「ジョジョ・ラビット」


「ジョジョ・ラビット」


第92回アカデミー賞で脚色賞を受賞。
第2次世界大戦下のドイツで暮らす愛国少年が、
さまざまな体験を通して成長するさまを、
皮肉とユーモアたっぷりに描いた感動の秀作。





第2次世界大戦下のドイツで、
母親のロージーと2人で暮らす10歳の少年ジョジョ。
愛国心あふれる彼は、空想上の友達であるヒトラーと心の中で会話しながら、
早く立派なヒトラー青少年団の一員になろうと日々奮闘中。
しかし、彼は訓練でウサギを殺すことができず、
〈ジョジョ・ラビット〉という不名誉なあだ名をつけられてしまう。
そんなある日、彼はわが家の中にひとりのユダヤ人少女が
ひそかに隠れ住んでいることに気付く。



原題/Jojo Rabbit
制作年/2019
制作国/アメリカ
内容時間/109分

監督・制作・脚本/タイカ・ワイティティ
製作/カーシュー・ニール
製作/チェルシー・ウィンスタンリー
撮影/ミハイ・マライメア・ジュニア
音楽/マイケル・ジアッキノ

(CAST)
ジョジョ・ラビット/ローマン・グリフィン・デイヴィス
ロージー/スカーレット・ヨハンソン
アドルフ/タイカ・ワイティティ
クレンツェンドルフ大尉/サム・ロックウェル
エルサ/トーマシン・マッケンジー


「ジョジョ・ラビット」面白かったです
なんと空想のアドルフを監督自身が演じている!
タイカ・ワイティティ監督について調べてみると
“映画監督、テレビディレクター、脚本家、俳優、コメディアン”とあり、納得


映画は第二次世界大戦下のドイツを舞台に描いているが
戦場でのシーンはほとんどなく
ジョジョが空想のヒトラーと会話するシーンなど
ユーモア溢れる戦争映画になっている
でもコミカルなシーンの背景にある戦争の悲惨さや愚かさが
ジョジョの目を通して見えてくるので
日常の中にある戦争の悲劇がより伝わったように感じた

戦争によってジョジョの一家に降りかかる悲劇
国家(ナチス)の意向に国民は否応もなく巻き込まれ
全体主義に立ち向かうことがいかに難しいのかは
ロージーの悲劇を見ると一目瞭然だ…

今の世界情勢が第二次世界大戦前の様相を呈しているようで
ホント不気味です…

コミカルでポップな映画でしたが
その陰に隠された戦争の残酷さを感じることはできました
脚本がいいですね、秀作です

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