「みをつくし料理帖」


「みをつくし料理帖」


NHKでドラマ化もされた高田郁さんのベストセラー時代小説を
主演に松本穂香さん、他豪華キャストで、角川春樹監督が
生涯最後の監督作品として映画化





享和2年の大坂。
ともに8歳の澪と野江は姉妹のように仲が良かったが、
大坂の町を襲った大洪水により離れ離れになってしまう。
10年後、澪は江戸・神田にあるそば処“つる家”で料理人として働いていた。
料理作りに試行錯誤する澪は町の医師、
永田の助言で江戸の味に合わせた料理を作るようになり、評判を呼んでいく。
一方、野江は吉原であさひ太夫を名乗る花魁となっていた。
やがて2人は互いが江戸にいることを知るのだが…。



制作年/2020
内容時間/132分

監督/角川春樹
脚本/江良至
脚本/松井香奈
脚本/角川春樹
撮影/北信康
音楽/松任谷正隆

(CAST)
澪/松本穂香
野江(あさひ太夫)/奈緒
芳(ご寮さん)/若村麻由美
おりょう/浅野温子
小松原(小野寺数馬)/窪塚洋介
お百/薬師丸ひろ子
又次/中村獅童
種市/石坂浩二


原作は未読ですが
黒木華さん主演のNHKドラマ版は観ました
とてもステキなドラマだったので原作も読みたいと思っていましたが
原作を読む前に映画版を観ることに…^^;

原作はかなり長編のようなので
原作を読んだ方には映画の尺では物足りなかった?
私は先にNHKのドラマ版を観ていたので
すんなり映画版にも入っていけました

NHKのドラマとは少しだけ設定が変わった箇所が
(原作の他のエピソードを使った!?)
幼少時代の回想シーンを上手く挿入していたので
澪と野江の再会シーン(窓越しのキツネコンコンシーン)や
あさひ太夫への又次の献身的な態度がどうしてなのか!?など
とてもよく伝わってきました

NHKの黒木華さんの印象が強かったので
松本穂香さんはどうかな?と思っていましたが
松本穂香さんの澪役もとても良かったです
奈緒さんのあさひ太夫も嵌まり役でした
(成海璃子さんと比べるとかなり初々しいあさひ太夫でしたが)
小松原役は映画版の窪塚洋介さんの方が私的にはピッタリきました
他キャストも超豪華!でしたが
この映画の一番の見所は『料理』
映画で披露される料理がどれも美味しそうで
江戸時代なので天然素材で料理しており
それがさらに興味をそそり実際に映画の料理を真似て
作ってみたくなりました(無理ですが^^;)
空きっ腹で観ると酷な映画です(笑)

後で思い出しましたが
北川景子さん主演のテレ朝・スペシャルドラマ版も観ていた!
その時は料理よりも北川景子さんの所作の美しさに見惚れた!?

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