「海峡」
岩川隆の同名の原作を映画化
本州と北海道の間にトンネルを掘ろうとする男達と
彼らを見つめる女たちの姿を描く

昭和32年の調査以来、青函トンネル開通に執念を燃やしていた
国鉄の技術団員・阿久津。
7年後、工事開始の号令が出され、
阿久津をはじめトンネル工事のベテランが函館に集結する。
一方で、阿久津に命を救われた多恵ほか、
それぞれの想いで見守る女たちがいた。
制作年/1982年
内容時間/142分
監督/森谷司郎
脚本/井手俊郎 森谷司郎
原作/岩川隆
撮影/木村大作
美術/村木与四郎
音楽/南こうせつ
(CAST)
阿久津剛/高倉健
牧村多恵/吉永小百合
成瀬仙太/三浦友和
佳代子/大谷直子
おれん/伊佐山ひろ子
金丸五郎/小林稔侍
野崎/東野英心
石谷音太郎/山谷初男
札幌工事局長/北村和夫
正田和平/生井健夫
浜口圭介/加藤和夫
青函建設局員/小林昭二
他
本作では青函トンネルが開通するまでを描いているので
映画ではあるけれど工事の大変さが伝わってきます
黒部ダム建設を描いた『黒部の太陽』と同様に
難工事の現場を映画で描き
残しておきたい大切な記憶を後世に伝えてくれる
もちろんドキュメンタリー映画ではないので
事実と異なる個所は多々あると思いますが
それでも映画化して残してくれたことに拍手です(パチパチ)