「20歳のソウル」


「20歳のソウル」


千葉県船橋市立船橋高校の有名な応援歌「市船soul」を作曲し
短い人生の幕を閉じた青年の実話をもとにした中井由梨子さんの小説を
ドラマ「特命係長 只野仁」などを手掛けた秋山純監督が映画化





市立船橋高校で吹奏楽部に所属する大義はトロンボーンを担当していた。
活発で優しく、真っすぐな彼は特別な存在である顧問の高橋に大きな影響を受ける。
ある日、大義は高校の野球部のためにオリジナルの応援歌の作曲に挑み、
「市船soul」という曲を完成させる。
その後、同曲は演奏されるとたちまち得点を呼ぶ“神応援曲”と呼ばれるようになる。
やがて音大に進学した大義は体の不調を訴え、診察の結果、がんの宣告を受け……。



制作年/2022
内容時間/138分

監督/秋山純
原作・脚本/中井由梨子
撮影/百束尚浩
劇伴音楽/KOSEN


(CAST)
浅野大義/神尾楓珠
浅野桂子/尾野真千子
宮田夏月/福本莉子
佐伯斗真/佐野晶哉
浅野忠義/平泉成
星野拓朗/高橋克典
高橋健一/佐藤浩市
秋田豪/前田航基
田崎洋一/若林時英
消防隊員/塙宣之
木村貴教/石黒賢


実話だとは知らずに映画「20歳のソウル」を観ましたが
この映画は単なるお涙ちょうだいの映画ではなかったです
実話だからこその説得力があり
“生ききる”ということについて心底考えさせられる
珠玉のような言葉が(映画では台詞)あちらコチラに散りばめられ
自分自身を生きるためには何が大切なのかを伝えてくれます

『病魔とたたかう間にも、大義は鍵盤に向かい続けた。
(高橋先生から吹奏楽部で演奏する曲を依頼された)
楽曲の名は、『JASMINE』。
「ジャスミン」はペルシャ語の「ヤースーミン」が語源とされ、
〈神様からの贈り物〉という意味がある。
大義にとって、贈り物は「今日という1日」のことだった。』

中井由梨子さんの原作は未読なので
もう一度大義や高橋先生が語った言葉をかみしめるため
是非読みたい!そう思いました

『生きているだけで幸せ』
『明日がくるとはかぎらない』
大義が高橋先生や夏月に語った一言が強く心に残っています

前半は爽やかに部活動を中心とした学校生活を描いていますが
闘病生活を描いた中盤からは涙が溢れて止まらない
告別式で大義の作曲した『市船soul』を164人の仲間が演奏
このシーンではさらに号泣でした(T_T)

[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com