「遠い山なみの光」



「遠い山なみの光」


2017年にノーベル文学賞を受賞した
カズオ・イシグロの長編デビュー小説『遠い山なみの光』を
「ある男」の石川慶監督、広瀬すず主演で映画化。
戦後間もない1950年代の長崎と1980年代のイギリスの
二つの時代と場所を超えて交錯する
“記憶”の秘密を紐解とくヒューマン・ミステリー。






1980年代、イギリス。
日本人の母とイギリス人の父の間に生まれロンドンで暮らすニキは、
大学を中退し作家を目指している。
ある日、彼女は執筆のため、
異父姉が亡くなって以来疎遠になっていた実家を訪れる。
そこでは夫と長女を亡くした母・悦子が、
思い出の詰まった家にひとり暮らしていた。
かつて長崎で原爆を経験した悦子は戦後イギリスに渡ったが、
ニキは母の過去について聞いたことがない。
悦子はニキと数日間を一緒に過ごすなかで、
近頃よく見るという夢の内容を語りはじめる。
それは悦子が1950年代の長崎で知り合った佐知子という女性と、
その幼い娘の夢だった。



劇場公開日/2025年9月5日
制作国/日本・イギリス・ポーランド合作
上映時間/123分

監督・脚本/石川慶
原作/カズオ・イシグロ
制作総指揮/堤天心
撮影/ピオトル・ニエミイスキ
音楽/パベウ・ミキェティン


(CAST)
1950年代の悦子/広瀬すず
佐知子/二階堂ふみ
1980年代のイギリスで暮らす悦子/吉田羊
1950年代の悦子の夫で傷痍軍人の二郎/松下洸平
二郎の父でかつて悦子が働いていた学校の校長である緒方/三浦友和
ニキ/カミラ・アイコ


カズオ・イシグロ氏の原作は未読です
先に原作を読んだ方が良かったのかな?
と映画を観ながら思っていましたが
映画.comの紹介記事を読むと
原作の方がもっと難解だったのかも?

『50年代の日本と80年代のイギリスがパラレルに進行する、
複雑に絡み合った物語を、石川は原作とは多少順序を替えながら、
すっきりと繋いでいく。
さらに悦子の視点から一人称で書かれた小説を、
「謎の多い母の秘密に迫る娘」の視点を通して語ることで、
「信頼できない語り手」としての悦子の姿を浮き彫りにして、
クライマックスの意外性に至る伏線を散りばめる。
その鮮やかな手腕は、「原作もの」に長けたこの監督らしい。』
~映画.comより抜粋~

登場人物の心情をもっと知りたい!
原作も読んでみたいと思えた興味深い映画でした

キャストが素晴らしく、影像も美しい
広瀬すずさんと二階堂ふみさんが綺麗♡
広瀬すずさんの映画『宝島』も観なくては!


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