レコードプレーヤーPL31/TS一覧

PL-31E/TSのスピンドルシャフトのUpグレード

PL-31E/TSの最近の変更点のお知らせをいたします。
1D3A1599A.jpg
新品時のシャフト底面の写真
PL-31E/TSはマグネフロート式になっている為に軸受にかかる負荷が極めて小さい(500g前後)ので、下部ボールベアリング球と当たる面が摩り減る度合いは少ないとみていて、スピンドルシャフトはステンレス製のPL-25Eの物をそのまま使用してきました。
1D3A1313B.jpg
しかし、6年経過しての経時変化をみてみるとボールベアリング球の痕が凹んでしまっているのが分かり予想より早く摩り減る事が判りました。この様になるとシャフト底面とベアリング球の接触面積が増えて初期の軽い回転抵抗が得られなくなってきます。
1D3A1316C.jpg
その対策として最近のPL-31E/TSには底部にタングステンを埋め込むようにして対応しています。
暫く使ってみての結果が良いようなのと、当初はタングステンが非常に硬い為に作業の仕上がりに問題があった事が改善されたので、御希望の方にスピンドルシャフトの底面にタングステンの埋込をお受けいたしますので此方に御連絡頂ければと思います。
シャフトの底部を見て頂き、上の写真の様に二重になっていなければタングステンの埋込は未対応となります。
御連絡を頂いた後にスピンドルシャフトユニットのみを外して送ってください。
最近PL-31E/TSを購入されて未対応の場合は無料で対応いたします。
以前購入された方も改修いたしますが、費用は5,000円(税別)になります。同時にシャフトの横方向を支えるラジアルベアリング交換と荷重を支える底部ベアリング球の交換をお薦めします。費用はタングステン埋込とベアリング交換で8,000(税別)円となります。

ジョイフルさんからXにTSプレーヤーの記事を載せて頂きました。

先日、あめのうおさんにPL-31E/TSをお貸ししてすぐに作成の御依頼を頂きましたが、
その後にジョイフルさんからもTSプレーヤーの貸出と制作の御依頼を頂きました。
その時の記事をXに載せて下さいましたので是非見て頂ければと思います。
ジョイフル

https://x.com/J6o2y1f8u3l/status/1862445755732304173
https://x.com/J6o2y1f8u3l/status/1866444026553196606/photo/1

『あめのうおのブログ』にPL-31E/TSの試聴記事が載りました。

いきなり夏か終わって秋と言う感じでやっと涼しくなりましたね。夏が長かった。

先日メールで『あめのうおのブログ』を書かれているMさんから
竹本式プレーヤーの試聴機の貸出の御依頼がありました。
「現在使用しているプレーヤーとあまりにもコンセプトが違うので、是非試聴してみたい」との事でしたので早速試聴機を送って聴いて頂きました。
その試聴結果をMさんの『あめのうおのブログ』にpart1からpart4に渡って掲載して頂きましたので是非読んで頂ければと思います。CIMG8308.jpg

PL-31E/TSの試聴感想を頂きました。

先日制作したPL-31E/TSプレーヤーが届いたK様から試聴感想を頂きました。
到着直後の比較では それまで使われていたプレーヤーと音はあまり変わらないとの事でしたが、
その後、調整してから時間をかけて聴いて頂いた感想を頂きました。
私に送られてきたメールの内容ですが無修正で掲載します。
小林様宅
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
竹本様、
いつもお世話になります。
この土日で聴き込みましたのでご報告させて頂きます。
先日は早く聴きたい気持ちが強すぎて報告しました通り急いで
セッティングしたので大きなミスをしておりました。
まず、ベルトを再度確認した所、ゴムが捻れてかかっていましたので
これを正しく掛け直しました。
プレーヤーの水平も取れてませんでしたので、プレーヤーの脚を調整して
きっちりと水平を出しました。
あと、針圧調整を針圧計でなくウエイトの目盛りで合わせておりましたので
針圧計で測り直した所、正規の針圧より0、3gも重く針圧がかかってました。
これを針圧計で正規の針圧に調整しました。
基本的な事ができていない状態で報告してしまい反省しております。
気を取り直して、聴き直した所、
「きた---、解き放たれた音とはこの事か!」
素晴らしい!!以外の言葉が見つかりません。
私のフェバリットアルバムの1枚であるJONI MITCHELLのSHADOWS & LIGHT
という野外ライブ盤、今まではホールのライブを聴いているようだったのですが
ホールの天井がなくなってまさに野外ライブの臨場感が味合う事ができました。
スタジオ録音の盤は、マスター音源をレコーディングスタジオのモニタースピーカーで
聴いている感覚(実際、経験した事はないので想像ですが)です。
これは「レコードに刻まれたの音を引き出す」という事にプラスして、レコードの溝に
刻み込まれた現場の空気をも引き出しているのでは?と思ってしまいます。
本当に素晴らしいとしか言いようがなく、ずっと一人でニヤニヤしていました。
家内とは、学生時代にバンドを一緒にやっており家内も音楽自体は大好きなのですが、
音には無頓着で私のオーディオの趣味をいつも白い目で見ていました。
その彼女が「無茶苦茶音にリアル感があるね」と感嘆していました。
今、竹本様もブログに書いておられましたDIANA PANTONを聴いていますが
本当にそこで演奏しているのを聴いている感覚ですね。
フィデリックスのカートリッジMC-F1000はヘッドシェルがMITCHAKU Zなので
まだ聴けていませんが、MC-F1000で聴いたらどういう音が出てくるのか
本当に楽しみです。
たかが500枚程度のコレクションですが、明日から全て聴き直すことになりそうです。
素晴らしいプレーヤーを手に入れる事ができ心から満足しております。
本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
今後とも宜しくお願い致します。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

PL-31E/TSをとても気に入って頂けた様で、また一人ご愛用者が増えて嬉しく思っています。

さらに1台完成しました。

2I3A6510x.jpg
またまた、御依頼頂いていたPL-31E/TSですが、本日完成して動作確認をしています。
部品は削り出しですが、あらかじめ加工は済ませて組み立てるだけなので短時間で仕上がります。
問題なければ来週早々にも発送したいと思っています。

『気まぐれジジイ』さんが三度YouTubeに動画を載せてくれています。



竹本式プレーヤーをYouTubuにUpして頂きました。

暫く更新を怠っていましたので、私が「体調を壊したのでは?」と心配して連絡くれる方がいました。
実は『PL-31E/TSプレーヤー』が好評で制作依頼が殺到してブログを書いている時間がとれなくなってしまい、今ようやく注残もなくなって少し余裕が出来た というのが理由です。
たいへん御心配をおかけして申し訳ありませんでした。

さて、今回YouTubeに私の制作したプレーヤーの動画を載せて頂きましたので
ご紹介したいと思います。

PL-31E/TSの面白い記事

やっとコロナが落着いてきました。やれやれです。
沢山の方がこのコロナ騒ぎで影響を受けたと思いますので、早く平常の生活に戻ればと願うばかりです。

最近私の制作したレコードプレーヤーの評判が良く、複数の方から制作の御依頼を頂いております。
PL-31ETSパオローズ
先日納品を済ませた『yiu』さんが面白い記事を書いてくださっていますので興味のある方はブログを訪問されてみては如何でしょう?
yiu's audio blog

PL-31E/TS vs Performance DC - ピュアストレートアーム対オフセット付ストレートアーム