「遠いところ」
「遠いところ」沖縄の地で、貧困や夫のDVなど、過酷な現実に直面して追い詰められていく17歳の若き母親の姿を、注目の新鋭・工藤将亮監督が痛切に描き、高い評価を得た社会派ドラマ。ひとり当たりの県民所得が日本全国で最も低い一方、若年層の出産率やひとり親世帯の比率は全国1位という沖縄。沖縄の若者たちが直面するそんな過酷な現状を背景に、長編デビュー作の「アイムクレイジー」で注目を浴びた工藤監督が、事前に入念
Kimama free days 〜趣味のガーデングや映画レビューなど〜
「遠いところ」沖縄の地で、貧困や夫のDVなど、過酷な現実に直面して追い詰められていく17歳の若き母親の姿を、注目の新鋭・工藤将亮監督が痛切に描き、高い評価を得た社会派ドラマ。ひとり当たりの県民所得が日本全国で最も低い一方、若年層の出産率やひとり親世帯の比率は全国1位という沖縄。沖縄の若者たちが直面するそんな過酷な現状を背景に、長編デビュー作の「アイムクレイジー」で注目を浴びた工藤監督が、事前に入念
「ラブ・レター」直木賞受賞の表題作を含む作品集「鉄道員」に収録された短編を、「時代屋の女房」の森崎東監督が映画化。人気作家・浅田次郎による小説の初の映画化。中井貴一の主演で、しがないチンピラと、偽装結婚で書類上だけの妻だった中国人女性との人生の交錯を綴る。歌舞伎町でヤクザの佐竹から裏ビデオ店の店長を任されているチンピラの吾郎。あるとき彼は、佐竹に頼まれて中国人女性の白蘭と偽装結婚することになる。白
「今日から俺は!!劇場版」1980年代末に絶大な人気を博した西森博之のツッパリ漫画を原作に、賀来賢人と伊藤健太郎の共演で福田雄一監督が映像化したTVドラマの劇場版。軟葉高校のツッパリコンビ三橋と伊藤がかつて激闘を繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角に、極悪で知られる隣町の北根壊高校が間借りすることになった。北根壊で番を張る柳と大嶽は、現在番長不在の開久をやすやすと制圧、開久の生徒にインチキなキーホルダ
「リボルバー・リリー」綾瀬はるかが主演したハードボイルドアクション。長浦京が第19回大藪春彦賞を受賞した同名小説を映画化。大正時代末期、かつて“リリー”と呼ばれた女性スパイは激闘へ。関東大震災の翌年の1924年、東京・墨田区。あるカフェーで女将をしている百合は、かつて任務のためには殺人もいとわない非情のスパイ、“リボルバー・リリー”として活躍した。そんな百合はある一家が殺された事件で自身の旧知の男性が疑わ
「レジェンド&バタフライ」東映70周年記念作品として、総製作費20億円を投じた時代劇大作。政略結婚で最悪の出会いから始まった信長と濃姫が、やがて強い絆で結ばれていく様を描く。木村と綾瀬が、これまでにない信長と濃姫像を体現した。監督は「るろうに剣心」シリーズの大友啓史、脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が務め、誰もが知る信長と、誰も知らない<妻・濃姫との30年の軌跡>、そして<「本能寺の変」
「ちひろさん」有村架純を主演に迎え、今泉力哉監督が安田弘之の同名コミックを実写映画化。元風俗嬢の心優しいヒロインが周囲に交流の輪を広げていくさまを軽妙に綴った心温まる群像劇。元風俗嬢で、今は海辺の小さな町にある弁当屋で働くちひろさん。どこまでもマイペースでひょうひょうと毎日を生き、誰に対しても分け隔てなく明るく接する彼女のもとには、自然と大勢の人々が集まるようになる。家族生活に息苦しさを覚える女子
「銀河鉄道の父」この父ありてこの子あり。宮沢賢治の生涯を父親の視点から大胆に描いて第158回直木賞に輝いた門井慶喜の同名小説を、役所広司と菅田将暉の豪華競演で映画化した感動作。明治29年。岩手県の花巻で質屋を営む宮沢政次郎に待望の男児・賢治が誕生し、跡取り息子として大事に育てられる。しかし、大正3年、中学を卒業して久々に帰宅した賢治は、質屋は貧乏人から金をむしり取る弱い者いじめだとして、家業を受け継
「スクロール」北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音らが出演した青春群像劇。就職したが死ぬことばかりを考える青年ほか、4人の若者がそれぞれ悩み苦しみながらも生きる姿を描く。YOASOBIの楽曲「ハルジオン」の原作小説「それでも、ハッピーエンド」などの作家・橋爪駿輝のデビュー小説を、「CUBE 一度入ったら、最後」の清水康彦監督が脚本と編集も兼ねて映画化。オープニング以降は、彼らの名前を冠したチャプター仕立て
「日輪の遺産」浅田次郎の同名小説を、佐々部清監督が映画化。連合国軍から奪った“マッカーサーの財宝”を隠す密命を巡り、陸軍将校らと女学生20人を待ち受ける壮絶なドラマを綴った。1945年8月10日。帝国陸軍の真柴少佐は、軍幹部に呼び出され、重大な密命を下された。それはマッカーサーから奪った900億円もの財宝を、極秘裏に陸軍工場へ移送し隠匿すべし、というものだった。敗戦が不可避の今、その財宝が祖国復興の礎となるは
「アナログ」ビートたけしによる初の恋愛小説を、二宮和也と波瑠の共演で映画化。手作りにこだわるデザイナーの男性と携帯電話を持たない謎めいた女性、2人の純愛の行方を綴る。手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟。携帯電話を持たない謎めいた女性みゆき。喫茶店「ピアノ」で出会った2人は、連絡先を交換せずに「毎週木曜にこの店で会う」と約束する。かけがえのない時間を積み重ね、悟はみゆきの素性を知ら