「吉祥天女」


「吉祥天女」


「富江 tomie」などの及川中監督が、
「ラヴァーズ・キス」に続いて吉田秋生原作に挑んだ青春スリラー。
“天女の羽衣伝説”をモチーフに、
ある名家に生まれた美少女・小夜子をめぐる愛憎劇と、
過去と現在で起きる悲劇を描く。





昭和45年。金沢のとある高校に、
大地主である叶家の娘・小夜子が転校して来る。
幼いころ親戚に預けられた彼女は、
建設会社社長の息子・暁との縁談話のため戻ってきたのだ。
妖しいまでの美貌を持つ小夜子は
またたく間に周囲の人間たちを惑わしていく。
彼女の同級生で、暁の弟でもある涼もまた小夜子に惹かれていたが、
兄のことから彼女に冷たく当たってしまう。
一方、同じく同級生の由似子は小夜子を慕い、友情を育むのだが…。


制作年/2007
内容時間/117分

監督/及川中
脚本/及川中
撮影/柳田裕男
音楽/神津裕之

(CAST)
叶小夜子/鈴木杏
麻井由似子/本仮屋ユイカ
遠野涼/勝地涼
麻井鷹子/市川実日子
遠野暁/深水元基
小川雪政/津田寛治
叶浮子/国分佐智子
遠野一郎/嶋田久作
叶あき/江波杏子


実は私、吉田秋生さんの大ファンなので
もちろん「吉祥天女」も読んでいます
「吉祥天女」が映画化されたことは知っていたのですが
上映当時、私の住む地域での上映がなく(記憶は曖昧ですが…たぶん)
WOWOWでの放送でやっと観ることができました

ファン目線で申し上げると…これって吉田秋生さんの『吉祥天女』!?
なぜかというと、キャスティングがいまひとつで…
まずは小夜子役の鈴木杏さん、大好きな女優さんですが
私の思い描いていた小夜子のイメージと違うんですよ
小夜子の切れ長の妖艶な流し目?
目がくりっとした鈴木杏さんは由似子役の方がよかったかな
ただし、遠野涼役の勝地涼さんと
由似子役の本仮屋ユイカさんはよかったです
そういえば由似子のお兄さんがお姉さんに!?
市川実日子さん演じる鷹子になっていた
鷹子お姉さん雰囲気は合っていました(^_^)v

もうひとつファン目線で言わせてもらえば
脚本どうしてこうなったの?
エンディングは原作通りでいって欲しかった!
あれでは小夜子の魅力が伝わらない
涼のイメージも中途半端になった感が拭えない
二人の最後のシーンを変えた意図は何なんでしょう?

タラタラ文句ばかりでスミマセン
でも原作漫画を読んでいなければ
鈴木杏さんの新たな魅力を発見できたので
この内容でも全然OK(^_^)v

[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com