「サムライせんせい」


「サムライせんせい」


平成の世にタイムスリップした土佐藩の志士・武市半平太が、
学習塾で“サムライせんせい”として慕われることに。
人気コミックを市原隼人主演で映画化したコメディ。


サムライせんせい


幕末の土佐藩。
獄中の身にあった土佐勤王党盟主・武市半平太は、
気が付くと見知らぬ場所にいた。
立ち並ぶ巨大な建物や牛馬もなしに走る車に驚く彼は、
学習塾を営む老人・佐伯と出会い、その家に居候することに。
やがて半平太は、ここが高知県と名を変えた、
彼にとっては未来の土佐であることを知る。
侍姿のまま佐伯の塾を手伝うことになった半平太だが、
そんなある日、彼の前に楢崎と名乗るジャーナリストが現われて…。



制作年/2018
内容時間/94分

監督/渡辺一志
脚本/渡辺一志
撮影監督/岡田主


(キャスト)
武市半平太/市原隼人
楢崎梅太郎(坂本龍馬)/忍成修吾
佐伯寅之助/押田岳
サチコ/武イリヤ
後藤象二郎/西村雄正
岡田以蔵/松川尚瑠輝
武市冨/奥菜恵
佐伯/橋爪功


黒江S介の原作コミックは未読ですが
サムライがタイムスリップする物語
『ちょんまげ頭に着物で颯爽闊歩するぼくらの先生は、お侍。
なぜだか分からないけど、幕末からやってきたらしい?
見慣れぬ文明に右往左往する先生は、町の皆さんの好奇の目に晒されて…』
この手の映画大好きなんです♡
2015年には錦戸亮さん主演でドラマ化もされています!
ドラマももちろん観ましたよ~!

映画「サムライせんせい」では
主人公・武市半平太を市原隼人さんが演じていますが
融通の利かない生真面目な半平太役は市原さんの方が合っていたかも
錦戸亮さんのゆる~い半平太も良かったけどね
ドラマと映画では設定が違ったのでどちらもOK!
お二人とも良かったです♡

歴史上の実在した人物なので
ラストは分かっていて…切ないね(T_T)
でもその切なさも含めて
コメディーとしても面白く描かれていました

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「砂の女」


「砂の女」


安部公房の代表作の一つである同名小説を
勅使河原宏監督がスタイリッシュに映画化。
第17回カンヌ国際映画祭審査員特別賞ほか、
国内外で数々の賞に輝いた傑作前衛映画。

安部が1962年に書き下ろしの長編小説として発表し、
現代日本文学の傑作というにとどまらず、
各国でも翻訳刊行されて20世紀を代表する前衛文学の古典として
今日高く評価されている「砂の女」。
これを、先にやはり安部の原作をもとに「おとし穴」で
長編劇映画監督デビューを飾った勅使河原監督がスタイリッシュに映画化。
主演の岡田英次と岸田今日子の息詰まる競演に加え、
音楽に武満徹、タイトルデザインに粟津潔など、
才気に満ちた一流の芸術家たちが集結し、
実験的な前衛映画の傑作がここに誕生した。
~『WOWOW』より~





夏のある日、昆虫採集のため、とある砂丘地帯を訪れたひとりの教師。
日が暮れて帰りのバスもなくなった彼は、
村人たちの案内で、近くの民家で一夜を明かすことに。
その家はまるで蟻地獄のように砂に埋もれた穴の底にあり、
縄ばしごを伝ってそこに降り立った教師は、
絶えず降り積もる砂をかき出すため、忙しく立ち働くひとりの女性と出会う。
翌日、教師はいざ帰ろうにも帰れず、
自分が砂かきのため、穴に閉じ込められたことを知る。


制作年/1964
内容時間/147分

監督/勅使河原宏
脚本/安部公房
撮影/瀬川浩
音楽/武満徹


(キャスト)
男/岡田英次
女/岸田今日子
村の老人/三井弘次
村人/観世栄夫
村人/矢野宣


1964年の作品なのでリアルタイムでは観ていませんが
昔TV放送でみたのか映画の紹介番組で見たのか?
映画「砂の女」の存在は知っていました

安部公房著作だと知ったのはNHK・Eテレの番組
『100分de名著』の安部公房(2022年6月放送)の作品紹介で知りました
哲学的な深い内容だった記憶があり映画も観てみたい!と思っていたら
WOWOWの安部公房特集で放送されたので観ることができました(^_^)v
古い作品なので観ることは無理だと諦めていたのですが
WOWOWさんに感謝ですm(_ _)m

決して声を大にして面白いとは言えないのですが
とてもシュールで、哲学的&芸術的な作品でした
映像が白黒だったのもよかったです
カラーだと生々しすぎたかも!?

原作・安部公房、監督・勅使河原宏、音楽・武満徹
往年の日本映画ファンには堪らないですね

ちなみに原作「砂の女」は映画を観る前に興味深く読ませていただきました
勅使河原宏監督作品は『ガウディー』のドキュメンタリーで感銘をうけ
武満徹さんの音楽の美しさに魅せられた一人でもあります
なので私にとっても「砂の女」を観ることができたのはホント良かったです

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