2021年01月一覧

実体顕微鏡アームスタンド

ここの所で、VictorのMC-L1000カートリッジの断線品を続けて修理をしていますが、極小のマイクロコイルをダイヤモンドチップの背に載せ替える作業はかなりの難しさです。
それでも、今までで修理をしたMC-L1000は9個になります。まだまだ直してMC-F1000化の修理成功数を伸ばしていきたいと思っています。
この作業には実体顕微鏡が無くてはならない道具ですが、ヤフオクを見ていると時計修理を趣味にされている方が実体顕微鏡に使っているアームスタンドの動画が載っていて、見るとなかなか良さそうなので購入してみしました。
2I3A5583aa.jpg実体顕微鏡は重量があるので不安定にならないか心配でしたが、作りはかなりガッシリしていて不安定な感じはしません。作りは良く安っぽさはありません。
いままで固定式のスタンドを使っていたので小さな作業プレートの中だけが作業範囲でしたが、机の上全面が作業スペースとして使え、使い終われば隅に折りたたんで置けるので、なかなか便利な優れ物です。

ブライアン・ブロンバーグのWOOD

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2004年頃にCDではすでに大変話題になっていたアルバムですが、今回45回転のレコードでの発売となり購入してみました。
ベースがメインのピアノとドラムスのトリオですが、とにかくウッドベースの音がリアルで超低域までシッカリと入っています。
ピアノも切れ味良く、透明感の高い音で素晴らしい。この盤もオーディオチェックレコードに最適です。

レコードプレーヤーはもちろん『PL-31E/TS』でカートリッジは『MC-F1000』を使って
10cmフルレンジスピーカー『AL-05BONSAI』で再生していますが、
太く分厚い低音で再生され、10cm口径から出てくる低音とは絶対に信じられない切れと迫力です。

お正月はカートリッジの聴き比べ

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服喪中につき新年のご挨拶は控えさせていただきますが、本年もよろしくお願いいたします。

さてお正月なので少し時間が出来たのですが、このコロナ禍に外出もできず、
仕方がないので御依頼されたMC-L1000の断線修理を終わらせたのと、カートリッジの聴き比べをしてみています。
以前聴いた印象とは大きくかわりませんが、微妙に印象の変わったカートリッジもありますので、
復習のつもりでレコードを聴いてみています。