「ザ・ホエール」


「ザ・ホエール」


第95回アカデミー賞でB・フレイザーが主演男優賞を受賞。
重度の肥満症の引きこもり男性は、魂を再生できるのか。
監督は「ブラック・スワン」の鬼才D・アロノフスキー。






40代の男性教師チャーリーは重度の肥満症で自宅に引きこもり、
オンラインで仕事をする毎日。
唯一の友人の看護師リズに面倒を見てもらっているが、
実はチャーリーはリズの兄アランと交際するために元妻と離婚。
そんなアランが亡くなってショックを受けたのが
引きこもり生活の原因だった。
鬱血性心不全で余命わずかになったチャーリーは
17歳の娘エリーと8年ぶりに再会するが、
エリーは自分と母親を捨てた父親を恨んでいて……。



原題/The Whale
制作年/2022
制作国/アメリカ
内容時間/117分

監督・制作/ダーレン・アロノフスキー
製作/ジェレミー・ドーソン、アリ・ハンデル
脚本/サミュエル・D・ハンター
撮影/マシュー・リバティーク
音楽/ロブ・シモンセン


(CAST)
チャーリー/ブレンダン・フレイザー
リズ/ホン・チャウ
エリー/セイディー・シンク
メアリー/サマンサ・モートン
トーマス/タイ・シンプキンス


第95回(2022)アカデミー賞主演男優賞「ブレンダン・フレイザー」
第95回(2022)アカデミー賞メイク・ヘアスタイリング賞


チャーリー役のブレンダン・フレイザーの演技が凄い!
特殊メイクも本当に凄い!
下の画像を見ても同一人物とは思えない!?本当に凄いです

チャーリー

映画はすべてチャーリーのアパートで展開されるので
まるで舞台をみているようでした
それで気になり調べてみると
『劇作家サミュエル・D・ハンターによる舞台劇を原作としており、
観る者の興味と想像を強烈に駆り立てる室内劇が繰り広げられる。』
と「映画.com」の映画紹介内で説明されていました
やはり原作は舞台劇だったんですね、納得です

物語は死期間近なチャーリーが
疎遠だった娘・エリーとの絆を取り戻そうとする話ですが
8年前に離婚した理由や、別れた妻が娘に合わせなかった理由
チャーリーがここまで巨体になってしまった理由
看護師のリズがチャーリーに献身的な理由
その理由を紐解くことでチャーリーの人生を
過去から現在まで知ることとなる・・・
映画を見ながらとても考えさせられました
詳細な内容は記せませんが
ひとことで言うと
子供は親を選ぶことはできないので
親の責任は重大だということ
母親が手に負えず諦めざる得ないエリの性質は
(本人の気質もあると思いますが)
両親の影響は絶大!だということ

最終的に家族の絆を描いた映画だったと思いますが
自分自身を生き抜くことの大切さや難しさも同時に描いており
人生について考えさせられた映画でした

[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com