「氷上の王、ジョン・カリー」


「氷上の王、ジョン・カリー」


時代に先駆けてアイススケートを
芸術の域にまで昇華させた孤高の天才、J・カリー。
1994年、44歳で短い生涯を閉じた彼の人生の
光と影に迫った秀作ドキュメンタリー。





1949年、イギリス生まれのカリー。
7歳のころからスケートを始め、バレエの要素を取り入れた
その豊かな表現力と芸術性で頭角を現わした彼は、
アイススケートを単なるスポーツから芸術の域にまで高め
幅広く活躍した英国の伝説的スケーター。
1976年冬季五輪フィギュアスケート男子シングルで
みごと金メダルに輝いた彼は、
その後、自らのカンパニーを設立して、
NYのブロードウェイやメトロポリタン歌劇場で
初のアイスショー公演を催し、絶賛を博すなど、
〈氷上の王〉として君臨。
その一方、ゲイとして世間の偏見や差別に苦しみ、
1994年、エイズで早逝する運命に。
そんな彼の知られざる人生の光と闇に迫る。


原題/The Ice King
制作年/2018年
制作国/イギリス
内容時間/89分

監督/ジェームズ・エルスキン
製作/ジェームズ・エルスキン
製作/ヴィクトリア・グレゴリー
脚本/ジェームズ・エルスキン
音楽/スチュアート・ハンコック

(出演)
ジョン・カリー
ディック・バトン
ロビン・カズンズ
ジョニー・ウィアー
イアン・ロレッロ


ジョン・カーリーが金メダルを受賞したオリンピックを覚えていなくて
(リアルタイムで観ていたはずですが…^^;)
調べてみました
1976年インスブルックオリンピック男子シングル金メダリスト
ちなみに1972年札幌オリンピックにも出場しており11位でした

今でこそフィギュアスケートは芸術点も重視されていますが
ジョン・カーリー以前は?芸術性が逆にマイナス要素に!?
男らしい滑りが求められ…それにはビックリでしたね

ジョン・カーリーのスケートは本当に美しい
特にホームビデオで撮影された『ムーンスケート』には
ジャンプもスピンもありませんが心打たれました
(画像は粗くても美しさは伝わりました)


それにしてもインタビューや新聞記事などマスコミの対応はホントに酷い
競技とは関係ないプライベイトな質問をした上
ゲイですか?と聞くインタビュアーの質の悪さにうんざり
質問を受けているジョン・カーリーが本当に気の毒でした
今でもマスコミの対応にうんざりさせられることが少なからずあり
(スポーツ界だけでなく様々な面で…)
映画を観ながら色々と考えさせられました

一人のフィギュアスケーターの生涯を描いた秀作ドキュメンタリー
とても興味深く面白かったです

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