「こどもしょくどう」
「こどもしょくどう」
「爆心 長崎の空」の日向寺太郎監督が、
子ども食堂を題材に、現代社会の貧困問題を
子どもの目線から捉えた人間ドラマ。
食堂を営む両親と健やかに暮らす小学5年生のユウト。
彼と両親は、母子家庭の母親に育児放棄され、
学校でいじめにも遭っている幼なじみのタカシを心配し、
たびたび夕食に招いていた。
ある日、ユウトとタカシは河原で父親と車中生活を送る姉妹に出会う。
彼女たちの境遇を見かねたユウトは姉妹を自分の家に連れて行き、
両親に食事を出すよう頼む。
だが姉妹の幼い妹が素直に喜ぶ一方、
姉のミチルは施しを受けることにためらい……。
制作年/2019
内容時間/93分
監督/日向寺太郎
脚本/足立紳
脚本/山口智之
撮影/鈴木達夫
音楽/Castle in the Air
(CAST)
高野ユウト/藤本哉汰
木下ミチル/鈴木梨央
大山タカシ/浅川蓮
木下ヒカル/古川凛
高野ミサ/田中千空
木下次郎/降谷建志
木下朋美/石田ひかり
高野佳子/常盤貴子
高野作郎/吉岡秀隆
映画「こどもしょくどう」を観たのは4月16日なんですが
その頃緊急事態宣言が出され
映画のように行き場のない子ども達を支援している
実際の『子ども食堂』も閉めることになり
子ども達の支援が出来なくなっているとのこと
そのニュースを見たら映画を観ての感想が一言も書けなくて
現実に沢山のミチルがいて困っていると思うと・・・
新型コロナの影響であらゆる面で困窮している方々がいて
私自身も3ヶ月仕事を休んだのでその間の収入は無し・・・
ただ明日にも全国の緊急事態宣言が解除されるようなので
感染症対策をしながら私も6月から仕事に復帰します
映画での高野夫妻のようにはいきませんが
私が出来ることをやれたらいいかな!?と
まずはレッスンに来る子ども達に
安心して過ごせる場を提供できればなと思っています
映画の内容は
父親と車中生活をしながらも健気に生きているミチルたち姉妹
そのミチルに偶然出会ったユウトが2人のことを気に留めるようになり
自分の家(食堂)に2人を連れていき(タカシも)食事を提供する
高野夫妻はタカシやミチル達の世話をしたことがきっかけで
その後子ども達を支援する『こどもしょくどう』を開く
ミチル役の鈴木梨央さんをはじめ
子役のみなさんのナチュラルな演技が素晴らしかった
ユウトを演じた藤本哉汰さんが戸惑いながらも
ぶっきらぼうにみせる思いやりに感涙(T_T)
ミチルたちに出会ったことでタカシも一歩踏み出せたかな!?
全体的には辛い内容でしたがラストに救われました