
新品時のシャフト底面の写真
PL-31E/TSはマグネフロート式になっている為に軸受にかかる負荷が極めて小さい(500g前後)ので、下部ボールベアリング球と当たる面が摩り減る度合いは少ないとみていて、スピンドルシャフトはステンレス製のPL-25Eの物をそのまま使用してきました。

しかし、6年経過しての経時変化をみてみるとボールベアリング球の痕が凹んでしまっているのが分かり予想より早く摩り減る事が判りました。この様になるとシャフト底面とベアリング球の接触面積が増えて初期の軽い回転抵抗が得られなくなってきます。

その対策として最近のPL-31E/TSには底部にタングステンを埋め込むようにして対応しています。
暫く使ってみての結果が良いようなのと、当初はタングステンが非常に硬い為に作業の仕上がりに問題があった事が改善されたので、御希望の方にスピンドルシャフトの底面にタングステンの埋込をお受けいたしますので此方に御連絡頂ければと思います。
シャフトの底部を見て頂き、上の写真の様に二重になっていなければタングステンの埋込は未対応となります。
御連絡を頂いた後にスピンドルシャフトユニットのみを外して送ってください。
最近PL-31E/TSを購入されて未対応の場合は無料で対応いたします。
以前購入された方も改修いたしますが、費用は5,000円(税別)になります。同時にシャフトの横方向を支えるラジアルベアリング交換と荷重を支える底部ベアリング球の交換をお薦めします。費用はタングステン埋込とベアリング交換で8,000(税別)円となります。















