「子猫をお願い」


「子猫をお願い」


同じ高校を卒業した若い女性5人が別々の道を歩むうち、
互いの絆に微妙な変化が生じていく様子を、
韓国の女性監督チョン・ジェウンがみずみずしく描いた、青春映画の秀作。





ソウル郊外の都市、仁川(インチョン)。
少女5人、テヒ、ヘジュ、ジヨン、ピリュ、オンジョが
同じ商業高校を卒業してから数カ月後。
5人は、家族が営むサウナをテヒが手伝い、
ヘジュがソウルの証券会社に就職する一方、
テキスタイルの道に進む夢があるジヨンは家族の貧しさに困っていた。
ヘジュの20歳の誕生日、ジヨンは拾った子猫をヘジュにプレゼントするが、
忙しいヘジュは世話ができないとジヨンに子猫を返してしまい…。


原題/Take Care of My Cat
制作年/2001
制作国/韓国
内容時間/112分

監督・脚本/チョン・ジェウン
製作/オ・ギマン
撮影/チェ・ヨンファン
音楽/M&Fほか


(CAST)
テヒ/ペ・ドゥナ
ヘジュ/イ・ヨウォン
ジヨン/オク・ジヨン
オンジョ/イ・ウンジュ
ピリュ/イ・ウンシル


「子猫をお願い」最近の映画だと思って観たのですが
なんと23年前の映画でした!

韓国での女性への偏見や差別?
職場での立場だけではなく女性とはこうあるべきという
その押しつけがましさは(日本もそうですが)
時代が変わっても今だに少なからず残っている…

物語の冒頭では高校を卒業した5人の少女達が
無邪気に笑いながら写真を撮っているシーンではじまり
再会を約束してそれぞれの道へ歩み出す

親のコネで証券会社へ就職したヘジュは
入社当時は若いだけでちやほやされ舞い上がるが
仕事と言えば他の社員の雑用ばかりで次第にやる気をなくしていく

壊れそうなアパートで祖父母と暮らす無職のジヨンは
テキスタイルの勉強の為独学でイラストを描いているが
父母がいないため仕事の面接で断られてしまい貧しさから脱却できない

家業のサウナ屋を手伝いながら口述筆記のボランティアをしているテヒ
無職でも生活には困らないがワーキングホリデイに興味を抱いている

自ら作ったアクセサリーを露天で売り生活費を稼いでる双子の姉妹
ピリュとオンジュは中国へ戻りたいのかな?そのような台詞があったような…

5人は卒業して約束通り再会したけど
社会人になった5人は少しずつ変わってしまい
無邪気だった少女の頃には戻れない…
5人の少女たちは卒業後に抱いていた社会とのギャップを感じながらも
生きていく為にそれぞれの道へと進んでいく

それにしてもラストの終わり方にはビックリ!
言葉のUPでEND?
ジヨンとテヒその後は自由に想像して下さい!ですかね?

[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com