バラの接ぎ木




 例年通り、この時期にはバラの接ぎ木を行う。前日にはスタンダードのバラの接ぎ木を終えた。今年は高さ150㎝前後の5株を接いだ。台木はツクシイバラの挿し木をスタンダード台木用に育てていた。

 1本の台木に2本の穂木を接ぐ。接いだ個所は接ぎ木テープでしっかりと動かないように固定してセロテープで止める。穂木は芽が出やすいようにメデールをしっかりと薄く伸ばして巻いて止める。さらに針金で作ったシュート保護具を取り付けて、透明のビニール袋を被せて下をしっかりと固縛する。中には濡らしたスポンジを乾燥しないように入れている。

 保管場所が無加温の寒い倉庫なので、簡易ビニールハウスを設置してその中に入れている。これで芽が出るのを待つ。

 今日はスタンダード以外の接ぎ木をした。台木はやはり挿し木で育てたツクシイバラだ。10本接いだ。肥料無しの赤玉小粒をポットに入れて植え付けた。水を張った容器に入れて下から水を吸わせる。30分くらい待ってから水を切って、透明の衣装ケースに入れて、乾燥しないように蓋をする。暖かいリビングで芽が出るまで保管する。猫たちがすぐに上に上がるので、蓋が変形して隙間が出ないように上には木の板を置いて、動かないように金具を付けている。

 何本成功するんだろう?ひたすら祈って待つしかないのだ。毎年5本~10本くらいはカミキリムシ等の被害で株元が駄目になってしまう。だからこの時期にはしなければならない。

DSC_2643.jpg

リビングのストーブの前のノワールとルネ。良くこうしている。2匹は夜は2階で一緒に寝ている。仲が良い。


 2匹の5年前からいるオーガニーは彼らがいない隙を狙ってストーブの前でリラックス。2匹とはなかなか馴染めない。オーガニーはリビングで寝ているが、最近は寒いので妻の部屋で寝ているようだ。

 明日はノワールとオーガニーのワクチン接種がある。ノワールは良いのだが、オーガニーは大暴れをする。家では一番大人しいのだが、病院では大暴れ。以前よっぽど嫌なことがあったんだろう。年に1回のことだから我慢してくれ。

DSC_2645.jpg

[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com