置き土産



 立春を過ぎ、何時の間にかクリスマスローズの花数が増えてきている。早く暖かい春になってもらいたいものだ。


 家の壁に2か所の出っ張りがある。1か所は2階の浴室と洗面所の水道の給排水のパイプの目隠しのカバーだ。もう1か所は2階のトイレの給排水のパイプのカバーになっている。北側の勝手口の傍にある浴室のカバーに昨年異変が起きた。


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 1階と2階の継ぎ目にちょっとした出っ張りがありその部分のカバーに切れ込みがある。その隙間からスズメバチが出入りする姿が見られた。前年には2階のベランダの屋根の庇にオオスズメバチが巣を作った。大きさが40㎝にもなり業者を頼んで撤去してもらった。最初の業者は10万円近くの見積もりを出してきた。次は5万円、3番目の業者は3万6千円だったのでここに頼んだ。


 足場の良いベランダであの金額だった。今回は梯子に昇り、カバーを外さなければならないので10万円以上かかるだろう。だがコロナも怖いがスズメバチも怖い。悪いことに今度のスズメバチはオオスズメバチよりも攻撃的なキイロスズメバチだ。家族が刺されないように気を付けて冬になるのを待った。


 スズメバチは冬になると雄の働きバチは皆死んでしまう。1匹の女王蜂だけが生き残り、土のなかで冬を過ごす。そして春になると出て来て別の場所に新しく巣を作る。だから冬には巣は空っぽになる。だからそのままにしていても良かったのだがカバーの中が気になった。


 作業は万が一の用心の為にネットの着いた帽子を被り行う。継ぎ目の上のカバーを外した。シーリング処理をしているので外しにくい。だったら隙間も埋めていて欲しかった。


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 中の上部には思った通り、大きな巣があった。


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 取り出してみると巣の幅は25㎝で高さは40㎝あった。


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 カバーを元通りに復旧して継ぎ目の穴はシーリング材で塞いだ。これで出入りすることも無いだろう。


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 もう1か所あるカバーの隙間も同じように穴を塞いだ。来年は気を付けてみることにしよう。巣が小さいうちだったら私でも撤去できる。後はコロナの収束だけだ。

 

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