「式日」
当時「平成ガメラ」3部作で新進女優として注目を集めていた藤谷が、
十代のときに書き上げた短編小説を、庵野監督が翻案して実写映画化。
現実世界から遊離した空想の世界に生きる
不思議なヒロインを藤谷自身が演じる一方、
彼女と行動をともにするカントク役には
人気映画監督の岩井俊二が抜擢されて、独特の演技と存在感を披露。
あのスタジオジブリの第2レーベルとして設立された
スタジオカジノの第1回作品として、鈴木敏夫のプロデュースの下
発表された本作は、第13回東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞に輝いた。
～WOWOWより～
映画監督として成功を収めたもののその後創作意欲を失い、
スランプに陥ったカントク。久々に郷里に帰省した彼は、
その地で、風変わりな雰囲気の若い女性と出会う。
彼女は「明日は何の日か知ってる？
明日は私の誕生日なの」と、うわごとのようにひとりでしゃべり、
毎日、自殺ごっこめいた奇妙な儀式を続けていた。
好奇心をそそられて彼女と行動をともにするうち、
カントクは次第にその奥に潜む彼女の真の姿を知るようになる。
制作年／2000
内容時間／128分
監督／庵野秀明
原作／藤谷文子
脚本／庵野秀明
撮影／長田勇市
音楽／加古隆
（CAST)
男・カントク／岩井俊二
彼女／藤谷文子
自転車の男／村上淳
男の声／松尾スズキ
女の声／林原めぐみ
彼女の母親／大竹しのぶ
庵野監督作品に岩井俊二さんが主演！
自称・岩井俊二大好き人間の私としては
これは観るしかなですよね～！！
でも「式日」の存在すら知らなかった私って…(T_T)
岩井監督ではなく俳優・岩井俊二は予想外で（言い訳）
庵野監督作品も大好きなので
たまたま「式日」を観たら岩井さん主演でビックリした次第です^^;
原作がガメラの藤谷文子さんということで“さらにビックリ！”
藤谷さんと言えば「ガメラ 大怪獣空中決戦」のヒロイン・草薙浅黄
「ガメラ2・レギオン襲来」「ガメラ3・邪神（イリス）覚醒」にも出演！
私の中ではガメラの少女で止まっていた…
「式日」の原作は読んでいませんが
藤谷さん演じる彼女の不可解な行動は
母親からの影響が強く感じられました
ラストに大竹しのぶさん演じる母親とのシーン後の彼女が
何らかの束縛から解き放たれたように感じました
ちなみに映画の中でも岩井俊二さんはカントク役でした
俳優・岩井俊二さんもよかったです～♡
でもやはり私としては“映画監督・岩井俊二”
岩井監督の「キリエのうた」を観たばかりですが
新作映画への期待の方が大きいです！！
次回作も楽しみです（庵野監督作品も楽しみ）