみに、同じ要領でウィジェットを選択してドラッグすると、自由に移動もできます。

ウィジェットをドラッグ

↓↓↓

ウィジェットをドラッグして移動完了

 

二つ目がウィジェットエリアをを指定して追加させる方法です。

追加したいウィジェットの『▼』をクリックします。

追加したいウィジェットの『▼』をクリック

 

ウィジェットエリアの一覧が表示されるので、追加したい場所を選択し、

追加したいウィジェットエリアを選択

 

一番下までスクロールして『ウィジェットを追加』をクリックすると、

一番下までスクロールして『ウィジェットを追加』をクリック

 

指定したウィジェットエリアにウィジェットが追加されます。

指定したウィジェットエリアにウィジェットの追加完了

ウィジェットの編集(設定・削除)方法

ウィジェットエリア内に移動したウィジェットの『▼』をクリックすると、

ウィジェットエリア内に移動したウィジェットの『▼』をクリック

 

ウィジェットの編集画面が開きます。

ウィジェットの編集画面

 

編集できる内容はウィジェットによって異なりますが、例えばウィジェット名(タイトル)を入力したり、表示させる記事数を設定したりすることができます。

ウィジェットを編集して保存

ウィジェットを編集した時は、『保存』を忘れずにクリックしてください。

 

また、ウィジェットを削除したいときは『削除』をクリックします。

ウィジェットを削除

 

なお、今は使わないけどいずれ使うかもしれないウィジェットは、画面左下の『使用停止中のウィジェット』にドラッグで移動しておくと、設定を残したまま非表示にできるので便利です。

『使用停止中のウィジェット』に移動

クラシックウィジェットの使い方の解説は以上となります。

WordPressのウィジェットの種類について

基本的に入っているウィジェット一覧

WordPressのウィジェットの種類は利用しているテーマによって異なります。

クラシックウィジェットに入っている基本的なウィジェットと機能の一覧がこちらです。

ウィジェット名 機能 おすすめ度
RSS 任意の RSS/Atom フィードからのエントリー。
アーカイブ 投稿の月別アーカイブ。
カスタムHTML 任意のHTML コード。
カテゴリー カテゴリーリストやドロップダウン。
カレンダー サイトの投稿カレンダー。
ギャラリー 画像ギャラリーを表示します。
タグクラウド よく使用されるタグのクラウド。
テキスト 任意のテキスト。
ナビゲーションメニュー サイドバーにナビゲーションメニューを追加。
ブロック ブロックを含むウィジェット。
メタ情報 ログイン、RSS、WordPress.org へのリンク。 ×
リンク リンクを表示
動画 メディアライブラリ内から、または YouTube・Vimeo・
その他のプロバイダからの動画を表示します。
固定ページ サイトの固定ページ一覧。
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最近の投稿 このサイトの最近の投稿。
検索 サイト内検索フォーム。
画像 画像を表示します。
音声 音声プレーヤーを表示します。

※ ◎:おすすめ、△:必要に応じて、×:削除したほうが良い

サイドバーなどにバナーリンクを設置したいときは『テキスト』を使うと便利です。

ウィジェットを追加できるプラグイン

「利用しているテーマにほしいウィジェットがない」

そんな場合にはプラグインを使うと追加できます。

ウィジェット設置用として人気のプラグインはこちらです。

プラグイン 機能
Ajax Search Lite インスタント検索
Newpost Catch 最新記事をサムネイル付きで表示
WordPress Popular Posts 人気記事一覧
Table of Contents Plus 記事内に目次を設置するプラグインだが、ウィジェットにも設置可能
Events Calendar WD カレンダーにイベント日などを表示できる
Cool Tag Cloud カテゴリー・タグをオシャレに表示できる
Image Widget バナーリンクを設置できる

 

また、ウィジェットの機能全体を強化できる人気のプラグインはこちらです。

プラグイン 機能
Classic Widgets ブロックウィジェットをクラシックウィジェットに戻す
Widget Shortcode ウィジェットにショートコードを追加
Widget Logic ウィジェットの表示・非表示を管理できる
Fixed Widget and Sticky Elements サイドバーの追従機能
Custom Sidebars 新しくウィジェットエリアを追加できる
Widget Options ウィジェットの各種カスタマイズ

上記以外で「こんなウィジェット用のプラグインないかな?」と思った時は『○○ プラグイン』で検索して探してみてください。

WordPressのウィジェットの注意点について

WordPressのウィジェットで気を付けてほしいのは、テーマを変更した時です。

先にもお伝えしたように、WordPressのウィジェットとウィジェットエリアは、利用しているテーマによって異なります。

テーマを変更すると、それまで利用していたウィジェットが表示されなかったり使えなくなったりすることがあります。

また、サイドバーは2カラムのテーマならどのテーマにも搭載されているウィジェットエリアですが、テーマ変更によって一旦『使用停止中のウィジェット』に移動されることもあります。

ですから、WordPressのテーマを変更したときには、必ずウィジェットも確認しておきましょう。

まとめ

今回は『WordPressのウィジェットの使い方』について解説してきました。

  • WordPressのウィジェットとは:サイドバーやフッターなどにパーツを設置できる機能
  • ウィジェットエリア:ウィジェットを設置する場所
    ⇒ ウィジェットとウィジェットエリアの中身はテーマによって異なる
  • ブロックウィジェット:WordPress5.8から搭載された新しいウィジェット
  • クラシックウィジェット:WordPress5.8以前のウィジェット
    ⇒ 現状はまだクラシックウィジェットのほうが使いやすい
  • Classic Widgets:クラシックウィジェットに戻せるプラグイン
  • ウィジェットの注意点:テーマ変更によって表示されなくなることがある

WordPressのウィジェットは頻繁に変更するものではないため、操作に慣れるまで時間がかかるかもしれません。

操作に慣れるまでは、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。


アドセンスとアフィリエイト広告は併用していいの?注意点やコツを解説

ブログをやっているとGoogleアドセンスとアフィリエイト広告、両方に挑戦してみたいですよね?

しかし、「アドセンスとアフィリエイト広告は併用してもいいのか?」不安な方も多いと思います。

結論を言うと、アドセンスとアフィリエイト広告の併用は可能です。

併用したからと言って、何かペナルティを受けたりすることはありませんので安心してください。

実際このブログでも併用しており、ブログ開設から6年半、一度もトラブル等は起きていません。

 

ただし、アドセンスとアフィリエイト広告は、いつでも何でもかんでも併用して大丈夫というわけではありません。

今回は『Googleアドセンスとアフィリエイト広告を併用する時の注意点やコツ』について解説していきます。

安全に併用して、かつ利益の最大化を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

動画でも解説しています。

 

Googleアドセンスとアフィリエイト広告を併用する時の注意点

アドセンス審査時の注意点

アドセンス審査時の注意点

Googleアドセンスとアフィリエイト広告の併用は可能ですが、これからアドセンスの審査を受けようとしている方は、まだアフィリエイト広告は貼らないほうが良いです。

商品レビュー記事やランキング系記事を書いてしまった場合は非公開にしておきましょう。

 

とは言え、実はアフィリエイト広告を貼っても、アドセンス審査に合格できた方はたくさんいます。

正直、アドセンス審査時にアフィリエイト広告を貼ることについては賛否両論あります。

しかし、アフィリエイト広告を貼ったほうが審査に合格しやすいということはありません。

ブログ記事が大丈夫だったとしても、貼っている広告に何か問題がある可能性があるからです。

ですから、アドセンス審査通過の可能性を1%でも上げたい方は、まだアフィリエイト広告は貼らないでおきましょう。

アドセンス審査通過後の注意点

アドセンス審査通過後の注意点

アドセンス審査通過後にアフィリエイト広告と併用する時は、アドセンスのポリシー違反にならないように気を付けてください。

ブログの記事がポリシーに違反しておらず、無事審査を通過したとしても、貼っているアフィリエイト広告がポリシー違反に該当してしまうこともあります。

アフィリエイト広告が原因でポリシー違反になってしまうと、最悪アドセンスを貼れなくなってしまう可能性もあります。

具体的には法律に反している広告や、成人向け、暴力的な広告などです。

 

アドセンスとアフィリエイト広告を併用する際は、ブログに貼るアフィリエイト広告を慎重に選んでください。

実際にアドセンスとアフィリエイト広告を併用する前に、一度アドセンスポリシーに目を通しておきましょう。
参考:Google パブリッシャー向けポリシー

Googleアドセンスとアフィリエイト広告を併用して貼る時のコツ

アドセンスは集客記事だけに貼る

アドセンスは集客記事だけに貼る

Googleアドセンスとアフィリエイト広告を併用するときは、アドセンスは集客記事だけに貼るのがコツです。

つまり、同じ記事内にはアドセンスとアフィリエイト広告を併用して貼らないということです。

アドセンス広告はクリックされるだけで収益が発生するというメリットがありますが、広告単価はアフィリエイト広告のほうが高いです。

同じ記事内にアドセンスとアフィリエイト広告を貼っても特にペナルティなどはありませんが、アフィリエイト広告から申し込まれる可能性が下がり、ブログ全体の収益性も低くなってしまう可能性があります。

 

 
アフィリエイトとアドセンスの3つ違い!どっちを選んだらいいの?
アフィリエイトとGoogleアドセンスはどちらもブログに掲載できる広告ですが、その仕組みは全く異なります。今回は『アフィリエイトとアドセンスの違い』について解説していきます。どっちを選んだらいいか迷った場合の取り組み方もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

具体的には、アフィリエイト広告を貼ることが多い商品レビュー記事やランキング系記事には、とりあえずアドセンスは貼らないでおきましょう。

Cocoonを使っている方は、こちらの動画で解説しているやり方で特定の記事だけアドセンスを非表示にできますので、参考にしてみてください。

アフィリエイト広告から売れなかったらアドセンスを貼る

アフィリエイト広告から売れなかったらアドセンスを貼る

商品レビュー記事やランキング系記事にアフィリエイト広告だけ貼っていたけど、売れる気配が全くない…

そんな状況だったら、アドセンスとの併用を検討してみてください。

もちろん記事をリライトをしたり誘導方法を変更したり、売れる努力をすることも大事です。

しかし、色々試してもあまり売れないなら「どうせ売れないならアドセンスを貼ったほうがマシ」くらいの気持ちで併用しても良いです。

 

また、とりあえず1ヶ月だけ併用してみて、アドセンスの収益がどのくらいになるのか検証してみるのもオススメです。

アドセンスとアフィリエイト広告は、いつでも併用したり辞めたりすることができます。

もし急にアフィリエイト広告から売れ始めたら、アドセンスはその記事から外せば良いです。

その辺は臨機応変に対応していきましょう。

 

なお、ページごとのアドセンス報酬を確認するには、Googleアナリティクスとの連携が必要になります。

まだ設定していない方はこちらの動画を参考にしてみてください。

まとめ

今回は『Googleアドセンスとアフィリエイト広告を併用する時の注意点やコツ』について解説してきました。

  1. Googleアドセンスとアフィリエイト広告を併用する時の注意点
    1. アドセンスに合格するまではアフィリエイト広告は貼らない
    2. アフィリエイト広告のポリシー違反に気を付ける
  2. Googleアドセンスとアフィリエイト広告を併用して貼る時のコツ
    1. アドセンスは集客記事だけに貼り、収益化記事には貼らない
    2. 収益化記事から売れなかったら、同じ記事での併用を検討する/li>

ブログでアドセンスとアフィリエイト広告を併用したい方は、ぜひ今回の内容を参考に実践してみてください。


WordPressのユーザー名を変更する3つの方法

「不正なログインがあったかもしれない」と不安なときは、ユーザー名(ログインID)を変更したいですよね。

いつか変更するかもしれないから、やり方だけでも知っておきたいという方も多いと思います。

そこで今回は『WordPressのユーザー名を変更する方法』を3つ解説していきます。

簡単な方法から難しい方法までありますので、やりやすいやり方を参考にしてみてください。

WordPressのユーザー名を変更する3つの方法

プラグイン『Username Changer』でユーザー名を変更する方法

WordPressのユーザー名(ログインID)を変更する一つ目の方法は、プラグイン『Username Changer』を使ったやり方です。

Username Changer

 

通常、WordPressではユーザー名を変更することができません。

Username Changerを導入していない場合

 

しかし、Username Changerを導入するだけで、簡単にユーザー名を変更できるようになります。

『Change Username』をクリック

詳しい使い方はこちらで解説していますので、参考にしてみてください。

新しいユーザーを追加して、旧ユーザーを削除する方法

WordPressのユーザー名(ログインID)を変更する二つ目の方法は、新しいユーザーを追加して、旧ユーザーを削除するやり方です。

このやり方なら『Username Changer』を導入する必要がないというメリットがあります。

しかし、プラグインを使うより手間がかかりますし、メールアドレスが2つ必要になるのもデメリットです。

手順としては、まず『ユーザー ⇒ 新規追加』から新しいユーザーを追加します。

WordPressの『ユーザー ⇒ 新規追加』に進む

 

必要な項目を入力して、『新規ユーザーを追加』をクリックします。

『新規ユーザーを追加』の入力画面

なお、この時は必ずユーザー権限を『管理者』にしてください。

 

これでユーザーの追加完了です。

ユーザーの追加完了

 

ユーザーの追加が完了したら、一旦ログアウトして、今度は新しく追加したユーザーでログインし直してください。

新しいユーザーでログインし直す

 

新しいユーザーでログインしたら『ユーザー ⇒ ユーザー一覧』に進み、旧ユーザーの『削除』をクリックします。

旧ユーザーの『削除』をクリック

 

ここで必ず『すべてのコンテンツを以下のユーザーのものにする』にチェックを入れて、『削除を実行』をクリックします。

『削除を実行』をクリック

 

これで旧ユーザーの削除が完了し、記事も全て新しいユーザーに移行できたので、実質的にユーザー名を変更できたことになります。

旧ユーザーの削除が完了

データベース上でユーザー名を変更する方法

WordPressのユーザー名(ログインID)を変更する三つ目の方法は、データベース上で変更するやり方です。

データベース上でユーザー名を変更すれば、プラグインを導入する必要がありませんし、新しくユーザーを追加する必要もありません。

ただし、操作を誤ると予期せぬエラーが起こって、最悪WordPressを復旧できなくなる可能性もあります。

なので、今からお伝えするやり方は、データベースの操作に慣れている方以外にはオススメしませんので、ご了承ください。

 

今回はエックスサーバーを例に解説していきます。

『ログイン ⇒ サーバー管理 ⇒ 対象ドメイン設定 ⇒ 簡単インストール』と進みます。

エックスサーバーの簡単インストールに進む

 

この中の『MySQLユーザー名』と『MySQLパスワード』をコピーして控えてください。

『MySQLユーザー名』と『MySQLパスワード』をコピー

最初はMySQLパスワードは非表示になっていますので、目玉マークをクリックして確認してください。

 

もう一度サーバー管理のトップに戻り、今度は『phpmyadmin』をクリックします。

『phpmyadmin』をクリック

 

Basic認証画面が開きますので、ここに先ほど控えた『MySQLユーザー名』と『MySQLパスワード』をコピペで入力し『ログイン』をクリックします。

『MySQLユーザー名』と『MySQLパスワード』をコピペで入力し『ログイン』をクリック

 

『データベース』をクリックします。

『データベース』をクリック

 

上に表示されているデータベースをクリックします。

上に表示されているデータベースをクリック

 

次の画面ではたくさんの行が出てきますので、下にスクロールして『wp_users』をクリックします。

『wp_users』をクリック

 

この中の『user_login』がログインID、『user_nicename』がユーザー名になりますので、こちらをお好みの文字列に変更してください。

『user_login』と『user_nicename』

なお、どちらも文字列をダブルクリックすると編集できるようになります。

 

また、一番右端には『display_name』とありますが、こちらは表示用のユーザー名です。

『display_name』

表示用のユーザー名についてはこの後お伝えしますが、セキュリティを高めたい方は、こちらも変更しておいたほうが良いでしょう。

【補足】表示用のユーザー名を作成しておこう!

実はWordPressのログインID(ユーザー名)は、何も対策をしていないとバレバレの状態になっています。

ログインURLもドメイン以下が共通なので、セキュリティに不安があります。

そこでオススメなのが、表示用のユーザー名を作っておくこと。

例えば、僕のこのブログでも表示用のユーザー名は『sattoga_akita』ですが、

さっとがの表示用ユーザー名

実は本当のユーザー名(ログインID)は全然違う文字列となっています。

さっとがの本当のユーザー名

このように表示用のユーザー名を別に設定しておけば、ログインIDが誰にもバレていませので、その分セキュリティを高めることができます。

 

そして、この設定はプラグインの『Edit Author Slug』を使うと簡単にできます。

※ 先に解説したデータベース上の編集でも可能です。

『Edit Author Slug』で表示用のユーザー名を設定する方法はこちらの記事で解説していますので、セキュリティを高めたい方は、合わせて参考にしてみてください。

まとめ

今回は『WordPressのユーザー名を変更する方法』を解説してきました。

  1. プラグイン『Username Changer』を使う:一番簡単
  2. 新しいユーザーを追加して、旧ユーザーを削除する:手間はかかるが、プラグイン不要
  3. データベース上で変更する方法:操作に慣れていない方にはオススメしない
  4. 【補足】表示用のユーザー名を作る方法:セキュリティを高めたい方にオススメ

ユーザー名を変更したい方は、ぜひ今回の内容を参考に試してみてください。