紅葉を見に行った筈が・・・・

11月19日(火)





 昨日の雨で濡れているので今朝のバラたちの植え替えは中止にした。挿し木で育てたポットのサルビア・ファイヤー・センセーションたちを一回り大きなポットに鉢増しをして今日は終了。



 思い付きで最後の紅葉でもと岡山方面にドライブに行った。神辺から313号線を井原市、芳井町、川上町と走ったが中国山地ほどの見事な紅葉は見られない。どうしても赤は少なく、茶、黄色と言ったところが主流の紅葉風景だった。成羽町に迄来て、ふと『吹屋ふるさと村』へ行こうと思った。『吹屋ふるさと村』は江戸時代には銅山、幕末頃からはベンガラで栄えた山間の地だ。


 今日は冷たい強い風が吹いていて散策するには向いていない。見学をする人も少なかった。寒いので温まろうと蕎麦屋に入った。ここは蕎麦かうどんの2種類しかなかった。蕎麦を頼んだが値段は700円だった。蕎麦を食べて散策をするとスープカレーやスパゲッティの店等もあった。こっちの方が良かったかな?


 まるでお城の石垣のような、銅山で財を成した広兼邸。1977年にはショーケン主演の横溝正史原作の映画『八つ墓村』で紹介された豪邸である。30年ほど前に1度来たことがある。その大きさに圧倒された思い出がある。今日は見学者は誰もいなかった。


 以前来た時はその大きさに圧倒されたが今回はそうでもなかった。2度目となるとそういうことが多々ある。

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 広兼邸の家の周りの紅葉は見事であった。これだけでも今日の紅葉見学の目的は達せた。


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 高梁市成羽町はかっては銅山で栄えて幕府直轄の天領であった。代官所が置かれてその跡地は役場(支所)になっている。石垣はそのまま残っている。以前は近くの他の場所に小さな木造の成羽美術館があった。この町出身の洋画家・小鹿虎次郎の絵画や彼が収集したオリエントコレクションを展示していた。小鹿虎次郎は彼の支援者である大原美術館の大原氏の命を受けて大原美術館の美術品を集めた画家だ。私はここのオリエントコレクションに惹かれて何度か見学に来ていた。


 現在は有名な建築家である安藤孝雄氏の設計になるコンクリートのりっぱな美術館が代官所跡に建てられている。今は特別展『画家とパレット・近代の巨匠たち』が開催されていたので見ることにした。ピカソ、マティス、ユトリロ、梅原龍三郎、中川一政等100点余りが展示されていた。


 思いがけない良いものに出会えた1日となった。


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