「蜜蜂と遠雷」


「蜜蜂と遠雷」


第156回直木賞と第14回本屋大賞に輝いた、
恩田陸さんの同名小説を映画化。

ある国際コンクールに挑んだピアニストたちの内面と苦悩に迫る





3年に1度開かれ、若手ピアニストの登竜門となっている
芳ヶ江国際ピアノコンクール。
かつて天才少女と呼ばれて将来を嘱望されたが
7年前、母親の死をきっかけに表舞台から消えた亜夜は、
このコンクールに再起を懸ける。
その一方、岩手の楽器店で働きながら
これを最後のコンクール出場と決めたサラリーマン高島、
幼少のころ、亜夜とともにピアノを学んだ、
優勝の本命との呼び声が高いマサルらも大きな決意を胸に出場していて…。



制作年/2019
内容時間/120分

監督/石川慶
原作/恩田陸
脚本/石川慶
撮影/ピオトル・ニエミイスキ
劇中音楽/篠田大介

コンクール用作曲架空課題曲/「春と修羅」作曲:藤倉大

【ピアノ演奏】
河村尚子(栄伝亜夜)
福間洸太朗(高島明石)
金子三勇士(マサル・カルロス・レヴィ・アナトール)
藤田真央(風間塵)
オーケストラ演奏:東京フィルハーモニー交響楽団(指揮:円光寺雅彦)

(CAST)
栄伝亜夜/松岡茉優
高島明石/松坂桃李
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール/森崎ウィン
風間塵/鈴鹿央士
ジェニファ・チャン/福島リラ
ナサニエル・シルヴァーバーグ/アンジェイ・ヒラ
嵯峨三枝子/斉藤由貴
小野寺昌幸/鹿賀丈史
高島満智子/臼田あさ美
仁科雅美 /ブルゾンちえみ
ピアノ調律師/眞島秀和
クロークの女性/片桐はいり
菱沼忠明/光石研
田久保寛/平田満


恩田陸さんの原作小説『蜂蜜と遠雷』を読み
コンクールで演奏されるピアノ曲の音楽描写に圧倒されました
小説だからこそ表現出来た繊細で美しい言の葉が奏でる響き
その音楽描写を実際の映像でどう表現するのか!?
実はあまり期待せずに映画を観ました
恩田陸さんの美しい音楽描写を実写化するのは無理なのでは・・・
実際映画を観ても私が小説を読んでイメージした世界と少々異なり
でも私の感じたイメージなんてどうでもいい!と思わせてくれるほど
映画「蜂蜜と遠雷」でのコンクールのピアノ演奏シーンが凄かった
(4人のピアニストが主要コンテスタント4人の演奏を担当)
4人とも本当に素晴らしい演奏でそれが聴けただけでも観てよかったです
小説とは違う「蜂蜜と遠雷」を楽しめました(^^) 

コンテスタント役の4人、ナイスキャスティング!
中でも風間塵役の鈴鹿央士さんは本当に塵が存在している!?
天然の天才!?塵を見事に演じていました
鈴鹿央士さんは正しく蜂蜜王子でしたね

過去のトラウマから抜け出せずにいる栄伝亜夜役の松岡茉優さん
その内面の揺れ動く心理描写を見事に演じきり
ラストシーンでのトラウマから抜け出せた亜夜に思わず拍手!

森崎ウィンさんと松坂桃李さんは
最初の登場シーンでは私のイメージと少々違っていましたが
松坂さんカッコよすぎてサラリーマンに見えず・・・^^;
森崎ウィンさんはピアニストというよりはスポーツ選手!?
でも2人とも物語が進んでいくうちにしっかりと
松坂さんは高島に、森崎さんはマサルになっていました

本編の内容とはあまり関係ないけど・・・
クロークの女性役の片桐はいりさん、すごい存在感で(笑)
もしかしたら映画の中で一番印象に残っているかも!?
片桐はいりさんの存在感には誰もかなわない!?

映画「蜂蜜と遠雷」面白かったです♪


[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com