「九十歳。何がめでたい」
2023年に100歳を迎えた直木賞作家・佐藤愛子による
ベストセラーエッセイ集「九十歳。何がめでたい」
「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」を映画化。
原作者・佐藤愛子の役を当時90歳の草笛が演じ、
佐藤のぼやきがほほ笑ましく、また、人に対する優しさにあふれている。
さらに唐沢寿明が演じる中年編集者・吉川と
次第に育んでいく友情が感動を誘う。
タクシー運転手役で三谷幸喜が出演し、
ネームプレートに書かれてある名前など、にやりとさせられる。
監督は「老後の資金がありません!」の前田哲。

数々の文学賞を受賞してきた作家の愛子は、
90歳を過ぎて断筆を宣言するものの、
新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。
そんな愛子にどこか時代遅れの中年編集者・吉川がやってきて
エッセイの連載を依頼する。
愛子は断固拒否するが、吉川は企画をなんとしても成功させようと
一歩も引かない。
愛子は自暴自棄気味に連載を始めることに。
だが世の中への怒りを赤裸々に書いたエッセイは意図せず大好評を得る。
制作年/2024
内容時間/100分
原作/佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」
「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(小学館刊)
監督/前田哲
脚本/大島里美
撮影/山本英夫
音楽/富貴晴美
(キャスト)
佐藤愛子/草笛光子
吉川真也/唐沢寿明
杉山桃子/藤間爽子
吉川麻里子/木村多江
杉山響子/真矢ミキ
原作の佐藤愛子さんのエッセーは未読です
でも映画を観て興味津々(^^)
是非原作も読みたいなと思わせてくれた映画でした
編集者・吉川真也を演じた唐沢寿明さんと
佐藤愛子役の草笛光子さんの掛け合いが面白すぎ!(笑)
佐藤愛子さんの最新刊『老いはヤケクソ』(2025年1月発売)
大ヒットを記録した映画『九十歳。何がめでたい』の
映画製作の裏側をはじめ、
100歳を迎えた佐藤愛子先生のヤケクソな老いの日常や感慨、
残しておきたい思い出のインタビュー、
佐藤愛子を彩る家族や相棒たちを語ったエッセイ、
過去の受賞作や物書きとしての境地などを収録。
一冊に佐藤愛子の愛すべき世界が広がります。
こちらのエッセーも是非読みたいですね(^^)