「ヴァンゲリス、そしてイタキへの旅」


「ヴァンゲリス、そしてイタキへの旅」(2013)


数々の音楽で映画史に、そしてロック史に
大きくその名を刻んだヴァンゲリス。
彼のスタジオにもカメラが入り、
創作の源を探求するドキュメンタリー!





感動的なメインテーマで知られる『炎のランナー』をはじめ
『ブレードランナー』『1492 コロンブス』『南極物語』など
数々の映画の音楽を手掛け、『炎のランナー』では
アカデミー作曲賞に輝いた作曲家でシンセサイザー奏者のヴァンゲリス。
惜しくも2022年5月17日に亡くなった彼の音楽と人間像に迫る
ドキュメンタリーを放送・配信する。
(WOWOWにて2月24日に再放送予定)
映画音楽に加え、舞台音楽やNASAの探査プロジェクトに触発された作品、
オリンピックやFIFAワールドカップの音楽など幅広い分野で活躍し、
プログレッシブ・ロックのレジェンドとしても知られる
ヴァンゲリスの音楽はどのようにして生まれたのか。
ギリシャにある彼のスタジオでの様子や本人のインタビューはもちろん、
コラボレートした映画監督、共作を数多く発表した
イエスのジョン・アンダーソン、
共演した世界的ソプラノ歌手のジェシー・ノーマンと
キャスリーン・バトルらのインタビューなど、
見応えたっぷりの音楽ドキュメンタリーだ。



原題/「Vangelis And The Journey To Ithaka」
制作年/2013年

監督/トニー・パーマー
音楽/ヴァンゲリス

(出演)
ヴァンゲリス
ヒュー・ハドソン(「炎のランナー」)
リドリー・スコット(「ブレードランナー」「1492 コロンブス」)
ロマン・ポランスキー(「赤い航路」)
オリヴァー・ストーン(「アレキサンダー」)
ジョン・アンダーソン(YES) 他


私は『炎のランナー』を観てヴァンゲリスの音楽にひと聴き惚れしました♪
映画の内容ももちろん面白かったのですが
音楽が本当に素晴らしくメインテーマは耳タコ?になるほど聴いた(笑)

「ヴァンゲリス、そしてイタキへの旅」では
ヴァンゲリスが音楽をどのように生みだしているのかが垣間見れる
(作曲ではなく、正しく“生み出して”いました)
楽譜が読めない(書けない)ので作曲はシンセサイザーを演奏しながら
彼の指先から流れるように生み出されていく
なので私が持っているヴァンゲルスのピアノ譜は
採譜専門の女性が演奏家のために採譜した楽譜でした

ヴァンゲリスはまるで現代版モーツアルトのよう!
映像を観て=音楽が現れる!奇跡のような作曲法です
※余談ですが、私は幼い頃からピアノを習い今も弾き続けていますが
楽譜がないと何も弾けない病に罹患!?(笑)
作曲や編曲の際も楽譜に書かないとダメ人間なんです^^;

ヴァンゲルスだけでなく、音楽を専門で学んでない優れた音楽家は多い!
『ビートルズ』の4人も楽譜は読めませんが数々の名曲を生みだし
音楽界に革命をもたらしました

ヴァンゲリスの凄いところは音楽だけでなく
画家としても素晴らしい作品を多く残していること
生まれつきの芸術家ですね
自身が感じたことは全て音楽や絵画で表現でき
その全てが宝物のような名作揃い!本当に凄すぎです!

映画の冒頭とエンディングで挿入されていた
アテネのゼウス神殿で催されたライブイベント「Mythodea」は圧巻でした
キャスリーン・バトルやジェシー・ノーマンの参加にもビックリ!
「MYTHODEA~ミュージック・フォー・ザ・NASA ミッション:2001 マーズ・オデッセイ」
↑上記のタイトルで2005年にDVD化され発売されています

「ヴァンゲリス、そしてイタキへの旅」
最初から最後までとても興味深く観ました
秀作ドキュメント面白かったです

[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com