「ブルークリスマス」


「ブルークリスマス」


世界各地に出現した不思議な人々の群れ。
彼らはなんと、血が青色に変色していた!
倉本聰のオリジナル脚本を鬼才・岡本喜八監督が映画化した、
異色のSFサスペンス大作。


ブルークリスマス


京都国際科学者会議において、
UFO及び宇宙人は実在すると熱弁を振るった兵藤教授が、
その直後、不意に失踪。
日本国営放送の報道部長・南は、五代報道局長の命を受け、
兵藤教授の行方を追うことに。
くしくも南は、週刊誌記者の木所から、
彼の恋人の新人女優・高松夕子が誤って包丁で手を切った際、
彼女の血が青いのを目にした、という奇妙な話を聞かされたばかりだった。
やがて南は、二つが密接に関連していることに気付き…。



制作年/1978年
内容時間/133分

監督/岡本喜八
脚本/倉本聰
撮影/木村大作
音楽/佐藤勝


(CAST)
沖退介/勝野洋
西田冴子/竹下景子
西田和夫/田中邦衛
南一矢/仲代達矢
南修/松田洋治
兵藤光彦教授/岡田英次
兵藤夫人/八千草薫
五代報道局長/小沢栄太郎
木所/岡田裕介
竹入論説委員/大滝秀治
沼田報道部長/中条静夫
原田/沖雅也
沢木/高橋悦史
岡村/潮哲也
相場修司/芦田伸介
順心堂病院院長/神山繁
喫茶店の女/大谷直子


タイトルの「ブルークリスマス」を見て録画した映画ですが
いざ観てみると私が思っていた内容とまるで違っており
観るのをやめようかな?と・・・でも『血が青い』ってSF?
途中から興味が湧いてきたので最後までしっかり観ました
ちなみに『クリスマスツリー』と勘違いして「ブルークリスマス」を録画
『クリスマスツリー』はフランス映画なので・・・全然違う^^;

「ブルークリスマス」1978年制作の映画ですが
究極の差別(青い血の人々の抹殺)が描がかれており
今を生きる私達に(国家など出身地による差別や人種差別・LGBTなど)
あらゆる差別について考えることを突きつけているように感じました
コロナによるパンデミックを経験した今だからこそ気づけた?
当時のアメリカ大統領が発した言動の影響を受け
アジア人に対して暴言や暴力を振るう人が出てきて
差別の物差しは権力者が簡単に変えることができる・・・本当に恐ろしい

映画の中で描かれている差別は極端ではあるけれど
究極の差別・戦争により映画で描かれた以上の悲劇が各地で繰り返されている


「ブルークリスマス」の豪華キャストにビックリ!?
冴子役の竹下景子さんが可憐で可愛いです
沖雅也さんがパイロットの原田役で出演しており
可愛い竹下さんとかっこいい沖雅也さんを見るだけでもOK!?
仲代達矢さん演じる南の息子役で松田洋治さんも出ている!
他にも、田中邦衛さん、大滝秀治さん、大谷直子さんや八千草薫さん、
本当に贅沢なキャスティング!
若かりし頃の名優の皆さんに出会えるお宝映画です(^_^)v

内容的には重いテーマの映画ですが
今だからこそお薦めしたい映画、特に若い方に見て欲しいと思いました

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