「ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生」
「ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生」
イギリスの至宝、社会派ドラマの名匠、K・ローチ監督。
彼の半世紀以上にも及ぶ経歴とその作品世界の魅力を、
さまざまな映像と証言を通して振り返るドキュメンタリー。
イギリスのTV・映画界が世界に誇る社会派ドラマの名匠として、
「ケス」や「麦の穂をゆらす風」等々、
数多くの名作を世に送り出してきたローチ。
“リアリズムの達人”“イギリス映画史上、
最も左翼的な映画監督”と賞賛される一方で、
敵対勢力からは“イカレたマルクス主義者”などと
批判も浴びてきた彼の人間性と作品世界を、
さまざまな貴重な映像資料と証言、
そしてヴァーサス(=相反する二面性)をキーワードに振り返る。
原題/Versus: The Life and Films of Ken Loach
制作年/2016
制作国/イギリス
内容時間(字幕版)/94分
監督/ルイーズ・オズモンド
製作/レベッカ・オブライエン
撮影/ロジャー・チャップマン
音楽/ロジャー・ゴウラ・サルダ
(出演)
ケン・ローチ
キリアン・マーフィ
ガブリエル・バーン
ポール・ラヴァーティ
レベッカ・オブライエン
アラン・パーカー
ケン・ローチ監督作品はまだ観ていませんが
社会派ドラマを撮っている監督で
労働者階級や移民たちの暮らしをリアルに描いている
ローチ監督は一見気難しそうに見えるけど
作り物ではなく徹底したリアリズムを描くため
作品に対して決して妥協を許さない
それゆえの気難しさなのかと感じました
役者選びについての話もとても興味深く
役者の演技力よりもその役柄を演じるに当たり
人としての気質や背景を見て選んでいるとのこと
そこまでのこだわりで作っている作品を是非観たいなと
まずはカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した
『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観させていただきます!
本作はドキュメンタリー映画なので
インタビューを挟みながらケン・ローチの半生や
映画制作のエピソード等を赤裸々に描いており
監督本人を変な言い方ですが持ち上げすぎず!?
ありのままを描いていることに好感を持ちました
「ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生」 いい作品でした!