「ファーストラヴ」


「ファーストラヴ」


人気作家・島本の第159回直木賞受賞作を
「人魚の眠る家」の堤幸彦監督が映画化。
芳根京子演じる大学生の環菜と北川演じる公認心理師の由紀が
拘置所で接見するのが前半のメインで、
北川と芳根の息詰まる心理演技がじりじりとさせる。
それと並行して描かれるのが由紀の過去で、
環菜と由紀が次第にシンクロしていく展開が見もの。
そして、後半は環菜の裁判がメインとなり、
明かされる事件の意外な真相にも驚かされる。
由紀を一定の距離感を持って見守る
写真家の夫・我聞役を演じる窪塚洋介の抑えた演技も見どころだ。
~WOWOWより~


ファーストラブ


川沿いを血まみれで歩いていた大学生の環菜は、
自分の父親で画家の那雄人を殺した容疑で逮捕される。
“動機はそちらで見つけてください”
という環菜の挑発的な言葉は世間を騒がせる。
公認心理師の由紀は、夫・我聞の弟で弁護士をする迦葉とともに、
環菜の動機を探るため、拘置所の接見室で彼女と面会を重ねる。
環菜の二転三転する供述に翻弄され、真実がゆがめられていく中で、
由紀は環菜に過去の自分に似た“何か”を感じ始める。



制作年/2021
内容時間/120分

監督/堤幸彦
原作/島本理生
脚本/浅野妙子
撮影/唐沢悟
音楽/アントンジュリオ・フルリオ
主題歌/Uru『ファーストラヴ』
挿入歌/Uru『無機質』

(CAST)
真壁由紀/北川景子
庵野迦葉/中村倫也
聖山環菜/芳根京子
聖山那雄人/板尾創路
小泉裕二/石田法嗣
聖山昭菜/木村佳乃
真壁我聞/窪塚洋介


NHKで放送されたドラマ『ファーストラブ』
2020年2月2日 BSプレミアムで映画より1年先に放送

ファーストラブ ドラマ

【NHKドラマあらすじ】
公認心理師の主人公・由紀(真木よう子)は、出版社から
話題の「女子大生の父親刺殺事件」のルポの執筆依頼を受ける。
容疑者・環菜(上白石萌歌)が取り調べで
「動機は見つけてください」と警察に言ったことで、波紋を呼んだ事件だ。
環菜の国選弁護人で、由紀の義弟でもある迦葉(平岡祐太)からも
協力を請われて、由紀は環菜と面会し、カウンセリングのような形で、
環菜の家族に何があったのかを突き止めようとする。
真相を探る中、明らかになる環菜と殺された父親、
さらには母親・昭菜(黒木瞳)とのゆがんだ親子関係。
隠され続けた家族の秘密。
そして、環菜はついに「初恋」について語り始める。
果たして環菜は、本当に父親を殺したのか。
由紀がたどり着いた真実とは―。


島本理生さんの原作は未読です
でもNHKのドラマ版を先に観ていたので
内容を知りながら映画を観ることになりましたが
映画とドラマの印象がかなり違ったのにはでびっくり!?

キャストはもちろんですが脚本や演出の違いで
(同じ原作で)ここまで変わるのかと
映画「ファーストラブ」を初めて観たような?
新鮮な気持ちで楽しめました

環菜を演じた(映画)芳根京子さんと(ドラマ)上白石萌歌さん
本当にお二人の演技が凄かったです
映画とドラマどちらも心に響く良い作品でした
秀作です。


タイトルからは想像もつかない衝撃の物語「ファーストラブ」
原作者の島本さんはどうしてこのタイトルのしたのかな?と不思議でした
『W座からの招待状』での小山薫堂さんの解説では
“環菜は両親や初めて愛した人からことごとく傷つけられていた
それがタイトルとなっているのでは?”
そのような話だったと覚えていますが…
島本さんの説明ではないので違うのかもしれませんが!?
そう言われてタイトル「ファーストラブ」を見るととても切なく感じました


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