バラの接ぎ木

 



 1月は福山市内の数か所で、市によるバラの接ぎ木講習会が開催される。私も近くの公民館で開催される講習会に毎年参加している。だが今年は新型コロナの影響で、数時間も人の中で過ごしたくない。そこで福山市に連絡をして台木のみを分けてくれるようにお願いしていた。


 数日後に講習会がコロナにより中止になったとの連絡があった。講習会は事前予約ではないので中止を知らない人が来るかもしれない。だから当日は会場に市の方が来られるとのことであった。台木を持って行くので受け取りに1時に来てくださいとのこと。


 台木は5本1組になっている。2組10本の台木を受け取った。金額は1000円。その日の夕方に穂木にするバラを水揚げした。


 翌日、5種類10本のバラを接いだ。要領は割った台木に削いだ穂木を差し込む。その時にお互いの形成層を合わせることだ。そして普通の接ぎ木テープでしっかりと固定する。


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 病気と乾燥防止に接ぎ木専用テープのメデールで覆う。この時にしっかりと薄く伸ばして覆うこと。そうすれば新芽がメデールを突き破って芽を出す。


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 赤玉小粒のみでポットに植え付ける。名前が分からなくなるので名札は忘れないこと。そしてバケツや容器に水を張りポットの下から水を吸わせる。1か月以上水やりをしないのでたっぷりと吸わせる。


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 水を切ったら透明の深い衣装ケースに入れる。


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 乾燥しないように蓋をして家の中で保管する。上手くいけば1か月後には芽が出てくる。年を取ると集中力が無くなり、細かい作業も難しくなってくる。そのせいか最近は成功率が悪くなり、去年は半分の5本だけが成功した。今年はどうかな?


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 リビングに入れると早速オーガニーがケースの上に昇ってきた。毎年のことなので上には板を置いている。オーガニーの後、ノワール、ルネが上がっていた。新しい物に直ぐに興味を示す。


 にゃんだろう?


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