「MOON CHILD」


「MOON CHILD」


GACKTとHYDEがスクリーンで夢の共演。
呪われた運命に苦悩する吸血鬼の男と、
彼と固い絆で結ばれた青年。
いつしか別の道を歩み出す2人だが……。
監督は瀬々敬久。





経済が崩壊し、各国に移民を始めた日本人が多く暮らすアジアの町マレッパ。
暴力が支配する街に暮らす少年ショウはある時、負傷した男・ケイと知り合う。
ケイは死なないヴァンパイアだった。
10年後、成長したショウはケイとコンビを組み、
街を牛耳る悪の組織、ルカイと敵対する。
反ルカイの活動の中、2人は同じ目的を持った青年、
孫とその妹イーチェと仲間になり、
日本人移民トシを加えた5人は家族のような絆で結ばれるが…。



制作年/2003
内容時間/120分

監督/瀬々敬久
プロデュース/平野隆
脚本/GACKT
脚本/瀬々敬久
脚本/井土紀州
撮影/柴主高秀
音楽/安川午朗

(CAST)
ケイ/HYDE
ショウ/GACKT
ショウ(幼少期)/本郷奏多
孫/ワン・リーホン
信士/寺島進
ハナ/鈴木杏
イーチェ/ゼニー・クォック
ローリエ/石橋凌
ルカ/豊川悦司
蛇/千原靖史
鰐/千原浩史
ジュン/YOU
トシ(幼少期)/春山幹介
信士(幼少期)/久保孝典 


本作「MOON CHILD」
HYDEさんとGACKTさん夢の共演!
公開当時私の住む地域での上映がなく
劇場で観ることが出来なかった・・・
なので今回のWOWOWでの放送は本当に嬉しかった~♡

今回「MOON CHILD」の内容を知らずに観たので
HYDEさん演じるケイがヴァンパイアだったことに
ナイスキャスティング!!と思わずガッツポーズ(何故私が?)
HYDEさんのデビュー当時から変わらない美しさに
「ヴァンパイアだったのね」と妙に納得
(『VAMPS』はそこからきた?)

ショウ役のGACKTさんも美しいのですが
ショウの幼少期を演じた本郷奏多さんに目が釘付け!
12才?の美少年奏多さんの登場シーンが少なかったので
何度もそのカットを止めて見惚れていました♡

イーチェ役のゼニー・クォックさんも綺麗でしたね
ショウが惚れるのも分かります!
失語症のイーチェの目で語る演技が印象的でした
ラスト近くのイーチェの病床シーンは切なかったです
ショウのことをケイだと思い込み
ワン・リーホンさん演じる兄・孫のことは父親だと信じていた
悲しいシーンでしたが心に残るシーンでした


ヴァンパイアといえば『ポーの一族』を抜きには語れない?
(『ポーの一族』ではヴァンパイア=ヴァンパネラ)
HYDEさんがエドガーで、GACKTさんがアラン!?
年齢はかなり違いますが・・・ポーの2人は14才
宝塚歌劇団で『ポーの一族』を上演したので
是非お二人にも舞台でポーの一族を・・・それはさすがに無理ですね^^;


ケイがヴァンパイヤであることの苦悩をシュウに打ち明けるシーン
シュウが自分の歳を追い越し先に死んでしまう
それでもケイはいつまでも同じ姿で生き続ける
その想像を絶する孤独に苛まれ
人の血を吸うことで生きている自分を化け物といい絶望している・・・
たぶん幼少期のシュウに助けられなかったら
ケイはそのまま太陽の熱で焼かれていた
シュウに助けられたことで居場所を見つけたケイは
シュウの為に生きていたのかな?と感じました
ラストの海のシーンでケイは救われた!?


私にとって「MOON CHILD」は
ハードボイルドの『BANANA FISH』と
耽美的な『ポーの一族』を彷彿とさせるお宝映画でした♡


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