「愛がなんだ」
「愛がなんだ」角田光代さんの同名小説を片想いの恋にいちずに生きるヒロイン役に岸井ゆきのさんヒロインが片想いする相手役に成田凌さんを迎え「his」の今泉力哉監督が映画化イケメン男子のマモルに出会って一目惚れして以来、彼のことが片時も忘れられない28歳のOL、テルコ。仕事中であろうが真夜中であろうが、彼から電話があれば即座に対応し、平日にデートに誘われれば、仕事をすっぽかして彼のもとへ駆けつけるありさま。す
Kimama free days 〜趣味のガーデングや映画レビューなど〜
「愛がなんだ」角田光代さんの同名小説を片想いの恋にいちずに生きるヒロイン役に岸井ゆきのさんヒロインが片想いする相手役に成田凌さんを迎え「his」の今泉力哉監督が映画化イケメン男子のマモルに出会って一目惚れして以来、彼のことが片時も忘れられない28歳のOL、テルコ。仕事中であろうが真夜中であろうが、彼から電話があれば即座に対応し、平日にデートに誘われれば、仕事をすっぽかして彼のもとへ駆けつけるありさま。す
「花のあと」『蝉しぐれ』『武士の一分』などの原作者として知られる藤沢周平さんの同名短編小説を『青い鳥』の中西健二監督が映画化女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登は、一度だけ竹刀を交えた江口孫四郎に一瞬にして恋心を抱く。しかし、以登、孫四郎ともに決まったいいなずけがおり、以登はひそかな思いを断ち切って江戸に留学中のいいなずけの帰りを待ち続ける。数か月後、藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶っ
「花とアリス殺人事件」岩井俊二監督が、2004年に発表した『花とアリス』をもとに、同作の主人公、花とアリスの出会いの物語を綴る前作で花役を演じた鈴木杏さんとアリス役の蒼井優さんが、同じ役を今度は声優として演じている中学3年生の少女、“アリス”こと有栖川徹子は、家庭の事情で母親とともに、とある地方の石ノ森学園中学校に転校した。そこで彼女は、このクラスで1年前に“ユダが4人のユダに殺された”という奇妙な噂を聞く
「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎×斉藤和義。この2人の奇跡のコラボから生み出された同名連作小説を、今泉力哉監督が映画化した恋愛群像ドラママーケティングリサーチの会社に勤める佐藤。ある日彼は、仙台駅前で街頭アンケートの調査中、そこでギターの弾き語りに耳を傾けていた若い女性とふと目が合う。思い切って彼が声を掛けると、彼女はアンケートに協力してくれ、こうして佐藤と紗季の2人は、奇妙な出会いを果た
「エデンの東」旧約聖書のカインとアベルの物語を下敷きにしたジョン・スタインベックの同名小説を「欲望という名の電車」「波止場」の名匠エリア・カザン監督が映画化1917年、カリフォルニア。農場を営むアダムにはアーロンとキャルという2人の息子がいるが温厚な兄アーロンがアダムにかわいがられる一方問題児であるキャルはいつも孤独を感じ、父親や兄との間でけんかが絶えない。ある夜、激昂したキャルは、アダムが隠し続けて
「パラサイト 半地下の家族」第92回アカデミー賞で作品賞など最多の4部門で受賞した、韓国のポン・ジュノ監督による秀作父ギテク、母チュンスク、息子ギウ、娘ギジョンという4人家族は、ギテクが無職であることもあって貧しく、下半分が地下にある住居で暮らす。ギウは友人の大学生ミニョクから家庭教師の仕事を紹介される。仕事先は高台にある、IT企業の社長パク・ドンイクの一家の豪邸で、高校生の娘を教えることに。やがてパ
「屍人荘の殺人」今村昌弘さんのベストセラー小説を神木隆之介さん、浜辺美波さん、中村倫也さん共演で「仮面病棟」の木村ひさし監督が映画化神紅大学ミステリー愛好会の葉村と明智は学内の事件の謎を解く、自称“ホームズとワトソン”。だが、葉村はミステリー小説オタクなのに推理が当たらず、まるで明智の助手だった。そんな彼らの前に謎の女子大学生探偵・比留子が現われ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ち掛ける。部員宛
「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」沖縄にある美ら海水族館で実際に行なわれた世界初の人工尾びれプロジェクトを、同水族館の全面協力で前田哲監督が映画化。青年獣医の植村は世界最大級を誇る美ら海水族館で働くことに。海獣課に配属になった彼はイルカの餌になる魚のひれの切り落としやプールの掃除を一日中させられたり、たたき上げの先輩飼育員・比嘉と激しく対立したりと不満がたまる毎日を過ごす。ある日、バンドウ
「決算!忠臣蔵」『忠臣蔵』の物語を、“予算”という角度から読み解いた歴史学者・山本博文さんの著書を『殿、利息でござる!』の中村義洋監督が映画化幕府の重臣・吉良上野介に切りかかった赤穂藩主・浅野内匠頭は即日、切腹させられる。藩はお取り潰しになり、家老の大石は幼なじみの勘定方・矢頭に力を借りて残務整理の日々を過ごす。御家再興の道が閉ざされた彼らに残された希望は宿敵・吉良邸への討ち入りだが、討ち入りには費
「長いお別れ」直木賞作家・中島京子さんの実体験に基づく小説を『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野監督が映画化東家の父親・昇平の70歳の誕生日、母親・曜子に呼ばれ、結婚して米国で暮らす長女の麻里、独立して暮らす次女の芙美が集まった。そこで昇平が認知症であることを知らされた娘2人はショックを受ける。それから昇平と曜子、娘2人の生活が始まった。次第に記憶を失い、突飛な行動を起こす昇平に家族は翻弄されるが、一方で