「大コメ騒動」
「大コメ騒動」
1918年(大正7年)に富山県の貧しい漁師町で起こった米騒動で、
中心となった“おかか”たちにスポットを当てて映画化
3人の子どもを持つおかかで、米俵を浜へ担ぎ運ぶ仲仕として働くいとは、
17歳で漁師・利夫のもとに嫁いできた。
ある日、米の価格の高騰に頭を悩ますおかかたちは、
リーダー的な清んさのおばばと米の積み出し阻止を試みるも失敗してしまう。
だがその騒動は地元の新聞に“細民海岸に喧噪す”と報じられ、
さらに大阪の新聞社が陳情するおかかたちを“女一揆”として
大きく書き立てたことから、やがて騒動が全国に広がっていく。
制作年/2021
内容時間/107分
監督/本木克英
脚本/谷本佳織
撮影/南野保彦
音楽/田中拓人
(CAST)
松浦いと/井上真央
松浦利夫/三浦貴大
松浦タキ/夏木マリ
尾上公作/立川志の輔
水野源蔵/吹越満
黒岩仙太郎/石橋蓮司
清んさのおばば/室井滋
いと役の井上真央さんの演技が素晴らしかった!
コメの高騰で日々の食事もままならず
どんどん痩せていき眼だけギラギラさせ
鬼気迫る演技は本当にそこで生きている“おかか”そのもの
いとだけでなく、おばば役の室井滋を含めた“おかか”たちも
みなさん本当に凄かったです
実際に起った米騒動を題材にした映画ということもあり
より心に突き刺さりました
タキ役の夏木マリさんの存在感にも圧倒されました
“おかか”たちがメインの映画なので
男性陣は女性陣に少々押され気味!?
その男性陣のひとり、三浦貴大さんが演じた利夫に一言
“もっと早く帰って来んかい!!”