「マイ・ブロークン・マリコ」
「マイ・ブロークン・マリコ」
大きな反響を呼んで絶賛を博した平庫ワカさんの同名コミックを、
タナダユキ監督が実写映画化。
亡き親友の遺骨を抱いて旅に出たヒロインを
永野芽郁さんが熱演した感動の友情ドラマ。
ブラック企業で働くOLのシイノは、ある日TVのニュースで、
親友のマリコがマンションから転落死したことを知らされ、呆然自失となる。
マリコは幼い頃から父親の虐待を受け、
体中に痛々しい傷痕のある、薄幸な人生を歩んでいた。
シイノは、そんな毒親からマリコの遺骨を奪い取ると、
学生時代にマリコが行きたがっていた海で彼女を弔おうと、
遺骨を抱いて旅へと出発。
その道中、シイノは見知らぬ男性のマキオから親切を受ける。
制作年/2022
内容時間/86分
監督・脚本/タナダユキ
原作/平庫ワカ
脚本/向井康介
撮影/高木風太
音楽/加藤久貴
(CAST)
シイノトモヨ/永野芽郁
イカガワマリコ/奈緒
マキオ/窪田正孝
マリコの実父/尾美としのり
タムラキョウコ/吉田羊
平庫ワカさんの原作コミックは未読です
「マイ・ブロークン・マリコ」
永野芽郁さん主演なので観ましたが
物語全体が心に突き刺さるような内容で
ブラック企業勤務の永野芽郁さん演じるシイノ
シイノの友人、マリコ役は奈緒さんが演じていましたが
二人の過去と現在のシーンを交互に描くことで
子供の頃からマリコが受けた数々の虐待を知っている
シイノの怒りや苛立ちがよりリアルに伝わってきました
永野芽郁さんの演技が本当に凄かったです!
重たい空気が漂うシーンでも
シイノが怒りに震えながら行動することで
マリコの過去を浄化してくれているような気がしました
重いテーマの映画でしたが面白かったです