「なごり雪」
伊勢正三さんが作詞・作曲した、“かぐや姫”によるヒット曲で
その後イルカさんがカバーしたことでもよく知られる「なごり雪」
この名曲をモチーフに大林宣彦監督が映画化した
切なくほろ苦いラブストーリー
50歳を目前にして長年連れ添ってきた妻・とし子に逃げられてしまった
梶村祐作。そんな彼のもとへ1本の電話が入る。
それは、少年時代からの親友・水田が
彼の妻・雪子の危篤を知らせるものだった。
祐作は故郷の大分県臼杵へ向かう列車に乗りながら、
彼ら3人がともに過ごした青春時代のことを懐かしく思い出す。
かつて雪子は祐作に好意を寄せていたが、
祐作は彼女のそんな想いを知りながらも、あえてそれに背を向けて…。
制作年／2002
内容時間／112分
監督・脚本／大林宣彦
プロデュース／大林恭子・山崎輝道
脚本／南柱根
撮影／加藤雄大
音楽／學草太郎・山下康介
主題歌／伊勢正三「なごり雪」
（CAST)
梶村祐作／三浦友和
雪子／須藤温子
菅井とし子／宝生舞
水田健一郎／ベンガル
過去の祐作／細山田隆人
過去の健一郎／反田孝幸
健一郎の母親／津島恵子
水田夏帆／長澤まさみ
「なごり雪」を観ながら最初に感じたことは
どうして台詞が棒読みなの？
終戦直後の雰囲気を表現したかった？
いずれにしても大林監督の意図だとは思いますが
台詞が気になり映画を楽しむことに集中できなかったです…^^;
でも映像は素晴らしかった！
『ふたり』を彷彿とさせるような映像の美しさは流石です！
大林監督のノスタルジー溢れる映像の美しさは
内容そっちのけで？充分に楽しめました
初々しい長澤まさみさんを見ることができたのもラッキー(^_^)v
正やん（伊勢正三さん）の歌う「なごり雪」…あまりの懐かしさに(T_T)
かぐや姫のレコード「三階建ての詩」が大好きだったので（姉のレコード）
私にとっての「なごり雪」はイルカさんではなくかぐや姫
「三階建ての詩」には『22才の別れ』も収録されており
大林宣彦監督は大分三部作の2作目として
『２２才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』も制作しています
3作目はつくられなかったようなので大分二部作…！？
「三階建ての詩」のレコードジャケット↓
（収録曲）
A面
1.人生は流行ステップ 作詩:山田つぐと /作曲:南こうせつ /編曲:石川鷹彦
2.22才の別れ 作詩・作曲:伊勢正三 /編曲:瀬尾一三
3.あの日のこと 作詩・作曲:山田つぐと /編曲:石川鷹彦、木田高介
4.南風知らん顔 作詩:伊勢正三 /作曲:南こうせつ /編曲:石川鷹彦
5.君がよければ 作詩･作曲:山田つぐと /編曲:瀬尾一三
6.赤ちょうちん 作詩:喜多条忠 /作曲:南こうせつ /編曲:石川鷹彦
B面
1.雨に消えたほゝえみ 作詩:喜多条忠 /作曲:南こうせつ /編曲:木田高介
2.うちのお父さん 作詩･作曲･編曲:南こうせつ
3.なごり雪 作詩･作曲:伊勢正三 /編曲:瀬尾一三
4.おまえのサンダル 作詩:喜多条忠 /作曲:南こうせつ /編曲:木田高介
5.この季節が変われば 作詩:伊勢正三 /作曲:山田つぐと /編曲:木田高介
6.こもれ陽 作詩・作曲:山田つぐと /編曲:瀬尾一三
ちなみに、レコードはA面、B面があり聴くときは片面ずつしか聴けません
裏返してセットし直すという面倒な作業が
でも私は断然レコードの音が好き！でした
残念ながらレコードを今は聴けませんが…
映画紹介から脱線してしまった^^;
最後にダメ押し？「三階建ての詩」CD化されているようです