2019年10月一覧

パッシブボリュームを製作してみました

現在サブシステムに使っているコントロールアンプはフィデリックス社の『LZ-12MC』と言うアンプですが、フォノイコライザーは同社の『LEGGIERO』を使っていますので『LZ-12MC』はボリュームのみを使っていて、いわゆるパッシブプリとして使用しているのです。
このプリのボリュームはL型アッテネーターで抵抗は音質の良い非磁性のタンタル抵抗ですので、使う価値があるのですが、アッテネーターだけ使っているので無駄に大きく、使用しているパワーアンプなども小型の筐体の『セレナーテ』なのでもっと小型で取り回しが良い物が欲しいと思っていました。そこでパッシブボリュームを検討してみることにしました。
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趣味のオーディオの行き着いた先 2019-10-15 23:15:07

現在サブシステムに使っているコントロールアンプはフィデリックス社の『LZ-12MC』と言うアンプですが、フォノイコライザーは同社の『LEGGIERO』を使っていますので『LZ-12MC』はボリュームのみを使っていて、いわゆるパッシブプリとして使用しているのです。
このプリのボリュームはL型アッテネーターで抵抗は音質の良い非磁性のタンタル抵抗ですので、使う価値があるのですが、アッテネーターだけ使っているので無駄に大きく、使用しているパワーアンプなども小型の筐体の『セレナーテ』なのでもっと取り回しが良い物が欲しいと思っていました。そこでパッシブボリュームを検討してみようとおもいました。
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台風一過

懸念していた事が現実となり、かつて無いほどの猛烈な台風が被災した後にやってきました。
今回の台風19号は前回の15号より強力との事でしたので風はもっと強く、大きさも大きいので、
あの強烈な風が何時間も続き前回の台風の被害がより拡大してしまうのではないかと思っていましたが、
僅かに西にそれて風はそれほど強くはならなかったので被害を免れました。
電気も停電を覚悟していましたが、二回ほど消えたり点いたりしてましたが、前回の様に長時間の停電にはなりませんでした。

ニュースを見ると今回の19号は巨大な雨台風でしたので関東平野は水浸しで多くの家屋が水没しているのを見ると
強風の恐ろしさとは違う水害の恐ろしさもよくわかり、被害に遭われた方々が早く日常の平穏な生活に戻られる事を切に願うばかりです。




最悪の予測的中か・・

先月9日に千葉県を通過した台風15号は甚大な被害をもたらしました。
私の家や設備にも大きな被害があり、やっと片付けも終わり平静を取り戻しつつありました。

しかし瓦やトタンなどの屋根材は圧倒的に不足し「修理は年内に終われば早い方」と大工に言われました。
ガレージのシャッターも修理の見積もりが出ただけでやはり何時治るかは全く検討がつきません。
破損した屋根はそのままでは傷んでしまうのでブルーシートで覆い、とりあえず間に合わせを自分で済ませましたが、心配は「通常の雨なら何とか凌げるが、台風がきたらもたないだろうな。」と思っていたのです。

ところが、前回の台風15号より強力な19号が前回と全くおなじ経路をたどって上陸するとの事、心配していた最悪のパターンです。
破損のないシャッターの後ろに押し破られない様に足場の鉄骨を組み対応し、屋根のブルーシートには土嚢を乗せ、起こした木にはつっかえ棒をし、考えられる事はやりましたが、今は『人事を尽くして天命を待つ』の心境です。
まもなく台風19号が上陸しますが果たしてどの程度の被害になるでしょうか?

オイロダインを聴く会に参加させて頂きました。

IMG_0578aa.jpg事の始まりは下記の記事からです。
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-512.html
もう40年以上前にスピーカーはどれを購入しようか迷っていた時に雑誌で見た『オイロダイン』と言うスピーカーを知りその形の良さに一目惚れで憧れのスピーカーでした。
しかし、私の購入予定価格の限度は100万円と決めていたので、当時130万円する『オイロダイン』は残念ながら射程外でした。
それからずっと聴いてみたいスピーカーでしたが機会もなく今になってしまいました。
今回お知り合いになった『気まぐれさん』がこの『オイロダイン』を所有している事を知ったので「是非聴かせてほしい」とお願いしたのですが「今は倉庫に保管してあり、リスニングルームには置いていない」との事、この時は残念ながら聴く事はできませんでした。
『気まぐれさん』は以前はこの『オイロダイン』を聴く会を毎年定期的に催していたそうですので機会があれば是非聴かせて頂きたいむねをお願いしてありました。そして、今回その願いが叶って『オイロダインを聴く会』を設定して頂けることになりました。
IMG_0590bb.jpg今回はオーディオノート社のご好意で社内のフロアを貸していただき、ドライブシステム機器も全てオーディオノート社製の最高級機種でした。
IMG_0587cc.jpgオイロダインをドライブするのは211のプッシュプル巨大なモノラル管球アンプです。
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実物を見るのは初めてですが、平面バッフルに取付けられたオイロダインは時代を感じさせない非常に良いコンデションで、ウーハーはフィクスドエッジ、ダンパーはベークライト蝶ダンパーではなく、通常の波型の布製です。
私の使っている『ALTECA5』に使われている515ウーハーもフィクスドエッジの軽いコーン紙を使い軽い質感の低音を出しますが、この『オイロダイン』も同じ構造で見るからに軽い(反応の早い)低音が出そうです。

聴く前に『気まぐれさん』は「レンジは狭いし大したことないよ~」と謙遜して言われていましたが、出てきた音は「なんと素晴らしい!」
私も昔から『ALTEC A5』を使っていて、この私のスピーカーもオリジナルのままでは周波数レンジは狭いのですが、当時は主にポップスやボーカル物を聴いていましたので、この種の曲にはそれほど周波数レンジが広くなくても不満がなく、クラシックのオーケストラやバイオリンを聴く様になってからA5のレンジを拡張し始めた経緯があります。
なので昔から中音域が一番大事な事は十分に承知していましたので、今回フルレンジの様に鳴る『オイロダイン』を聴かせていただいても全く違和感はなく、特にのびのびとした鳴りっぷりの良さには感嘆いたしました。やはり低音は反応が速く、中音は密度が濃くボーカルなどの実在感があり飛び抜けてリアルです。
『オイロダイン』は当時は買う事はできませんでしたが、かなり無理して買っていたとしても後悔のないスピーカーだったと分かり、やっと長い間気になっていたことを知る事ができました。有難うございました。

今回の視聴会を開催するにあたって多大の手間と御苦労をして頂いた『気まぐれさん』と『オーディオノート社』の関係者の方々には心より厚く御礼もうしあげます。