映画レビュー一覧

「ヲタクに恋は難しい」

「ヲタクに恋は難しい」イラスト投稿サイトで連載された人気のWEB漫画を高畑充希さんと山崎賢人さんのW主演で「銀魂」シリーズの福田雄一監督が実写映画化26歳のOL・成海は転職先の会社で幼なじみの宏嵩と再会する。ルックスが良く仕事もできる彼は実は重度のゲームヲタクで、成海は漫画、アニメ、BLをこよなく愛する隠れ腐女子。2人は会社が終わると居酒屋でヲタ話に花を咲かせ、男を見る目がないと嘆く成海に宏嵩は“ヲタク同士

「私をくいとめて」

「私をくいとめて」「勝手にふるえてろ」の大九明子さんが監督・脚本を手がけ、芥川賞作家・綿矢りさの同名小説をのんさんと林遣都さん初共演で実写映画化30代に突入しておひとりさま生活もすっかり板につき、いまや脳内に住み着くもうひとりの自分とあれこれ対話しながら、毎日を生きるみつ子。そんなある日、みつ子は、彼女の勤め先の会社によく顔を出す年下のイケメン営業マン、多田くんと、地元の駅前で偶然出会い、彼が近所に

やっと秋らしくなってきた

 昨日から朝晩の最低気温が16℃ぐらいになり、やっと秋らしくなってきた。今までは肌掛けでよかったが、布団も代えた。(私が代えたのではなく、正確には妻にやりかえてもらったのだが・・・) 入口階段にある萩も花を咲かせている。ローズヒップも赤く色づき出してきた。このバラは安曇野という私の好きなバラだ。四季咲きと違い、一季咲きのバラは剪定しないのでこの季節になると実が色づいてくる。冬には小鳥たちが食べにやっ

「種まく旅人~華蓮のかがやき~」

「種まく旅人~華蓮のかがやき~」農業や漁業など、なくてはならない仕事ながら空洞化が進む日本の第1次産業。そんな職業に携わる人々の苦労や喜び、あるいは業界の抱える問題などを描いた「種まく旅人」シリーズ第4作。今回は石川県金沢市の伝統野菜“加賀れんこん”を取り上げ、後継者不足に悩む栽培農家の苦悩を描く。栗山千明が第2作に続いて農林水産省職員の神野恵子に扮し、主演を務めた。重いテーマの一方、職業の一つとして

「プラダを着た悪魔」

「プラダを着た悪魔」実際に「ヴォーグ」誌で働いた経験を持つL・ワイズバーガーの同名ベストセラーを映画化。タイトルのプラダをはじめ、シャネル、ドルチェ&ガッバーナなど画面を彩る充実したブランドのアイテムも魅力的。ジャーナリストを目指してNYへやって来た女性、アンディ。軽い気持ちで先端ファッション誌「RUNWAY」のカリスマ編集長、ミランダ・プリーストリーのアシスタントを志望して面接を受けて合格。だがミランダ

「サマーフィルムにのって」

「サマーフィルムにのって」元乃木坂46の伊藤万理華さん主演時代劇オタクの女子高生のヒロインを爽やかな魅力満点に好演!恋と友情、さらには時代劇やSFなど、多彩な要素をちりばめた珠玉の青春映画。時代劇オタクの女子高生ハダシは、同じ映画部に所属してはいるが、キラキラ恋愛映画ばかりに熱中するほかの連中には一向になじめずにいた。そんなある日、時代劇を見に行った映画館で彼女はひとりのイケメン男子を発見。その名

「映画 太陽の子」

「映画 太陽の子」2020年8月15日にNHK総合テレビで“国際共同制作 特集ドラマ”として放送された日米合作ドラマを、異なる視点と結末を加えて再編集した劇場版。1945年の夏。京都帝国大学・物理学研究室で働く若き科学者の修と同僚の研究員たちは、軍の密命を受けて原子爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々が続く中、建物疎開で家を失った幼なじみの世津が修の家の離れに居候する。時を同じくして、軍人となった修の弟

「ファーストラヴ」

「ファーストラヴ」人気作家・島本の第159回直木賞受賞作を「人魚の眠る家」の堤幸彦監督が映画化。芳根京子演じる大学生の環菜と北川演じる公認心理師の由紀が拘置所で接見するのが前半のメインで、北川と芳根の息詰まる心理演技がじりじりとさせる。それと並行して描かれるのが由紀の過去で、環菜と由紀が次第にシンクロしていく展開が見もの。そして、後半は環菜の裁判がメインとなり、明かされる事件の意外な真相にも驚かされ

「老後の資金がありません!」

「老後の資金がありません!」垣谷美雨さんの同名ベストセラー小説を天海祐希さんら豪華キャスト共演で前田哲監督が映画化!主婦の篤子は、家計は妻に任せきりの夫・章の給料と、自分がパートで稼いだお金をやり繰りし、フリーターの娘・まゆみと大学4年生の息子・勇人を育て上げてきた。ある日、入院していた義父が亡くなり、章の妹・志津子から喪主の役割を押し付けられ、葬儀代400万円近くを支払う。さらに、まゆみが結婚相手を

「ホノカアボーイ」

「ホノカアボーイ」作家・吉田玲雄の同名原作を映画化したハートウォーミング・ストーリーハワイ島に実在する町ホノカアを舞台に、町の映画館で映写技師として働くことになった青年と、そこに暮らす人々の人間模様がつづられる。米国で映画の勉強をしていた日本人青年レオは、雑念から逃れるようにハワイ島北部の小さな村ホノカアへとやって来た。村唯一の映画館で映写技師助手として働きだした彼は、あるとき日系の老婦人ビーさん

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