「フォロウィング」
「フォロウィング」
後に「ダークナイト」「オッペンハイマー」を放つ
クリストファー・ノーラン監督によるサスペンス。
卓抜でトリッキーなストーリーテリングの技を発揮して
注目を浴びた、長編デビュー作。
『当時まだ20代の俊英ノーランが出身国の英国で、
監督・製作・脚本・編集(共同)・撮影というひとり5役を兼任し、
本作で念願の長編デビュー。
一躍世界中の評判を呼んだ、続く「メメント」に先駆けた本作でも
物語の中の時間軸を巧みに交錯させる、
卓抜でスリリングなストーリーテリングを披露。
モノクロのスタイリッシュな映像も見もの。
第28回ロッテルダム国際映画祭など、
各国の映画祭で数々の賞を受賞して注目を浴びて
米国のハリウッドに渡り、
大きな飛躍を遂げるきっかけをつかむことになった。』
~WOWOWより~
道行く他人を気ままに尾行しては孤独と暇をまぎらせていた、
作家志望の青年ビルは、後を尾行していた男コッブに自身の尾行を知られ、
白昼他人のアパートに不法侵入してはその部屋に残された品々から
住人のことを推測して楽しむという遊びを教わる。
あるアパートで部屋に飾ってあった写真から
そこに住む若い女性に好奇心をそそられたビルは、
自分の正体を隠しながら思い切って彼女に接近し、
やがて2人は親密な仲に発展するが……。
原題/Following
制作年/1999
制作国/イギリス
内容時間/71分
監督/クリストファー・ノーラン
製作/クリストファー・ノーラン
製作/エマ・トーマス
製作/ジェレミー・セオボルド
脚本/クリストファー・ノーラン
撮影/クリストファー・ノーラン
音楽/デヴィッド・ジュリアン
(CAST)
ビル/ジェレミー・セオボルド
コッブ/アレックス・ハウ
若い女性/ルーシー・ラッセル
警官/ジョン・ノーラン
スキンヘッドの男/ディック・ブラッドセル
ウエートレス/ジェニファー・エンジェル
バーテンダー/ニコラス・カーロッティ
本作がノーラン監督の長編映画デビュー作とは凄すぎる!
20代の若さで予算も人脈もないまま
(たぶんそうだろう・・・私の決めつけ)
時間軸の変化や物語の緻密な構成力のみで
面白い作品を作る才能が本作ですでに発揮されている
「フォロウィング」の次に制作された作品は『メメント』ですが
『メメント』はまだ観ていないので是非観たい!と思わせられました
本作よりもさらに複雑な構成になっているようなので
『メメント』観るのが楽しみです(^^)
「フォロウィング」はモノクロだったので
最初はヒッチコックの映画が頭に浮んでいましたが
ヒッチコック作品とはまたひと味違うスリリングな展開で
ラストの瞬間まで楽しむことができました
とても面白かったです