millionhit515一覧

久しぶりの秋葉原

やっとコロナ禍も収まってきて通常の生活にもどってきましたが、
昨日は数年ぶりに秋葉原まで行ってきました。
DSC01518a.jpgゴールデンウイーク初日とありコロナ規制も無くなったので凄い人出でした。

損保会館前にある『アムトランス』の秋葉店で滅多に聴けない超高額カートリッジが聴けるという事で聴きに行ってきました。
お店ではアムトランスの社長さん自らお相手してくださり、色々な部品やオーディオのノウハウの話など聴く事ができました。
policy_350px-200x200.jpg

DSC01526b.jpgこれがお目当てのカートリッジです。豪華な箱に唖然としました。すごいですね。
箱から出したスタイラスカバーを外して写真を撮ってみましたが、手が震えます。
DSC01531c.jpgダイヤモンドカンチレバーを採用したフェーズメーションのPP-5000です。税込み1,485,000円です。
DSC01533d.jpgプレーヤーはマイクロにfidelixの0サイドフォースのロングアーム、トランス受で、フェーズメーションのフォノイコ、アムトランスで販売の真空アンプで聴かせて頂きましたが、低域もシッカリとして力強く、かなり鮮明な音でした。なかなか簡単には買える価格帯のカートリッジではないですが機会があれば一度聴かれる事をお薦めします。




DL-S1を修理しました。

寒さはこれからですが、今日は春の様な陽気になり外仕事の私には楽な良い一日になりました。
2I3A6223.jpg
さて、今回はデノンのDL-S1の修理を依頼されました。
依頼主のお子さんがボール遊びをしていてカートリッジに当ててしまった様です。
ダイヤチップは根本から折れ、カンチレバーも根本にひびが入っている状態でした。
チップの無いカンチレバーなので使うことができませんので、そのままヒビの部分から折り取り
別のカートリッジのカンチレバーを移植します。
カンチレバーのパイプ径がおなじなので挿し込むわけにはいかず、中に挿す0.3㎜の芯を時計旋盤で削り出しました。
途中作業の写真はありませんが写真をよく見るとカンチレバーの根本に線がある事がわかります。
音は無事に出ました。
明日には接着剤ももっと硬化して乾いた音が聴けるでしょう。
無事にオーナーの元に返せそうです。

2022年末のご挨拶

あっ!と言う間に時間が流れて、もう年の瀬となってしまいました。
今年は あまり更新はできなくて申し訳ありませんでした。
それでも今年も多くの方から私の製作する『PL-31E/TS』の制作の御依頼を頂きまして、
作り始めてから総数で50台近くには達しているのではと思います。
私自身はオーディオメーカーではなく、極々一般のユーザーで、
これだけの数のプレーヤーを制作して、
多くの皆様にご購入頂き、ご愛用頂けた事は驚異であり、言葉では表せないほどの感謝しかありません。

また、もう一つの大きな出来事はfidelix社の長年の夢である
ダイレクトカップルカートリッジ『MC-F1000』が完成に漕ぎ着けて
年末ではありますが、初の出荷が出来た事です。
もちろん私はfidelix社の社員ではなく、一人の『中川 伸』ファンなのですが、
『F1000用』のコイルを使って断線したVictor社のMC-L1000の修理を数多く手がけた事で
このコイルの取付や配線が出来る様になっていた為に
中川さんに「『F1000』の試作品を一つだけでも組立させて欲しい」と頼んだ所
『試作品を全部組んで欲しい』と依頼されたのです。
なので、雑誌記事の試聴機は全て私の組んだ物になります。
(もちろん製品版は専門の業者が組み上げた物ですので ご安心ください。)
今、この『MC-F1000』の評価を聞くにあたり、
このカートリッジの完成に関われた事に最大の喜びを感じる事ができるのです。
年明けからより多くの方の所にこの『MC-F1000』が届き、どの様な評価が聞けるのか
今からワクワクとした気持ちで一杯です。

世界では戦争の影響もあり、なかなかコロナ禍も収まらず、大変な状況が続いていますが
来年こそは良い年が迎えられる事を心より願っています。




MC-F1000の発送が始まった様です。

風が強く寒いクリスマスになりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
私は外の仕事なので毎日「寒い!寒い!」と言いながら頑張っています。
2I3A6208.jpgさて、fidelixからの話では、12月22日から話題の『MC-F1000』の発送が始まっている様です。
制作に手間がかかるのと、中川さん自身が1個1個 調整しているので一度に多くの出荷は難しい様ですので
まだ多くの方のお手元に届くには時間がかかりそうです。
すでに届いた方からは『ビックリした!』とのコメントも頂いている様です。
毎日『F1000』を聴いている私も「そうだろ~」とニャリしてしまいました。

MC-F1000のフロントにロゴが付きました。

2I3A6191b.jpg私の所にはfidelixのMC-L1000の試作品のシリアルNo.000番がありますが、ボディカバーはアルミ素地だったのでフロントにロゴの入った正式な外観のボディカバーが出来上がるのを待っていましたが、ようやく送られてきましたので交換してみました。


三度(みたび)の御来場に感謝

相変らずコロナが収束とはいかずに収まったと思うと またもや増加傾向になります。
さすがに我慢の限界で疲れて来たので、コロナを気にしないでオフ会をするようにしています。

そんな中で当オーディオルームに『pippinさん』と『よっしーさん』が三回目の御来訪をしてくれました。
今回は新たに『GTOさん』と『Sさん』を加えて5人でのオフ会となりました。
その時の様子を詳しく『よっしーさん』が御自分のブログに載せてくれていますので
宜しければ見に行ってみてください。

プレーヤーをもう一台

かなり前の話になりますが、私の作るプレーヤーはpioneer社のPL-31Eをベースとしていますが、その前モデル「PL-31Dのフォノモーター部を分離した『MU-31Dフォノモーター』をTS化してくれないか?」と偶然にも全く同時期にお二人の方から依頼がありました。一人は御存知『よっしーさん』でもう一方は今回の記事を書かれた『てつさん』でした。金田式信者の『てつさん』は以前から金田式初代SP-10を御自身で作られ愛用してこられた技術力のある方で、今回私が改造した『MU-31D/TS』を使って作ったプレーヤーの記事をUpされましたのでプレーヤーに興味のある方には面白い記事ですので是非見に行ってみてください。

プレーヤーをもう一台


fidelix MC-F1000ダイレクトカップルカートリッジ完成

フィデリックス社のダイレクトカップルMCカートリッジ『MC-F1000』の完成写真です。
2I3A6103dd.jpg青味が買ったグレーのメタリック仕上げが精悍な印象をあたえてくれます。2I3A6106hh.jpgボディ先端にはレコード盤面の磁性ゴミを吸付けるネオジウムマグネットが付いて、レコード盤にカートリッジを落下させた時の針先とカンチレバーの保護の役目もはたします。このタイプの最大の泣き所はレコード盤面に磁気ギャップが近い為に盤面の磁性ゴミを吸い寄せ、ギャップが埋まってしまい正常な動作が出来なくなり、最終的にはコイルが動かなくなって壊れてしまうトラブルになってしまうのですが、『MC-F1000』では先端に強力なネオジを付ける事によってギャップが拾う前に吸付けてしまおうという『中川 伸』氏お得意のコロンブスの卵的発想です。