「朝が来る」


「朝が来る」


辻村深月さんによる同名小説を、
永作博美さん、井浦新さんをキャストに迎え
河瀬直美監督が映画化。





一度は子どもを持つことを諦めた夫婦、清和と佐都子は
特別養子縁組の制度を知って男児を養子に迎え、朝斗と名付ける。
6年後、佐都子たちは朝斗の成長を楽しみにして暮らすが突然、
朝斗の産みの親のひかりだと名乗る女性から電話がかかる。
そして彼女は“子どもを返すか金をくれ”と主張。
佐都子たちは6年前に14歳のひかりと会っていたが、
なぜ今になってそんなことを言うのか。
また、電話のひかりは本当に彼女自身なのか…。



制作年/2020
内容時間/140分

監督/河瀬直美
脚本/河瀬直美
共同脚本/高橋泉
撮影/月永雄太
撮影/榊原直記
音楽/小瀬村晶
音楽/アン・トン・タッ

(CAST)
栗原佐都子/永作博美
栗原清和/井浦新
片倉ひかり/蒔田彩珠
浅見静恵/浅田美代子
栗原朝斗/佐藤令旺
麻生巧/田中偉登
片倉貴子/中島ひろ子
片倉勝/平原テツ
片倉美咲/駒井蓮


辻村深月さんの原作を読み
安田成美さんが出演したTVドラマ版も観ました
映画「朝が来る」では原作やドラマで描かれていたシーンを
尺の関係でかなりカットしていましたが
(確かに2時間では全ては描けませんものね)
でもちゃんと「朝が来る」の世界観を損なわず描かれており
河瀬直美監督流石です!

本作は養子縁組を軸にした物語でしたが
その背景には様々な困難や苦しみ、問題が内包されており
でもその問題に正面から向き合い一歩ずつ歩んでいった栗原夫妻
その栗原夫妻に授かったばかりの子を養子に出さざる得なかったひかる
ひかるの戸惑い、悲しみ、むなしさ、諦めなど、その難しい心情表現を
ひかりを演じた蒔田彩珠さんが繊細な演技力で見事に演じており
本当に素晴らしかったです
そして、栗原夫妻を演じた永作博美さんと井浦新さんも嵌まり役でした

佐藤令旺くんが演じた朝斗が広島のお母ちゃんにかけた一言
そのラストシーンで涙腺崩壊(T_T)


[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com