「オートクチュール」


「オートクチュール」


世界屈指の高級ファッションブランド〈ディオール〉のアトリエを舞台に、
まるで好対照な2人の女性の意外な交流を、
N・バイ&L・クードリの共演で爽やかに描いた感動作。





世界屈指の高級ブランド〈ディオール〉のアトリエの責任者のエステル。
高級仕立服の縫製を長年手掛けてきた彼女だったが、
次のコレクションを最後に、お針子の仕事から引退することが決まっていた。
そんなある日、彼女は、地下鉄の通路でハンドバッグを引っ手繰られてしまう。
後日、バッグを彼女に返しに現われたのは、移民2世の不良少女ジャド。
指先が器用そうなジャドを見たエステルは、
アトリエで働かないかと彼女を誘う。



原題/Haute couture
制作年/2021
制作国/フランス
内容時間/101分

監督/シルヴィ・オハヨン
製作/オリヴィエ・P・カーン
脚本/シルヴィ・オハヨン
撮影/ジョルジュ・ルシャプトワ
音楽/パスカル・ランガニュ


(CAST)
エステル/ナタリー・バイ
ジャド/リナ・クードリ
ミュミュ/クロチルド・クロ
カトリーヌ/パスカル・アルビロ
アンドレ/クロード・ペロン


ディオール・コレクションの縫製を手掛ける
そのお針子達のアトリエが主に描かれているのだが
その背景には移民問題、人種差別、家族の問題(ヤングケアラー?)
様々な要素が絡まり単なるファッション映画ではなかった
やや社会派よりの映画?
フランスの上流階級と低層で生きる人々との格差
嫉妬や妬みによる虐めや嫌がらせ(パワハラ?)等々

エステルとジャドの口喧嘩にはうんざりでしたが
エステルがそれでもジャドに歩み寄り
自分の持てる技術を伝えていく
ジャドはそんなエステルに次第に心を開き信頼を寄せていく
ステキな映画でした

それにしても裁縫のシーンは本当に素晴らしかった
ディオールの幻のドレスや貴重なスケッチ画など
シルクやレースのドレスを縫うシーンを見られただけでも
本作「オートクチュール」を観て大正解!

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