・洋画一覧

「ディア・エヴァン・ハンセン」

「ディア・エヴァン・ハンセン」ブロードウェイの演劇として初めてSNSを題材にして注目され、ミュージカルとしてはシリアスながら大評判を呼んだ第71回トニー賞で6部門を制したヒットミュージカルを映画化社交不安障害がある高校生の少年エヴァンはセラピストの助言で毎日、自分宛ての手紙を書いているが、同級生の少年コナーに手紙の一つを持ち去られてしまう。やがてエヴァンはコナーが自殺したと知って衝撃を受けるが、コナ

「善き人のためのソナタ」

「善き人のためのソナタ」冷戦下の旧東ドイツで、国家の要注意人物をひそかに監視する任務に就いた男性。その心の内に生じる変化を切実なタッチで描き、第79回アカデミー賞の外国語映画賞を受賞。1984年、旧東ドイツ。国家保安省のヴィースラー大尉は、反体制の疑いがある劇作家ドライマンとその恋人女優クリスタをマークするが、クリスタの美しさに魅了される。ヴィースラーはドライマンが住むアパートに盗聴器を取り付け、日夜

「チョコレートドーナツ」

「チョコレートドーナツ」俳優として映画やテレビドラマに出演していたT・ファインが、G・A・ブルームの書き上げた実話に基づく脚本に感動して映画化。全米各地の映画祭で多くの賞を受賞、その感動の波は日本にも飛び火し、ミニシアター系の映画としては異例の大ロングランヒットを記録したことも記憶に新しい。同性愛カップルとダウン症の少年の話だが、愛するわが子を奪われる悲しみはどの時代でも受け入れられる普遍性がある。

「エリザベス:ゴールデン・エイジ」

「エリザベス:ゴールデン・エイジ」数奇な運命の末、イングランド女王の座に就いたエリザベス1世のその後を描く続編。前作に続き、監督はS・カプールで、ケイト・ブランシェット主演。当たり役となったエリザベスを演じるブランシェットの演技がすばらしく、輝く甲冑に身を包み、戦いに赴く英国軍を鼓舞する場面などは、まるでエリザベス本人が乗り移ったようなカリスマ性を感じさせる。第80回アカデミー賞で衣装デザイン賞に輝い

「DUNE/デューン 砂の惑星」

「DUNE/デューン 砂の惑星」第94回アカデミー賞で同年最多の6部門を受賞。F・ハーバートによるSF小説の名作「デューン砂の惑星」を映画化し、砂漠の惑星で起きる壮大なバトルを迫力満点で描写。遠い未来。レト公爵とその息子ポールらアトレイデス家は、宇宙帝国の皇帝の命令で“デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスに移住し、そこを統治することに。だが、それは一家の宿敵ハルコンネン家による罠だった。アラキスは宇宙で最

「兄が教えてくれた歌」

「兄が教えてくれた歌」「ノマドランド」で後に第93回アカデミー賞の作品賞・監督賞を制する、C・ジャオ監督の長編映画デビュー作。ある少女の視点から、米国の先住民の群像を見つめた意欲作。サウスダコタ州。先住民をルーツに持つ13歳の少女ジャショーンは高校卒業が近い兄ジョニーや母親と暮らすが、父親が火事で亡くなったと知る。ジョニーは大学に入学した恋人オレリアが暮らすロサンゼルスに行こうと中古トラックを買うが

「キャッツ」

「キャッツ」世界的な大ヒットミュージカル「キャッツ」(舞台)を、豪華キャストの共演で映画化した話題作。ロンドンの路地裏を舞台に、舞踏会を開こうと目指す猫たちの喜怒哀楽を、名曲の満載で描く。ロンドンの路地裏に捨てられた白い猫ヴィクトリアは、そこで生きる野良猫集団“ジェリクルキャッツ”と出会う。野良猫たちは“ジェリクルボール”という月夜の舞踏会を開こうとしており、そこでの演技が最高だと認められた猫は、天に

「ノマドランド」

「ノマドランド」『実録小説「ノマド:漂流する高齢労働者たち」をC・ジャオ監督自身が脚本に。主人公はキャンピングカーで各地を放浪する、現代のノマド(遊牧民)と呼ぶべき女性。彼女は自分と似た境遇の人々と交流していくが、人々の多くは俳優ではなく実際に放浪生活を送る人々。彼らは経済的に恵まれていないが、美しい風景の中で生きる。』『第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞、F・マクドーマンドに対する主演女優賞と

「アウトブレイク」

「アウトブレイク」ベストセラー実録小説「ホット・ゾーン」も取り上げた“エボラ出血熱”を参考に、未知のウイルスが巻き起こす恐怖を描いて大反響を呼んだヒット作。専門家をして“地球上における人類の永続的優位を脅かす、最大の存在”と言わしめるのがミクロの怪物、ウイルス。思わず手に汗握るスリルを満載した、戦慄と興奮の話題作。合衆国陸軍で伝染病を研究している科学者サムは出張先のアフリカで、新種の病原体“モタバ・ウ

「家族を想うとき」

「家族を想うとき」『「ケス」「麦の穂をゆらす風」ほか、数々の傑作で知られる社会派映画の名匠、ローチ監督。第69回カンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた前作「わたしは、ダニエル・ブレイク」を発表後、映画界からの引退を宣言した同監督だが、今なお世界中で広がる貧富の格差や社会の矛盾を目の当たりにしてその考えを改め、本作の映画作りに着手。新自由主義経済がもたらす非情な現実を鋭く浮き彫りにし、彼の新たな傑作と

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