映画レビュー一覧

「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」

「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」今年3月、野球世界一決定戦WBCにおいて決勝でアメリカを破り、世界一奪還を成し遂げた侍ジャパン!日本中を感動の渦に巻き込んだ侍ジャパンの雄姿を追った完全密着ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』映画は6月2日から期間限定で全国公開され、異例の大ヒットにより公開劇場の追加や1週間の上映延長など88万人以上を動員しました!14年ぶりの「WBC世界一」へ、史上最

「生きる LIVING」

「生きる LIVING」今は亡き日本の巨匠・黒澤明監督の不朽の名作「生きる(1952)」を、イギリスの名優B・ナイの主演&ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロの脚本でリメイクした感動ドラマ。1953年のイギリス、ロンドン。役所の市民課に勤めるお堅い英国紳士のウィリアムズは、机の上に山積みにされた書類の整理に追われる退屈で単調な毎日。ある日、医者から余命半年と宣告されてショックを受けた彼は、いったんは役所仕事を

「シン・ウルトラマン」

「シン・ウルトラマン」ともにウルトラマンシリーズのファンを公言する庵野秀明が企画・脚本、樋口真嗣が監督を務め、特撮ドラマの金字塔“ウルトラマン”を新たに映画化した空想特撮映画。巨大不明生物“禍威獣(カイジュウ)”の脅威にさらされる日本。政府は禍威獣特設対策室専従班、通称・禍特対(カトクタイ)を設立、班長・田村君男、作戦立案担当官・神永新二らが任務に当たっていた。あるとき禍威獣の危機が迫る中、大気圏外か

「ゴジラ-1.0」

「ゴジラー1.0」日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如

「土を喰らう十二ヵ月」

「土を喰らう十二ヵ月」水上勉の料理エッセイをもとに、人里離れた長野の山荘で暮らす老作家が四季折々の季節料理を味わいながら悠々自適の生活を送るさまを、沢田研二の主演で描いた人間ドラマ。映画化もされた「雁の寺」「飢餓海峡」などの名作で知られる、今は亡き昭和の人気作家、水上。少年時代、京都の禅寺で修行生活を送り、精進料理を身に着けた彼が、後年、軽井沢の山荘で自ら料理を作り続けた体験を綴ったエッセイをもと

「Aサインデイズ」

「Aサインデイズ」ベトナム戦争に揺れる本土復帰前後の激動期の沖縄を舞台に、ロックバンドに情熱を燃やす地元の若者たちの姿を、今は亡き崔洋一監督が熱く描いて高い評価を得た青春群像劇。1960年代後半から1970年代前半、当時はまだアメリカ占領下にあり、ベトナム戦争に向かう米兵たちが街にあふれていた沖縄。そんな騒然とした時代に、米軍公認の飲食・風俗店で活躍したとあるロックバンドの栄枯盛衰を、<オキナワン・ロック

「マイ・ブロークン・マリコ」

「マイ・ブロークン・マリコ」大きな反響を呼んで絶賛を博した平庫ワカさんの同名コミックを、タナダユキ監督が実写映画化。亡き親友の遺骨を抱いて旅に出たヒロインを永野芽郁さんが熱演した感動の友情ドラマ。ブラック企業で働くOLのシイノは、ある日TVのニュースで、親友のマリコがマンションから転落死したことを知らされ、呆然自失となる。マリコは幼い頃から父親の虐待を受け、体中に痛々しい傷痕のある、薄幸な人生を歩んで

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1&PART2」

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1&PART2」

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1&PART2」[PART1]J・K・ローリングの世界的ベストセラーを映画化するメガヒット・ファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ、完結へと向かう最終第7章は、長大な原作をできる限り忠実に映像化するため、前後編での製作となった。前編となるこのパート1では、かつてない窮地に立たされるハリーと仲間たちの姿が描かれていく。先の見えない孤独な旅の中で、ついにハリー、ロン、ハーマイオニー

「西の魔女が死んだ」

「西の魔女が死んだ」梨木香歩のロングセラー小説「西の魔女が死んだ」を「8月のクリスマス」の長崎俊一監督のメガホンで映画化。祖母役に往年の名女優シャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカー。学校へ行くことが苦痛になってしまった中学生のまいは、母に勧められて祖母の家に身を寄せることに。母とまいが"西の魔女"と呼ぶイギリス人の祖母は、大自然に囲まれた一軒家で穏やかな生活を送っている。祖母との田舎暮らしは閉ざさ

「式日」

「式日」当時「平成ガメラ」3部作で新進女優として注目を集めていた藤谷が、十代のときに書き上げた短編小説を、庵野監督が翻案して実写映画化。現実世界から遊離した空想の世界に生きる不思議なヒロインを藤谷自身が演じる一方、彼女と行動をともにするカントク役には人気映画監督の岩井俊二が抜擢されて、独特の演技と存在感を披露。あのスタジオジブリの第2レーベルとして設立されたスタジオカジノの第1回作品として、鈴木敏夫

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