レコード再生で最も大切な事

コロナ禍はますます酷くなって、深刻な状態まで来てしまっていますが、こうなればワクチンの接種を待って収束に至るしかないのかな?と思っています。

さて、前回の記事はパッシブプリのTruPhaseの使用感想について書きました。
記事内でも書きましたがプリアンプの本来の仕事は信号の整理と音量調整のみで、『何も足さず、何も引かず』入って来た信号をそのまま出力する事です。
ここで、音を良くしようなどと音質の調整などすれば、もうゴチャゴチャになってしまい答えは分からなくなり ろくな事はないのです。
プリに入って来た音を変えないのですから、出力側の信号を良くするのに大事な事は入力信号の質しだいだという事は分かって頂けると思います。入力側がすでに変調や劣化を起こしていれば、もう二度と元に戻ることは出来ないのです。
ですのでレコード再生の場合は最初のプレーヤーの回転の質、カートリッジの音溝の正確な変換、アームの支点の明確化など最上流の入力側の質をいかに良くするかがレコード再生においての最重要項目なのです。
たとえば普通はアナログプレーヤーがレコードの音溝の信号をブルブル震わせているなどとは にわかに信じがたい事ですが、手回しでプラッターを回して音を聴いてみればすぐに分かる事なのです。
この振られた音を その後に直そうとしても絶対に直ることなどありませんので、最上流の大切さをもっと認識し、
私がなぜアナログプレーヤーに無中になったのかを御理解していただけたら幸いと思います。2I3A5519AA.jpg


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