「ゴッドファーザーPARTⅡ」
「ゴッドファーザーPARTⅡ」
アカデミー賞3部門に輝く第1作の2年後、
マフィアのコルレオーネ・ファミリーの昔と前作のその後の両方を描き、
アカデミー賞で前作を超す6部門に輝いたシリーズ第2作!
父親ドン・ヴィトの死後、マフィア・ファミリーのボスになったマイケル。
5年後、息子の聖餐式の夜、マイケルは自宅にいたところを
何者かに襲われる。
事件の背後にはユダヤ人組織のボス、ハイマン・ロスがいた。
物語は並行してヴィトの若かりし日々を回想。
シシリーで両親と兄をマフィアに殺されたヴィトは米国に移民し、
ニューヨークのリトル・イタリーに住むことに。
だがそこでも町を牛耳るマフィアの存在に辟易させられて……。
原題/The Godfather: PartⅡ
制作年/1974
制作国/アメリカ
内容時間/201分
監督/フランシス・フォード・コッポラ
製作/フランシス・フォード・コッポラ
脚本/フランシス・フォード・コッポラ
脚本/マリオ・プーヅォ
撮影/ゴードン・ウィリス
音楽/ニーノ・ロータ
音楽/カーマイン・コッポラ
美術/アンジェロ・グレアム
美術/ディーン・タヴォラリス
(CAST)
マイケル・コルレオーネ/アル・パチーノ
ヴィト・コルレオーネ(青年時代)/ロバート・デ・ニーロ
トム・ヘイゲン/ロバート・デュヴァル
ケイ/ダイアン・キートン
ハイマン・ロス/リー・ストラスバーグ
フレド・コルレオーネ/ジョン・カザール
コニー・コルレオーネ/タリア・シャイア
フランキー/マイケル・V・ガッツォ
チッチ/ジョー・スピネル
クレメンザ(青年時代)/ブルーノ・カービー
トニー/ダニー・アイエロ
上院議員の1人/ロジャー・コーマン
FBIの1人/ハリー・ディーン・スタントン
ソニー・コルレオーネ/ジェームズ・カーン
第47回(1974)アカデミー賞作品賞
第47回(1974)アカデミー賞助演男優賞「ロバート・デ・ニーロ」
第47回(1974)アカデミー賞監督賞「フランシス・フォード・コッポラ」
第47回(1974)アカデミー賞脚色賞「マリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ」
第47回(1974)アカデミー賞美術賞「アンジェロ・グレアム、ジョージ・R・ネルソン、ディーン・タヴラリス 」
第47回(1974)アカデミー賞作曲賞「ニーノ・ロータ、カーマイン・コッポラ 」
父ヴィトの後を継いだマイケルの現在と
若かりし頃のヴィト(過去)の時代が交互に描かれており
過去のシーンの映像はセピア色に変わる(いいですね~)
若いヴィトをロバート・デ・ニーロが演じており
イタリアからニューヨークのリトルイタリーに着いた頃と
マフィアの世界に足を踏み入れる過程の演技の豹変が素晴らしい
怒りの表情?というのか身体中から一瞬に放電したような凄みがあり
そこからヴィトがゴッドファーザーへとのし上がっていくのだなと
説得力のある演技でした(デ・ニーロに拍手!)
もちろんマイケル役のアル・パチーノも凄かった
マイケルの目が怖い!笑っているシーンでも怖いのよ…
若かった頃のマイケルの純粋さが一欠片も残っていない!?
マイケルは完全にゴッドファーザーになってしまった
邪魔者は兄であろうと全て消す!
その非情さでファミリーを守り地位を築いていくが
その果てに本当の大切な家族を失ってしまい…
現在と過去のシーンが皮肉にも逆転した哀しいラストでした
『ゴッドファーザーPARTⅢ』ではどうなるのか…これから観ますが
楽しみ半分マイケルのその後が心配!?
(怖いけど何故か憎めないマイケル、主人公だからかな?)