「星の子」
「星の子」
両親が新興宗教を信じる中学3年生の少女の運命は…。
今村夏子さんの同名ベストセラー小説を
芦田愛菜さん、永瀬正敏さん、原田知世さん、
岡田将生さんら豪華キャストで、大森立嗣監督が映画化。
十数年前、未熟児として生まれた次女ちひろを心配した両親は、
ある新興宗教にはまっていった。
そして現在、中学3年生になったちひろの両親は、
今も新興宗教にぞっこんだ。
そんなちひろは、自分が通う中学校のハンサムな数学教師、
南先生に好意を抱くように。
しかし、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を
南先生に見られてしまったことをきっかけに、
南先生、同級生たち、親戚など、
周囲とちひろの関係は意外な展開を迎えていき…。
制作年/2020
内容時間/111分
監督/大森立嗣
脚本/大森立嗣
撮影/槇憲治
音楽/世武裕子
(CAST)
ちひろ/芦田愛菜
ちひろの父親/永瀬正敏
ちひろの母親/原田知世
南先生/岡田将生
海路さん/高良健吾
昇子さん/黒木華
なべちゃん/新音
新村くん/田村飛呂人
ちひろ役の芦田愛菜ちゃん嵌まり役でしたね
ナチュラルな演技が本当に素晴らしくて
新興宗教にのめり込む両親の姿に
疑問を抱きながらもでも否定も出来ず
ちひろ自身も親の教えに習い
宗教のイベントに遠足に行くように参加している
それがちひろの日常で
私は無神論者なので(特別に宗教を信仰していない)
よく分からない世界でしたが
親が難病の娘のために新興宗教に助けを求め
それで娘の病気が治ったのなら(偶然でも)
信じてのめり込んでしまうのかなと思いました
幼い子供にとっての親の存在は
ある年齢域までは絶対的な存在で
それが子供に安心感を与えるので
子供はすべてを親に委ねることができる
だからこそ親の責任は本当に重い
子供に対しての決定権を持っているって
ある意味怖いことかもしれない・・・
親は子供に未来へのミチシルベを
ちゃんと示せているのかな
自問自答しながら映画を観ました・・・