「新聞記者」


「新聞記者」


2019年、大反響を呼び、
第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など主要3部門を制した、
本格社会派サスペンスの秀作。





東都新聞社会部の若手女性記者、吉岡は政府に厳しく、記者クラブで異端児扱いされる。
彼女の職場に政府内の者しか知らないはずの極秘情報が記された匿名のファクスが届き、
吉岡がある大学新設計画の調査を始めると、
ファクスを送ったのが内閣府の神崎である可能性が浮上。
しかしやがて神崎は自殺してしまう。
それから吉岡は、外務省から内閣情報調査室に出向している若手官僚だが、
新しい仕事に疑問を抱いている杉原と出会い……。



制作年/2019
内容時間/114分

監督/藤井道人
脚本/詩森ろば
脚本/高石明彦
脚本/藤井道人
撮影/今村圭佑
音楽/岩代太郎

(CAST)
吉岡エリカ/シム・ウンギョン
杉原拓海/松坂桃李
杉原奈津実/本田翼
陣野和正/北村有起哉
多田智也/田中哲司
倉持大輔/岡山天音
都築亮一/高橋努
神崎伸子/西田尚美
神崎俊尚/高橋和也


本作は、東京新聞社会部の望月衣塑子記者による同名ノンフィクションが原案ですが
完全なるオリジナルストーリーになっている。
ただ実際に起こった不正疑惑を脚色して描いているので
観ている側に“あっ!このシーンは例のあのこと?”と思わせるシーンが多々あり
とても興味深い内容で面白かったです
それにしても内閣情報調査室の深い闇が想像以上で(どこかの国のよう?)
実際に起きた過去の出来事を(事件)を思い出しながら観ていると本当に恐ろしい
本作はあくまでフィクションとして描いているのですが
現在進行形の不正疑惑をここまで取り入れたのは本当に凄いと思う

第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞
若手官僚役の松坂桃李さんが最優秀主演男優賞
女性記者役シム・ウンギョンさんが最優秀主演女優賞
3部門を受賞

主演の新聞記者・吉岡エリカを演じたシム・ウンギョンさんは
『怪しい彼女』のオ・ドゥリ 役でとても印象に残っていた女優さん
たぶん日本語は話せないですよね!?(私が思うにはですが)
なれない日本語での演技でしたが見事に吉岡エリカになりきっていました
怒りの表情や戸惑い、絶望する姿など本当に素晴らしかったです

吉岡に協力する内調の杉原拓海を演じた松坂桃李さんも凄かった
苦悩する杉原を見ているだけで心が締め付けられ
国家権力に取り込まれた一個人の行く末は神崎になるしかないのか?
ラストの2人の表情はどちらとも取れるのだが・・・
杉原は呑み込まれたのか・・・それとも立ち向かったのか!?
私には絶望しているように見えましたが


「W座からの招待状」で、小山薫堂さんと信濃八太郎さんが
『この映画はWOWOWだから放送できたよね!?』と話していましたが
正しくですね!
特に民放での放送は(今の政権中では)絶対に無理ですよね!?


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