「そして、バトンは渡された」


「そして、バトンは渡された」


第16回本屋大賞に輝いた瀬尾まいこさんの同名小説を
永野芽郁さん、田中圭さん、石原さとみさんらの共演で
前田哲監督が映画化。

※ネタバレ有り!まだ映画をご覧になっていない方はスルーして下さい。





血のつながらない親に育てられ、4回も名字が変わった高校生の優子は、
訳あって料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らしていた。
卒業式に向けてピアノを特訓する彼女だが、
将来のことやピアノが得意な早瀬くんのことが気になったり、
クラスメイトにいじめられたりと、悩みは多い。
一方、何度も夫を替えながら自由奔放に生きる女性・梨花は、
娘のみぃたんに愛情を注いで暮らしていたが、ある日、愛娘を残して失踪し…。



制作年/2021
制作国/日本
内容時間/137分

監督/前田哲
脚本/橋本裕志
撮影/山本英夫
音楽/富貴晴美

(CAST)
優子/永野芽郁
森宮さん/田中圭
梨花/石原さとみ
早瀬くん/岡田健史
みぃたん/稲垣来泉
水戸さん/大森南朋
泉ヶ原さん/市村正親


瀬尾まいこさんの原作を先に読み
とても感動的な物語だったので
映画を観るのを楽しみにしていました
でも原作と映画はかなり違っており
梨花の最後に優子は間に合わず…
『それはないでしょう…(私の心の叫び声)』
そこはとても大切なシーンなので原作通りに描いて欲しかった
最後は梨花から早瀬くんにバトンを渡して欲しかった
お涙ちょうだいに走ってしまった気がして…
原作を読んでいなければ映画を観て感動できたのかもしれないけれど
私はラストの優子と梨花の再会シーンを楽しみにしていたので
そのシーンが変更になったのは残念でした

とても感動的な映画なのに愚痴ってスミマセン^^;

みぃたん役の稲垣来泉ちゃんの演技力が本当に凄い!
『ちむどんどん(暢子の少女時代)』『オールドルーキー(主人公の娘役)』にも出演中!
稲垣来泉ちゃんの演技力にはこれからも楽しみで目が離せません!

梨花の手のひらで踊らされた!?優子の3人のお父さん達
田中圭さん演じる森宮さんは原作よりも丸みのある雰囲気でしたが
泉ヶ原さん役の市村正親さんは原作のイメージとピッタリ!
とてもダンディーで優しくてステキなおじさまでした
優子の実の父親・水戸さん役の大森南朋さんは
原作のイメージとかなり印象がちがったかな?
私のイメージではもっと若くて破天荒なイメージでした^^;

優子役の永野芽郁さんと梨花役の石原さとみさん
お二人とも原作のイメージ通りで嵌まり役でした
特に石原さとみさんは私のイメージ以上に梨花でしたね

原作を読んでいないと二つの物語の関連が途中までは感じにくいかも?
でも後でパズルのピースを当てはめるような面白さを感じられ
最後にすべてのピースが揃うことで倍の感動を味わえる
後半のシーンでは涙腺がゆるみっぱなしでした…(T_T)

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